あちこちで発生するテロを始め、心が痛む事件の連続だった世界が、オリンピックの開催期間中、急に優しくなったように感じた。閉会式から1週間。世界は変わったろうか。
それぞれの意識が変われば未来は変わる。オリンピックのような人の手で作った祭典で、意識が変わり未来が変わるのは素晴らしい。ところが、リオ後天災が続いている。イタリア中部、ミャンマー中部。古くから続く観光の町が歴史を守って来たがゆえに崩壊してしまった。日本でも、目の前をうろうろしていた台風が熱い海に育てられ、巨大になって襲って来ようとしており、今日はまだ天災と言える状況にはなっていないが大いに懸念される事態になりつつある。災害もまた人の意識を変える。
オリンピック後気が付くのは、人の意識を変えるには、それに見合う圧倒的な情報量が必要だということだ。リオデジャネイロの様子はあらゆるメディアで大量に流し続けられ、どのような人がどのように感じていたか、手に取るようにわかった(つもりにさせられた)。リオの土地柄の良さや国民の前向きな明るさ、スポーツによって世界が一つになる素晴らしさが十分に伝わる情報量だった。そのために現場から遠く離れた横浜の街に暮らす私の気持ちも、おそらくアジア、アフリカ、ヨーロッパの街々に暮らす多くの人の気持ちも動かしたろう。しかし、五輪後の天災の報道は限定的だ。その場所で被害にあった人やその関係者以外の気持ちを揺さぶる量や質に達していないように思う。災害はその規模によってマスコミが流す情報量に差が出る。
すでに国境を超えたネット社会が根を張っている、と思っていたが、テレビの力はまだまだ強大だ。ネットはまだテレビと同じところまでたどり着いていない。つまりまだ伸びしろがあると言い換えてもいいのかもしれない。例えばマスコミが報道しない災害現場地域で流されるニュースなどを自分が理解できる言語に自動翻訳して流す仕組みなどが望まれる。気にかかる地域のニュースを自国のマスコミが記者を派遣して記事にまとめるのを待つだけの時代から、国際的なニュース配信会社を通して自国の国民が気に掛けるだろうと思われるニュースを自国のマスコミが買って配信する時代になっている。マスコミは今まだそこで止まっている。買い手が欲しがらないニュースは売れない。そのため、ニュースにならない国際事件は数多い。特に敵対的な意識を持つ相手国のニュースが報道されることはまずない。
だが今既にその地域の言葉さえ自由に操ることが出来るならネットを使ってかなり細かく大量にニュースの現場の情報を得ることが出来る技術インフラは整っている。憎しみ合い恨みあってその果てに命を奪い合う戦争やテロを止めることが出来ない世界の中で、同じように笑ったり泣いたりできる心を持って夢を目指しているお互いを理解できれば、相手を思いやる気持ちは必ず生まれて来る。その障害となる大きな壁の一つは、やはり言葉の壁だ。この壁を乗り越えることが出来れば世界はかなり近いものになるだろう。
私たちの会社もその一端を担っているITシステムのテクノロジーは今やその壁を乗り越えようとしつつある。遠い国で災害に見舞われた人たちに、同じ地球人として気軽に応援の言葉をかけることが出来るようになる日も近い。その日を目指して頑張ろう。(三)
monipet
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センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
それぞれの意識が変われば未来は変わる。オリンピックのような人の手で作った祭典で、意識が変わり未来が変わるのは素晴らしい。ところが、リオ後天災が続いている。イタリア中部、ミャンマー中部。古くから続く観光の町が歴史を守って来たがゆえに崩壊してしまった。日本でも、目の前をうろうろしていた台風が熱い海に育てられ、巨大になって襲って来ようとしており、今日はまだ天災と言える状況にはなっていないが大いに懸念される事態になりつつある。災害もまた人の意識を変える。
オリンピック後気が付くのは、人の意識を変えるには、それに見合う圧倒的な情報量が必要だということだ。リオデジャネイロの様子はあらゆるメディアで大量に流し続けられ、どのような人がどのように感じていたか、手に取るようにわかった(つもりにさせられた)。リオの土地柄の良さや国民の前向きな明るさ、スポーツによって世界が一つになる素晴らしさが十分に伝わる情報量だった。そのために現場から遠く離れた横浜の街に暮らす私の気持ちも、おそらくアジア、アフリカ、ヨーロッパの街々に暮らす多くの人の気持ちも動かしたろう。しかし、五輪後の天災の報道は限定的だ。その場所で被害にあった人やその関係者以外の気持ちを揺さぶる量や質に達していないように思う。災害はその規模によってマスコミが流す情報量に差が出る。
すでに国境を超えたネット社会が根を張っている、と思っていたが、テレビの力はまだまだ強大だ。ネットはまだテレビと同じところまでたどり着いていない。つまりまだ伸びしろがあると言い換えてもいいのかもしれない。例えばマスコミが報道しない災害現場地域で流されるニュースなどを自分が理解できる言語に自動翻訳して流す仕組みなどが望まれる。気にかかる地域のニュースを自国のマスコミが記者を派遣して記事にまとめるのを待つだけの時代から、国際的なニュース配信会社を通して自国の国民が気に掛けるだろうと思われるニュースを自国のマスコミが買って配信する時代になっている。マスコミは今まだそこで止まっている。買い手が欲しがらないニュースは売れない。そのため、ニュースにならない国際事件は数多い。特に敵対的な意識を持つ相手国のニュースが報道されることはまずない。
だが今既にその地域の言葉さえ自由に操ることが出来るならネットを使ってかなり細かく大量にニュースの現場の情報を得ることが出来る技術インフラは整っている。憎しみ合い恨みあってその果てに命を奪い合う戦争やテロを止めることが出来ない世界の中で、同じように笑ったり泣いたりできる心を持って夢を目指しているお互いを理解できれば、相手を思いやる気持ちは必ず生まれて来る。その障害となる大きな壁の一つは、やはり言葉の壁だ。この壁を乗り越えることが出来れば世界はかなり近いものになるだろう。
私たちの会社もその一端を担っているITシステムのテクノロジーは今やその壁を乗り越えようとしつつある。遠い国で災害に見舞われた人たちに、同じ地球人として気軽に応援の言葉をかけることが出来るようになる日も近い。その日を目指して頑張ろう。(三)
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