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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

自信が無い

2011-11-07 12:07:23 | 日記
 態度が大きいやつというのは親密にお付き合いしたいと思われない傾向があるが、何事にも自信がないやつというのはもっと寂しい扱いを受けるように思う。どんなことにも前向きである人間は本心あまり自信がなくても周囲からは自信があるように思われ、不思議と尊敬と親しみを寄せられるが、全てに自信が無くその上後ろ向きである人は周囲の同じような人達の共感を得て友人には事欠かないように見えるが深い所で尊敬されることがない。
 
 自信と経験は大きく関連している。経験が無いことに対して人は自信を持って対応することができない。ただ生きているだけのように見えても年を取っていくということはそれだけで経験が増えるということでもあり、年を取ると若い人がなぜそんなことが不安なのか理解出来ないという気持ちになる。そのため、シニアの方々は若い人々に対し「もっと自信を持て」、「自信が無いやつはイカン」などと安易に説教したりする。そのくせ自分自身のこれからを考えると、簡単に越えられそうなハードルしか飛び越そうとしない。シニアの方々もつまり未来に対し自信が無いわけだ。
 
 態度が大きいやつというのは、ハッタリをかまし、ホラを吹く。弱みを見せたくないために一度吹いたホラの実現に向けて精一杯やる。本当は自信など全く無いかもしれないが自分のハッタリとホラを徹底的に信ずる。誰にも未来が見えるわけがないのだから「明るい未来」などと言っている時点ですでに大ボラ吹きなのである。
 
 日本はすでに1000兆円という目もくらむ巨額の借金を背負った世界にも例を見ないスーパー借金大国である。世界を揺るがすギリシャ、イタリアなど借金で比較するなら日本の足元にも及ばない。そこまで超大国にのし上がっているにもかかわらず、世界の中ではまったく自信のある言葉が出ない。大地震にやられ原発事故にやられ台風にやられ円高にやられタイの洪水にやられアメリカ大統領選挙にやられ、自分自身の行く末に自信が無い。
 
 和をもって尊しとなす国であるからと言って常に聞き役に徹する必要はない。自信をもって胸を張って堂々と未来を語っていい。ある程度国民の意見を吸い上げ、リーダーが世界の舞台で大風呂敷を広げたなら、あとは国民皆で徹底的にそのハッタリを支援する気概が必要だろう。太平洋戦争を引き起こしたのが世間のそういう姿勢だったと徹底的に教えられ、マスコミにも吹きこまれて来たものだったが、それこそ戦後教育の欠陥なのではないか。震災後の日本人は震災前の日本人より明らかに強い国民になっている。自信を持って未来を語ろう。世界の不安を笑い飛ばしてしまおう。その代わり、相当一生懸命働かないといけない。だが、われわれならやれる。(三)
 
 
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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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