JSP_Blog

IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

案件

2014-12-09 08:39:29 | 日記
昨年と今年を比べると全体的に案件自体が増えて、エンジニア不足が深刻になりつつありますね。

JSPに入社してからオープン系開発案件を目にすることが増えましたが、ここ最近やたらとホスト系案件が増えたように感じます。


ホスト系の開発案件といえばCOBOLが主流かなと感じてます。私がこの業界に入ったのは2005年なのですが、その頃「COBOLはもうなくなる」「オープン系言語に変わらないと先がない」等騒がれていました。


その後2008年にリーマンショックが起き業界全体が大きな打撃を受け、ほとんどのプロジェクトが凍結し、COBOL系案件は希少の案件となり、オープン系の開発案件が重要視され先に出てきたのは今でも印象的です。


リーマンショックから6年以上が経ち、COBOLの生誕は1959年、50年以上も過ぎましたが今じゃCOBOLエンジニアCOBOLerの人手が全く足りてないほどに案件が増加しています。

日経ITproで東京海上日動システムズの稲葉取締役は次のように書いてます。

「30年システムに携わっているが,COBOLは規格として長期間安定し,ビジネスロジックの書きやすさにおいては右に出る言語はない」とのことで、旧システムからのプログラムの流用ができたことも開発の効率化に寄与したそうだ。また同氏は「システムトラブルの原因を“COBOLを使っているからだ”などと話す人や“COBOLは化石”などと話している人を見ると,ビジネスに携わる技術者として見識を疑う」

と記事がありました。

今では専門学校で「COBOL」がなくなり、JavaやPHPが人気のようですが、日々案件を目にしていると、またCOBOLにも新しい波が来ているのではないかと感じます。

ガートナー社(Gartner, Inc)、IT業界専門のリサーチ企業がありますが、その会社が調査したところ、現在使われているアプリケーションのうち2400億行はCOBOLで書かれており、毎年何十億行ものCOBOLコードが新たに書かれているそうです。


全くもって現役言語ですね。

若手COBOLerが新世代のキーマンになる日が来たのでしょうか。

(浅)


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株式会社ジェイエスピー
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