喘息がやってきた

川崎生まれの川崎育ちの私。ある程度の年齢で川崎といって思い浮かべるのは公害。今となっては中国の北京あたりが公害のメッカになっているが、ニュースで見る映像ほど酷くなかったような気もするが本格的に問題化していた頃はあんな感じだったのでしょう。

確かに小学生の時に家族で旅行に行った帰り、東名高速を川崎へ向かって走るとなにやら空が黄色い。あの黄色い空の下が川崎だったりしてー。なんて冗談で言ったのつもりが本当だった時には子供心にちょっと驚いた経験もある。

そんな感じなので私の子供時分もまだ公害の影響が残っており、同級生には必ずといって良いほど喘息持ちの奴が数名いて、ヒューヒューいいながらプシュっと吸引薬を吸っていた姿をしょっちゅう見かけたものだった。

本当に症状が酷い場合は空気の良い田舎に引越したりして、症状が緩和した中学生や高校生になって戻ってくる奴なんかもいて、いつも隣には喘息が。という環境に育ったのだが、私自身も普段は正常、しかし風邪をひくと気管支喘息の様な症状を呈する隠れ喘息だったのだが、川崎の環境改善と共にいつしか症状も出なくなっていた。

しかし先日、ゴホゴホと咳が出始めた。痰も黄色い。そして夜には全く咳が止まらず眠れない夜を過ごした。当然このままではマズイので病院に行き、抗生物質と咳止め、夜間に使用する気管支拡張薬をもらってきた。薬の効果か免疫系の頑張りかで症状は沈静化し薬も飲まなくなって数日、またゴホゴホ咳が出る。その他の風邪の症状は全くない。しかし夜は咳で眠れない。

また医者にもらった薬に頼り数日飲んでいたが何やらおかしい。喉が痛いとか痰が絡むとか何も起きない。しかし夜の咳がツライ。試しに気管支拡張薬だけを使って様子を見ると咳の症状は改善する。ふむふむ、ここでgoogle大先生にご登場していただき検索をしてみた。

すると・・・咳喘息。こんな病名に症状がピッタリ。

昨日、ちょっとだけ早めに帰宅し病院へ直行してあーだ、こーだと症状を伝えたら、そういうの咳喘息っていうんだよ、と。キターーーー。喘息持ち。別に嬉しくはないけど。

ということで昨晩からせっせと治療薬を飲んでおります。

私の様に風邪から引きずってそのまま咳喘息という流れもあるそうなのでお気を付け下さい。(野)

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