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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

富士山

2015-10-14 09:16:16 | 日記
先週の土曜日に娘を病院に連れて行ったとき、富士山の誕生を描いた絵本が目にとまった。富士山は世界遺産に登録されたり、日本一の高さを誇る山として日本人なら誰でも知っている有名な山だが、その生い立ちを調べたことはなかったので
絵本を読んで久々にワクワクしてしまった。みなさんは富士山の歴史をご存じだろうか?

富士山は今の伊豆半島がプレート移動によってぶつかって隆起したのが始まりだと言われている。今から数十万年前になるとぶつかって隆起した周辺で3つの火山が生まれた。小御岳火山、 愛鷹火山、箱根火山という火山である。

このうち、小御岳火山が現在の富士山の元になった火山である。現在小御岳火山はなんと富士山に飲み込まれてしまっている。現在の小御岳神社付近がこの小御岳火山の頂部付近らしい。ちなみに最近火山活動が活発になっている箱根だが、約25万年前には標高2700mにも達する富士山型の火山だったといわれている。それが約18万年前に空洞化した地下に山の中心部が陥没して大きなカルデラが誕生して現在の形になったといわれている。

さて話は富士山に戻って約8万年前。小御岳火山の南側で古富士火山が新たに誕生する。この古富士火山は爆発的な噴火を繰り返して約2700mの火山へと成長した。その成長の過程で小御岳火山をほぼ飲み込んだといわれている。

時は流れて約1万年前。 古富士火山の活動は多量の溶岩を流す噴火に変わり新富士火山の活動が始まった。この新しい富士火山は、小御岳、古富士の両火山を飲み込み標高3776mの高さに成長した。これが現在の富士山である。

簡単に言うと現在の富士山は、火山を2つ飲み込んでいるわけだ。

歴史上最後に富士山が噴火したのは、1707年の宝永大噴火である。この噴火がかなり大規模でこの時に出来た大きな火口が宝永火口と呼ばれ、Googleマップでも大きな穴が確認できる。最後の噴火から約300年。最近日本列島で頻発している火山活動が気になる。そろそろか?

(岳)

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