いよいよ朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。こんにちは。
ただ、今年はなんとなく寒くなったり暑くなったりと「何か違うなあ」などと感じたりもしています。コートを着るべきか着ざるべきか、行きと帰りの時間帯、電車の混雑具合、待ち時間等と相談しつつもイマイチ定まらないのは困り物です。
ですが、やはり夏場とは違った殺伐さが日毎に増してきている感じもします。夏は暑くてやるせない感触ですが、冬場、特に11月~12月は年末進行の忙しさにより、なんとなく行き交う人々の心に余裕がなくなってきているようにも見受けられます。実際この時期は嫌な話ですが、自殺数も増加します。
現場ではそろそろ年末年始に向けて、休みの予定を確認したり、「今年はどこそこへ旅行に行くため、もう飛行機のチケットを取っている」だの「カミさんの実家に帰省しなければならないため、ここからは確実に休む」だのという話題がチラホラ出てきます。
この時期によくあるのが、年中行事のひとつである「年末進行スケジュールの提示」です。IT業界では(それに限らず、ですかね)年度末の3月納品や次年度最初の4月カットオーバーという案件が非常に多いため、1~3月はテストラッシュになることが多いです。
ですが、そのために12月中に片付けておかなければならない事も比例して多くなります。そしてトラブルが多く発覚するのもこの時期。PMOと呼ばれるチームに属する人たちは最終の納品、カットオーバーを守るために、非情とも言えるスケジュールを提示してきます。
そしてそれに対して怒号や罵声が飛び交うのを見ると「ああ、年末だなあ」と感じるのです。
「クリスマス出ろとか何言ってるの?意味分からない!」「年末年始休みが無いとか今までのスケジューリングの失敗のしわ寄せをこっちに持ってくるなよな・・・」「今更このスケジュールに詰め込んだって無理なものは無理だって。冗談じゃない、休ませろよ。」etc...
不思議なもので、GWやお盆の休みが無くなる事は我慢できても、年末年始近辺の休みが無くなる事は人は我慢できないようです。まあ確かにどこもかしこもクリスマスソングや雅楽が流れて、とても仕事をするようなムードにはなれないのも確かです。加えてプライベートなイベントを予定している人もかなり多いでしょう。
私の周囲では、自分達が作ったものが品質が悪い、あるいは進捗が遅延している場合は休みが無くともやむ無しと考えている人が99%です。
そこはプロのプライドといったところでしょうか。誰でもいい加減なものを作りたいとは思っていません。
ただ、この時期問題になるのはテスト環境の構築遅延、確定したはずの仕様の変更、設計完了したはずの設計書の不在、初期にいい加減に(あるいは大人の事情で)策定されたミドルウェアやパッケージの性能等々、「自分達は何も悪くないのに」遅延することが8割以上なんですね。毎度どのプロジェクトに行っても進歩が無いです。
業界の仕事のやり方を改革しないとどうもこの問題は解決しないような気がします。まかり間違ってPMOに所属するときはよくよく気をつけるべし、と思っています。
仕事なんてどれも大変ですが、責めて皆が殺伐としない年末を迎えられる、そんな運営を目指すPMがいてもいいと思います。作ったもので皆笑顔になるためには、まず自分達が笑顔でいられなくてはならないのでは?
え?私?いやーまだ夏休みも取ってないんですよ、部長。どういうことでしょう。
世の中はひどく不公平ですね。
(刑事長)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
ただ、今年はなんとなく寒くなったり暑くなったりと「何か違うなあ」などと感じたりもしています。コートを着るべきか着ざるべきか、行きと帰りの時間帯、電車の混雑具合、待ち時間等と相談しつつもイマイチ定まらないのは困り物です。
ですが、やはり夏場とは違った殺伐さが日毎に増してきている感じもします。夏は暑くてやるせない感触ですが、冬場、特に11月~12月は年末進行の忙しさにより、なんとなく行き交う人々の心に余裕がなくなってきているようにも見受けられます。実際この時期は嫌な話ですが、自殺数も増加します。
現場ではそろそろ年末年始に向けて、休みの予定を確認したり、「今年はどこそこへ旅行に行くため、もう飛行機のチケットを取っている」だの「カミさんの実家に帰省しなければならないため、ここからは確実に休む」だのという話題がチラホラ出てきます。
この時期によくあるのが、年中行事のひとつである「年末進行スケジュールの提示」です。IT業界では(それに限らず、ですかね)年度末の3月納品や次年度最初の4月カットオーバーという案件が非常に多いため、1~3月はテストラッシュになることが多いです。
ですが、そのために12月中に片付けておかなければならない事も比例して多くなります。そしてトラブルが多く発覚するのもこの時期。PMOと呼ばれるチームに属する人たちは最終の納品、カットオーバーを守るために、非情とも言えるスケジュールを提示してきます。
そしてそれに対して怒号や罵声が飛び交うのを見ると「ああ、年末だなあ」と感じるのです。
「クリスマス出ろとか何言ってるの?意味分からない!」「年末年始休みが無いとか今までのスケジューリングの失敗のしわ寄せをこっちに持ってくるなよな・・・」「今更このスケジュールに詰め込んだって無理なものは無理だって。冗談じゃない、休ませろよ。」etc...
不思議なもので、GWやお盆の休みが無くなる事は我慢できても、年末年始近辺の休みが無くなる事は人は我慢できないようです。まあ確かにどこもかしこもクリスマスソングや雅楽が流れて、とても仕事をするようなムードにはなれないのも確かです。加えてプライベートなイベントを予定している人もかなり多いでしょう。
私の周囲では、自分達が作ったものが品質が悪い、あるいは進捗が遅延している場合は休みが無くともやむ無しと考えている人が99%です。
そこはプロのプライドといったところでしょうか。誰でもいい加減なものを作りたいとは思っていません。
ただ、この時期問題になるのはテスト環境の構築遅延、確定したはずの仕様の変更、設計完了したはずの設計書の不在、初期にいい加減に(あるいは大人の事情で)策定されたミドルウェアやパッケージの性能等々、「自分達は何も悪くないのに」遅延することが8割以上なんですね。毎度どのプロジェクトに行っても進歩が無いです。
業界の仕事のやり方を改革しないとどうもこの問題は解決しないような気がします。まかり間違ってPMOに所属するときはよくよく気をつけるべし、と思っています。
仕事なんてどれも大変ですが、責めて皆が殺伐としない年末を迎えられる、そんな運営を目指すPMがいてもいいと思います。作ったもので皆笑顔になるためには、まず自分達が笑顔でいられなくてはならないのでは?
え?私?いやーまだ夏休みも取ってないんですよ、部長。どういうことでしょう。
世の中はひどく不公平ですね。
(刑事長)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業