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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

新・思い出ダイバー 3 (完結編!)

2015-10-06 08:30:00 | 日記
今日は娘の6回目の誕生日。私が父親となった6回目の記念日とも言える(思い出ダイバー 十(前編))。
誕生日(たんじょうび)は、人の生まれた日、あるいは、毎年迎える誕生の記念日のこと。「年」も付けて生年月日(せいねんがっぴ)と同義に用いる場合もあるが、単に「○月○日」のみで記念日として用いることもある(Wikipedia)。

前回の続き。

地元のタクシー運転手も『いやー、この時期にこの吹雪は珍しいよ』と言うほどの吹雪に(照)は心を砕かれている!
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美味しいそばと醤油カツ丼でお腹が満たされたので、とんでもない吹雪の中でもガンガン突き進む、、、ということは出来ず、歩き始めて2分ほどのところで喫茶店に避難した。

「ブレンドひとつください。」
注文を終え席に着き、食後のコーヒーを楽しみながら外の景色を見てみると、水分を多く含んだ雪が斜めになって降り続いている。「タクシー使っちゃおうかな。。。」という気持ちがチラリどころか石崎君のオーバーラップ並みに前に出てきたが(表現が古いw)、そこはグっと我慢して、滅多に来ることができない場所だから少し歩いてみようという気持ちが勝った。幸い傘がある。それを差しながら歩けば宿までは着くはずだ。コーヒーを飲み干して喫茶店を出る気持ちを固めた。

キャリーバックを引きながら吹雪の中で傘を差し、全く知らない道を歩く行為は、ちょっと大げさかもしれないが雪中行軍が山中を彷徨う姿に似ていたかも。そしてこの決断は失敗だったと言わざるを得ない。何より靴へのダメージが大きい。革靴が雪で濡れて内部の足に届いていた。しかし、ココまできてタクシーを使うわけにはいかない。スマホの地図アプリを頼りに宿まで何とか到着することが出来た。

チェックインにはまだ少し早かったが、何となく寒そうにしていたアラフォーのおっさんを気の毒に思ったのか、『こちらでチェックインを受け付けていますよ』というフロントの声に救われた。

部屋に着くと何よりも先に靴と靴下を乾かしたのは言うまでもない。裸足にスリッパのままで説明会の準備をしながらTVをつけると、いつもと違うチャンネルと番組。地方に来るとこれもまた楽しみの一つだ。出発するまで乾かしていた靴下だが、「あ、代えの靴下持ってきてた。。。」と部屋には私以外誰もいないのに言葉が出る。このまま濡れた靴下は乾かしておき、代えの靴下を装備して目的地である学校に向かった。

ここで忘れてはいけない。フロントにて一言。「すみません、タクシーをお願いします」

学校に着くと、就職課の方と軽い打ち合わせを行い、学生が待つ教室へ向かう。弊社の説明会に2名の学生が参加してくれた。が、ここでもアクシデンツ!何と、持参したPCにはHDMIケーブルの差込口しかない!そう、学校でご用意いただいたプロジェクターはVGA端子のケーブルだったのだ!
まぁ、学生も2名だし、もっと近いところで説明できるからいいや、ということで2時間みっちり喋って終えた。・・・説明会に関する内容はこれだけです!

学校から帰るころには雪がやんでいた。この程度の積雪なら歩ける!元札幌市民の歩く姿を見せつけてやるぜ!
道は真っ暗。歩いている人、私以外には見当たらない。

この宿を選んだ理由のひとつとして、『天然温泉』が挙げられる。また、近くに『元祖ソースカツ丼 ヨーロッパ軒総本店』があるのもポイントが高い。晩御飯はココで!と思っていたが、何と!定休日!うそーーーーん(泣)
何のために昼を醤油カツ丼にしたのか。ソースカツ丼を食べるためだろ!諦めきれない私は宿の食堂でビールと一緒にソースカツ丼を頼んだのであった。肝心な写真は撮り忘れたが、ソースカツ丼は美味しかった。けど醤油カツ丼のほうがいいかも知れない。皆さんもぜひ!

翌日も雪が降っていた。チェックアウトと同時に「タクシーをお願いします」と告げる。

駅に到着すると、愉快なお友達にも雪が積もっていた。

福井は多くの恐竜化石を発掘してきたらしく、この成果をもとに、「恐竜」を中心とした国内最大級の地質・古生物学博物館として、恐竜博物館なるものがオープンしたらしい。恐竜好きにはたまらないフクイサウルスの全身骨格標本も展示されている。


さて、ここまでやって来た道を逆に辿れば帰りは道は問題なし。違いと言えば小田原ではなく新横浜で下車したくらい。横浜は当然吹雪いていない。むしろ暑い。3時間前までとは違いすぎる光景にただただ驚愕するばかり。福井行きにもしも次回があるのであれば、絶対に火曜日には行かないと誓った初の地方出張であった。

読者の皆様、お付き合いいただきどうもありがとう。4回も分けたのはさすがにやり過ぎだ。
ただ、4回も当時の思いに潜ることが出来たので私としては楽しかった。が、自分だけが楽しい文章など、書き手として最低である。

なので来月は1回お休みの後「新・思い出ダイバー4」をお楽しみに(反省の色なし)!

(照)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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