10年ぶりにCGを買ってみた、Computer Graphicsではなく、Car Graphicという車雑誌である。
なぜ今買ったのかと言うと、朝ドラマ「とと姉ちゃん」がきっかけである、「とと姉ちゃん」では「あなたの暮らし」という雑誌を出版しているが実は「暮らしの手帳」である。
CGは「暮らしの手帳」を参考にして車のジャイアントテストなる一台の車を一年ぐらいテストするコーナーがあるのである。そんな事から現在のCGはどんな風に変わっているのかを見てみたくなったのである。
CGは1962年創刊「Carグラフィック」としてスタートした、そしてこの雑誌はエンスージアストである小林彰太郎氏(故人)なしには語れない彼なくして現在も生き続ける車雑誌は存在し得なかった。また彼が、「暮らしの手帳」方式のジャイアントテストの生みの親である。
私がCGを買い始めたのは10代で、現代の20歳前後の若者には想像も出来ないだろうが私たちは車が憧れであり夢中であった、まだ免許もなく運転することは無かったが、私が好きだったのは欧州車で英国のローバー2000TC、トライアンフスイットファイヤー、ドイツのBMW2002(現在の様にビーエムダブリュではなくヴェーエムヴェーと読む)、メルセデスベンツW124、イタリアのフィアット124、フランスのルノーやシトロエンなどであり、ポルシェやフェラーリなどは夢のまた夢、とても手の届く存在ではなっかった。
後にカリーナクーペのマニュアル車(当時はオートマの方が少ない)を手に入れた時は、ダブルクラッチを使ってマニュアルシフトを行っていた、当時すでにシンクロが施されておりダブルクラッチの必要は無いのだが古き良き時代の名残を楽しんでいた(街乗りではほとんど使わなかった)。ダブルクラッチとは、ギアシフトダウンをスムースにする技術でシフトダウンの際にクラッチを踏みギアーをニュートラルにシフトしアクセルを踏みエンジン回転をアゲ上げ回転数が落ちない内にニュートラルでクラッチを繋ぎ再びクラッチを踏みシフトダウンする事で車の挙動をスムースにするのである。これにブレーキングをしながら積極的に踵でアクセルを踏みエンジン回転を上げておくのがヒールアンドトゥである。
かように昔の若者は車の運転を楽しんでいたのである。
話がそれたが、今回購入したCG10月号の内容は盛りだくさんで非常に濃い、そんな中で目を引いたのが「自動運転」についてである。現編集長コラムでは、新型メルセデスEに搭載された「アクティブレーンチェンジアシスト(ウインカーを出すと自動でレーンチェンジを行う)」について女性スタッフが誤った考え(後続の車にブレーキを踏ませた事は車が勝手にやった事と言った)であることを指摘し、今後CGでは「自動運転」と言う言葉は慎重に使用すると宣言している。
また、外国のジャーナリスト氏のコラムでは、テスラ・モデルSのトレーラーとの事故で運転者が死亡した事を取り上げテスラモーターズは急ぎ過ぎているのではないかと言っている。この事故の原因は諸説あるが、トレーラーが白色であったためカメラもレーダーが反応できなかった事や、トレーラーが大型だったために風景のビルと判断してしまったのではなどが上げられている。
私も「自動運転」と言う言葉が先行し過ぎていると感じる、日本車でも「自動運転」(高速道路での1レーン操縦)を搭載して販売された車がある、現状ではあくまでもアシストであり運転者は安全に注意しステアリングに手を掛けておくべきと思う。
私はEVも「自動運転」も好きではないが、時代の流れは確実にその方向に進んで行く。そして、あのアウトヴァーンで鍛え上げられたはずのメルセデスが、前述の「アクティブレーンチェンジアシスト」をいとも簡単に日本でデリバリーしてしまった事に、驚いている。(鉄)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
なぜ今買ったのかと言うと、朝ドラマ「とと姉ちゃん」がきっかけである、「とと姉ちゃん」では「あなたの暮らし」という雑誌を出版しているが実は「暮らしの手帳」である。
CGは「暮らしの手帳」を参考にして車のジャイアントテストなる一台の車を一年ぐらいテストするコーナーがあるのである。そんな事から現在のCGはどんな風に変わっているのかを見てみたくなったのである。
CGは1962年創刊「Carグラフィック」としてスタートした、そしてこの雑誌はエンスージアストである小林彰太郎氏(故人)なしには語れない彼なくして現在も生き続ける車雑誌は存在し得なかった。また彼が、「暮らしの手帳」方式のジャイアントテストの生みの親である。
私がCGを買い始めたのは10代で、現代の20歳前後の若者には想像も出来ないだろうが私たちは車が憧れであり夢中であった、まだ免許もなく運転することは無かったが、私が好きだったのは欧州車で英国のローバー2000TC、トライアンフスイットファイヤー、ドイツのBMW2002(現在の様にビーエムダブリュではなくヴェーエムヴェーと読む)、メルセデスベンツW124、イタリアのフィアット124、フランスのルノーやシトロエンなどであり、ポルシェやフェラーリなどは夢のまた夢、とても手の届く存在ではなっかった。
後にカリーナクーペのマニュアル車(当時はオートマの方が少ない)を手に入れた時は、ダブルクラッチを使ってマニュアルシフトを行っていた、当時すでにシンクロが施されておりダブルクラッチの必要は無いのだが古き良き時代の名残を楽しんでいた(街乗りではほとんど使わなかった)。ダブルクラッチとは、ギアシフトダウンをスムースにする技術でシフトダウンの際にクラッチを踏みギアーをニュートラルにシフトしアクセルを踏みエンジン回転をアゲ上げ回転数が落ちない内にニュートラルでクラッチを繋ぎ再びクラッチを踏みシフトダウンする事で車の挙動をスムースにするのである。これにブレーキングをしながら積極的に踵でアクセルを踏みエンジン回転を上げておくのがヒールアンドトゥである。
かように昔の若者は車の運転を楽しんでいたのである。
話がそれたが、今回購入したCG10月号の内容は盛りだくさんで非常に濃い、そんな中で目を引いたのが「自動運転」についてである。現編集長コラムでは、新型メルセデスEに搭載された「アクティブレーンチェンジアシスト(ウインカーを出すと自動でレーンチェンジを行う)」について女性スタッフが誤った考え(後続の車にブレーキを踏ませた事は車が勝手にやった事と言った)であることを指摘し、今後CGでは「自動運転」と言う言葉は慎重に使用すると宣言している。
また、外国のジャーナリスト氏のコラムでは、テスラ・モデルSのトレーラーとの事故で運転者が死亡した事を取り上げテスラモーターズは急ぎ過ぎているのではないかと言っている。この事故の原因は諸説あるが、トレーラーが白色であったためカメラもレーダーが反応できなかった事や、トレーラーが大型だったために風景のビルと判断してしまったのではなどが上げられている。
私も「自動運転」と言う言葉が先行し過ぎていると感じる、日本車でも「自動運転」(高速道路での1レーン操縦)を搭載して販売された車がある、現状ではあくまでもアシストであり運転者は安全に注意しステアリングに手を掛けておくべきと思う。
私はEVも「自動運転」も好きではないが、時代の流れは確実にその方向に進んで行く。そして、あのアウトヴァーンで鍛え上げられたはずのメルセデスが、前述の「アクティブレーンチェンジアシスト」をいとも簡単に日本でデリバリーしてしまった事に、驚いている。(鉄)
monipet
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製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業