世の中、いつ何が起きるかわからない。激動の宇宙の中で、この青い星が安定して長い時間生命を育んでいることが実は稀有な出来事かもしれない、と多くの学者先生が言っているのをよく耳にする。ある日突然、小惑星が降って来たり、大陸が裂けて沈んだり、そんな大それたことでなくとも、小石につまづいて足をくじいてしまったり、鳥の糞がスーツに降って来たり、それが元で大失敗に繋がって行く連鎖の中に入り込んで行かないとも限らない。非常に微妙なバランスの上にわれわれの生活は成り立っている。日々奇跡の連続の中で生きているようなものだ。
大災害にしろ、ちょっとしたハプニングにしろ、気持ちをどう持つか、どう持てるかによって、その後の螺旋階段が下向きになるか上向きになるかを大きく左右することになるような気がしている。いきなり小惑星が地球にぶつかって人類絶滅という事態になってしまったとしたら、気持ちをどう持つか、などと言ってみても始まらないかもしれないが、そんな事態であればなおさら、気持ちの持ちようが重要になるかもしれない、とも思う。ちょっとしたハプニングの場合は、次々に起きる「ついていない事象」を笑顔で笑い飛ばす勢いを持たないと下向き螺旋階段は傾斜を急にしてしまう。
携帯電話が夜鳴るという事態がままある。これまで、おめでたい出来事の報告のために、夜携帯電話が鳴った、ということは一度もない。どこかで誰かが何かのハプニングにはまりこんでいるという知らせである。昼間はまりこんで、なかなか連絡する決心がつかないまま夜遅くなってしまった、と言う例もあったし、数週間から数カ月にわたって言いたくても言えなかった話をとうとう今夜電話で打ち明けてしまおう、という例もあった。ほとんどの場合、電話の声は地下深い場所からかけて来ているような沈んだ声である。声に色を付けるなら、真っ黒である。中には余裕がある明るい色の声でかけてくる者もいたが、そういう声で話せるのは当事者でなく、その上司であった。本人は息が出来ぬくらいに苦しい思いをしており、電話するだけで全体力を使ってしまっているので、すでに電池切れとなってしまいろくな話ができない。だから、せっかく一大決心をして電話してくれても言いたかったことが何だったのかよくわからない事が多い。ほとんどの場合、深夜である。真っ黒な声の話を聞いて、即寝入れるだけの根性は持ちあわせていない。寝付けず、あれこれと考える。考えているうちに螺旋階段を下ってしまう。これがいけない。しかし、そのうち眠ってしまい、頭の中で何が起きていたかすっかり忘れて朝を迎える事が多い。これで救われる。が、まあ、寝不足ではある。
はまり込むハプニングは様々だが、不思議な事に似たような事態に繰り返し遭遇する人間がいる。いまだかつてUFOなど見たことがないという人と、昨日も見ちゃってと事も無げに言う人の違いのようなものだ。自分ではしっかり反省したり対策を取ったりして同じハプニングにはもう2度と遭遇しないように心がけている、はずの人間が、なぜかまた、そうなる。
人の進路は結局その人自身が決めるものである。これがその証拠だろう。意識しているかいないかは別にして、人生はその人が考えているように動いて行くものなのかもしれない。形の見えない心の世界の力が、形ある世界に及ぼす影響は実は計り知れないほど大きいような気がする。夢を持ち、自分の夢を大事に育てること。自分自身をできる限りしっかりした自分でいるように面倒みていくこと。簡単なようで難しいことだが、こいうことが大切なのだろう。(三)
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
大災害にしろ、ちょっとしたハプニングにしろ、気持ちをどう持つか、どう持てるかによって、その後の螺旋階段が下向きになるか上向きになるかを大きく左右することになるような気がしている。いきなり小惑星が地球にぶつかって人類絶滅という事態になってしまったとしたら、気持ちをどう持つか、などと言ってみても始まらないかもしれないが、そんな事態であればなおさら、気持ちの持ちようが重要になるかもしれない、とも思う。ちょっとしたハプニングの場合は、次々に起きる「ついていない事象」を笑顔で笑い飛ばす勢いを持たないと下向き螺旋階段は傾斜を急にしてしまう。
携帯電話が夜鳴るという事態がままある。これまで、おめでたい出来事の報告のために、夜携帯電話が鳴った、ということは一度もない。どこかで誰かが何かのハプニングにはまりこんでいるという知らせである。昼間はまりこんで、なかなか連絡する決心がつかないまま夜遅くなってしまった、と言う例もあったし、数週間から数カ月にわたって言いたくても言えなかった話をとうとう今夜電話で打ち明けてしまおう、という例もあった。ほとんどの場合、電話の声は地下深い場所からかけて来ているような沈んだ声である。声に色を付けるなら、真っ黒である。中には余裕がある明るい色の声でかけてくる者もいたが、そういう声で話せるのは当事者でなく、その上司であった。本人は息が出来ぬくらいに苦しい思いをしており、電話するだけで全体力を使ってしまっているので、すでに電池切れとなってしまいろくな話ができない。だから、せっかく一大決心をして電話してくれても言いたかったことが何だったのかよくわからない事が多い。ほとんどの場合、深夜である。真っ黒な声の話を聞いて、即寝入れるだけの根性は持ちあわせていない。寝付けず、あれこれと考える。考えているうちに螺旋階段を下ってしまう。これがいけない。しかし、そのうち眠ってしまい、頭の中で何が起きていたかすっかり忘れて朝を迎える事が多い。これで救われる。が、まあ、寝不足ではある。
はまり込むハプニングは様々だが、不思議な事に似たような事態に繰り返し遭遇する人間がいる。いまだかつてUFOなど見たことがないという人と、昨日も見ちゃってと事も無げに言う人の違いのようなものだ。自分ではしっかり反省したり対策を取ったりして同じハプニングにはもう2度と遭遇しないように心がけている、はずの人間が、なぜかまた、そうなる。
人の進路は結局その人自身が決めるものである。これがその証拠だろう。意識しているかいないかは別にして、人生はその人が考えているように動いて行くものなのかもしれない。形の見えない心の世界の力が、形ある世界に及ぼす影響は実は計り知れないほど大きいような気がする。夢を持ち、自分の夢を大事に育てること。自分自身をできる限りしっかりした自分でいるように面倒みていくこと。簡単なようで難しいことだが、こいうことが大切なのだろう。(三)
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