インディペンデンスデイとシン•ゴジラ、とにかくワイワイ騒いで盛り上がったらスッと終わるという夏ならではの映画をたて続けに見た。
どちらもやけにデカイ。インディペンデンスデイに登場するエイリアンの宇宙船は大き過ぎて地球に乗り切らない。ゴジラもお目目はくりっとしているのにとてつもなく大きく、近くにいたら、ゴジラだとわからない。列車が鉛筆ぐらいの大きさと言えば大体大きさのイメージはつくだろうか。
どちらも盛大に地球を破壊する。最近の現実世界の悲劇を見て来た作り手のみなさんにとって現実以上に凄い光景を作らないと観客が喜ばないと思うのだろう。壊す壊す。そしてどちらも時の為政者達がどう行動するかをたっぷり見せる。アメリカ映画と日本映画では味付けは大きく異なるが話しの展開は似ている。
最近のスターウォーズを観た時にも思ったことだが、昔の、元になっている作品を知らずに今回この映画を初めて観る人にはどう映るのだろう、という疑問が大きかった。それほど過去の作品の影響が大き過ぎるのだ。昔の映画を知っていることを前提にしたストーリーと映像、音楽になっている。初めて見に行こうと言う方がいるなら、その前に是非、前作ないし初期作品の予習をお勧めしたい。
インディペンデンスデイもゴジラも敵が強すぎて人類の完全勝利にはほど遠い歯切れの悪い終わり方だ。ちょうどテロに対する対応の仕方のようなものだ。テロ組織を壊滅すればテロが終わると考えている人は誰もいないだろう。
アメリカ映画と日本映画の敵に対する戦い方の違いは特に面白い。インディペンデンスデイの方はヒーロー型の個人技で戦い、ゴジラの方は国を挙げて総力戦で戦う。首相まで自分の戦いをしっかり戦っていたと後でわかるおまけ付きだ。日本の戦いは企業戦士の戦いでもある所がリアルで少し哀しい。
大き過ぎて、もうこれはどうしようもない、と思える何かに立ち向かって行かなければならない事態に遭遇してしまった時に、どんな姿勢でいると未来が見えて来るのか参考になる話し、とまで深く掘り下げて考えた結果のシナリオかどうかわからないが、どちらも現実に大き過ぎる過去の作品の評価に立ち向かって作られた結果の作品だ。観る側の掘り下げ方によっては、いろいろな点で参考になるだろう。
インディペンデンスデイのラストで見えて来た人類の未来に対する無限の可能性を形にした次回作が作られることを期待する。が、もはやそれはインディペンデンスデイとはほとんど関係のない宇宙冒険活劇となるかもしれない。私のような極めてマニアックな一部の人しか見ない映画になってしまいかねない。それとも破壊神として日本を襲ったゴジラを、かつてのように地球の守り神に変容させて次々に現れる社会悪の化身のような怪物と戦わせるか。シン•ゴジラの監督はエヴァで既にそれをやっている。大き過ぎる壁が過去の自分であるような人も世の中にはたくさんいる。誰もがその壁を越えられるわけではないが、応援したい気持ちは強い。これまでよりも、これからだ。相手が大き過ぎると、なおのことそう思う。(三)
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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どちらも盛大に地球を破壊する。最近の現実世界の悲劇を見て来た作り手のみなさんにとって現実以上に凄い光景を作らないと観客が喜ばないと思うのだろう。壊す壊す。そしてどちらも時の為政者達がどう行動するかをたっぷり見せる。アメリカ映画と日本映画では味付けは大きく異なるが話しの展開は似ている。
最近のスターウォーズを観た時にも思ったことだが、昔の、元になっている作品を知らずに今回この映画を初めて観る人にはどう映るのだろう、という疑問が大きかった。それほど過去の作品の影響が大き過ぎるのだ。昔の映画を知っていることを前提にしたストーリーと映像、音楽になっている。初めて見に行こうと言う方がいるなら、その前に是非、前作ないし初期作品の予習をお勧めしたい。
インディペンデンスデイもゴジラも敵が強すぎて人類の完全勝利にはほど遠い歯切れの悪い終わり方だ。ちょうどテロに対する対応の仕方のようなものだ。テロ組織を壊滅すればテロが終わると考えている人は誰もいないだろう。
アメリカ映画と日本映画の敵に対する戦い方の違いは特に面白い。インディペンデンスデイの方はヒーロー型の個人技で戦い、ゴジラの方は国を挙げて総力戦で戦う。首相まで自分の戦いをしっかり戦っていたと後でわかるおまけ付きだ。日本の戦いは企業戦士の戦いでもある所がリアルで少し哀しい。
大き過ぎて、もうこれはどうしようもない、と思える何かに立ち向かって行かなければならない事態に遭遇してしまった時に、どんな姿勢でいると未来が見えて来るのか参考になる話し、とまで深く掘り下げて考えた結果のシナリオかどうかわからないが、どちらも現実に大き過ぎる過去の作品の評価に立ち向かって作られた結果の作品だ。観る側の掘り下げ方によっては、いろいろな点で参考になるだろう。
インディペンデンスデイのラストで見えて来た人類の未来に対する無限の可能性を形にした次回作が作られることを期待する。が、もはやそれはインディペンデンスデイとはほとんど関係のない宇宙冒険活劇となるかもしれない。私のような極めてマニアックな一部の人しか見ない映画になってしまいかねない。それとも破壊神として日本を襲ったゴジラを、かつてのように地球の守り神に変容させて次々に現れる社会悪の化身のような怪物と戦わせるか。シン•ゴジラの監督はエヴァで既にそれをやっている。大き過ぎる壁が過去の自分であるような人も世の中にはたくさんいる。誰もがその壁を越えられるわけではないが、応援したい気持ちは強い。これまでよりも、これからだ。相手が大き過ぎると、なおのことそう思う。(三)
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