9.11と3.11を連動させて振り返るテレビ番組が週末続いた。残念ながらどれも見ることが出来なかったが、自分なりに考えてみた。
世界の警察を自認する巨大国家米国の中心都市を狙ったテロ事件として9.11は世界の注目を浴びた。被害の規模を死傷者の数や被害面積の広さで比較しても仕方がないが、9.11は東日本大震災の広範囲に渡るとてつもない被害とは比べようも無い。それでもアメリカ国民は今もなお当時の傷がいえていない。そんな風に見える戦争行動を取り続けている。だが、そもそもアメリカを狙ったテロがなぜ発生してしまったのか、そこを注視しない限りアメリカの傷はいえない。
自分の命を捨ててでも晴らしたいと思わせる、そんな一生忘れることができない「恨み」をアメリカは国家は政策として実行する軍事行動の中で世界中にばらまいてきた。
その結果起きてしまった9.11テロの中で見せた英雄行為がいかに自国愛に満ちたものであっても、その物語の帰結として、だから銃を持ち無人の戦闘機を操ってテロを起こした連中が住む隠れ家国家を根こそぎ破壊しようというのでは世界の人々は納得しないし、そもそもアメリカ国民自身の良心が蝕まれて行くだけだ。「恨み」の連鎖は拡大こそすれ小さくなって消えて行くことはない。
一方、3.11は今もって多くの方々が苦しんでおられる被災の最中であるし、とてつもない規模の被害であったために簡単にくくって評価することはできないが、9.11とは逆に恐ろしい被害の底辺に「思いやり」や「恩返し」「助けあい」という、暖かな言葉を見つけることができる。原発事故とそれに伴う原発への敵視こそあれ、そこに生活の糧を求める方々が多くいることにも理解が進んだ。世界の多くから寄せられた義援金への感謝の気持ちは、きっと忘れないだろう。
9.11も3.11も悲劇の現場に近い位置に目を転じると、社会の根幹がただ一人の人間であるというより「家族」という共同体であることに気がつく。「家族」が危険にさらされ「家族」が苦しみ、「家族」が再生を求めて未来に向かって歩き出している。自分は五体満足で健康だが「家族」が欠けてしまったことで、社会復帰がすぐにできない心の傷を負ってしまった方も多い。
地域も国も、その根幹に「家族」がある。西洋型の思想にのっとって生まれた世界の法や社会通念は「個人」の尊厳を中心に考えられてきた。極端に進んだ個人主義も生んでいる。だが「家族」が根幹であると考えて社会を見直すと、また違った見方ができるのではないだろうか。思いやりに対する感謝の気持ち、「ありがとう」が「家族」を支え強くして、それが地域を強くし、国を強くする。3.11の悲しい出来事がより鮮明にそのことを教えてくれた。社会はもっともっと家族を大事にしなければいけない。「家族」とは何かをもっと深く考えなければいけない。と、私は自分に向かって、言わなければいけない。(三)
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製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
世界の警察を自認する巨大国家米国の中心都市を狙ったテロ事件として9.11は世界の注目を浴びた。被害の規模を死傷者の数や被害面積の広さで比較しても仕方がないが、9.11は東日本大震災の広範囲に渡るとてつもない被害とは比べようも無い。それでもアメリカ国民は今もなお当時の傷がいえていない。そんな風に見える戦争行動を取り続けている。だが、そもそもアメリカを狙ったテロがなぜ発生してしまったのか、そこを注視しない限りアメリカの傷はいえない。
自分の命を捨ててでも晴らしたいと思わせる、そんな一生忘れることができない「恨み」をアメリカは国家は政策として実行する軍事行動の中で世界中にばらまいてきた。
その結果起きてしまった9.11テロの中で見せた英雄行為がいかに自国愛に満ちたものであっても、その物語の帰結として、だから銃を持ち無人の戦闘機を操ってテロを起こした連中が住む隠れ家国家を根こそぎ破壊しようというのでは世界の人々は納得しないし、そもそもアメリカ国民自身の良心が蝕まれて行くだけだ。「恨み」の連鎖は拡大こそすれ小さくなって消えて行くことはない。
一方、3.11は今もって多くの方々が苦しんでおられる被災の最中であるし、とてつもない規模の被害であったために簡単にくくって評価することはできないが、9.11とは逆に恐ろしい被害の底辺に「思いやり」や「恩返し」「助けあい」という、暖かな言葉を見つけることができる。原発事故とそれに伴う原発への敵視こそあれ、そこに生活の糧を求める方々が多くいることにも理解が進んだ。世界の多くから寄せられた義援金への感謝の気持ちは、きっと忘れないだろう。
9.11も3.11も悲劇の現場に近い位置に目を転じると、社会の根幹がただ一人の人間であるというより「家族」という共同体であることに気がつく。「家族」が危険にさらされ「家族」が苦しみ、「家族」が再生を求めて未来に向かって歩き出している。自分は五体満足で健康だが「家族」が欠けてしまったことで、社会復帰がすぐにできない心の傷を負ってしまった方も多い。
地域も国も、その根幹に「家族」がある。西洋型の思想にのっとって生まれた世界の法や社会通念は「個人」の尊厳を中心に考えられてきた。極端に進んだ個人主義も生んでいる。だが「家族」が根幹であると考えて社会を見直すと、また違った見方ができるのではないだろうか。思いやりに対する感謝の気持ち、「ありがとう」が「家族」を支え強くして、それが地域を強くし、国を強くする。3.11の悲しい出来事がより鮮明にそのことを教えてくれた。社会はもっともっと家族を大事にしなければいけない。「家族」とは何かをもっと深く考えなければいけない。と、私は自分に向かって、言わなければいけない。(三)
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