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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

不健康診断

2011-11-01 11:18:40 | 日記
 この季節になると毎年恒例の健康診断を受診している。健康診断を受けるとそろそろ今年も終盤になってきていることを実感するようになる。比較的健康のため病院に行くことも余り無く、健康診断は体の状態を知る上での重要な機会ではあるが、それだけに受診の際は何故か緊張してしまう。

 健康診断の前日は比較的早めに食事をすませる必要があり、当日は終了するまで、一切飲食は出来ない。まずこれがつらい。元々基礎代謝が高い体質のため、食事を取らないとすぐにエネルギー切れを起こしてしまう。不思議なもので、自分の意思で取らない場合はそれほどでは無くても、禁止されると余計につらく感じてしまう。エネルギーが足りていない状態をカバーするためか、健診当日の血圧は通常よりも低めになってしまう。

 健診項目の中でもいくつか苦手な検査があるが、やはり代表格は胃部X線検査である。バリウムはよく言われるほど苦手では無いが、発泡剤がかなりつらい。ゲップを我慢しきれず、飲み直したこともしばしばある。胃を膨らませるために必要なものではあるが、ゲップを我慢しながら前後に大きく傾く台の上で、体をグルグル回転させることは拷問に近い感覚である。

 次につらいのが肺機能検査。肺活量を調べるために、口にトイレットペーパーの芯の様な物を咥え、ギリギリまで吸い込んだ空気を一気に吹き出す。検査自体はそれほどつらいものではないが、これもよく失敗してやり直すことが多い。いくつかの検査機関で健康診断を受けたが、何故か肺機能検査の看護師さんは非常に威勢がいい。「は~い。吸って吸って吸って、も~っともっと吸って~。はい、吐いて吐いて最後まで吐いて~。」・・・。途中で吹き出してしまいやり直しになってしまう。

 聴力検査もやや苦手である。これは失敗するわけでは無いが、妙に不安な気分にされてしまう。薄暗く狭い防音室に入り、ヘッドホンから音が聞こえてる間はスイッチを入れる、聞こえないときはスイッチを外すという単純な検査である。防音室に入りヘッドホンをしていても、外からの雑音が耳に入り、イライラしてしまう。スイッチを押しているときも「あれ本当に自分は聞こえているのかな、聞こえている気がしているだけじゃないのかな?」などと検査をしていくに従って自分の感覚が無くなっていくような錯覚に陥ってしまう。

 健診項目がすべて終了し、緊張感、ストレスから解放されたときの安堵感は半端ない。多少極端ではあるが、健康診断に行くと体調がおかしくなるという人の気持ちも分かるような気がする。

 当日の検査では、概ね良好であったが、詳しい検査結果はまだ到着していない。さながら通知表をもらう前の小学生のような気分である。気分だけは若くても、そろそろ体にガタが来始める年齢。気軽に交換は出来ないので、少しでも長く使えるように、たまには油を差すようにしていきたいと思う。

(菊)


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