国際情勢に関心がある人が増えているという。特に日本人はテロのニュースに強い反応をを示しているらしい。BBCワールドニュース社が昨年6月に調べた結果だ。2020年に東京でオリンピックが開催されるということも関係しているだろう。生活範囲だけが自分の世界ではないと考える人が増えてきているらしいことは今後の変化への大きな兆しかもしれない。
だが95光年も離れたところにある恒星系もまた自分が生きている世界の延長だと考えるのはなかなか難しい。そこには太陽より17億歳ほど年上で、ほぼ同じ質量の恒星が輝いており、地球の4倍ほどの直径を持つ大きな惑星が周回しているという。地球は365日かけて太陽の周りを回っているが、この大きな惑星はわずか40日で回っているという。最近の天文学はそんなことまでわかるのだからすごいことだ。この95光年離れた恒星系から「強い信号」が届いた、というニュースを読んだ。
カール・セーガン博士のテレビ番組「コスモス」は同名の書籍も大人気だったから知っている人も多いと思うが、放送されたのは1980年だったというから、かなりシニアの方しか実物に触れてはいないかもしれない。地球外の知的生命体を探す試みはテレビ人気と相まって当時世界的に相当に盛り上がった。おそらくSETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)という言葉も当時を知っている人なら良くご存じだろう。
このSETIの試み、宇宙のどこかにいるかもしれない知的生命を電波を使って探す試みは今もなお継続されていて、昨年ロシアの電波望遠鏡が、これはひょっとして、と思えなくもない信号を発見していた、という。その後の解析で、どうやら電波は地球から発信されたものだったことがわかったらしいからちょっと残念な気もする。
今回そのニュースの中で「カルダシェフの定義」なるものがある、ということを初めて知った。技術文明がどこまで進んでいるかを、その文明が利用するエネルギー規模によって分類してみた、という定義らしい。それによると分類は4つだ。タイプ1は惑星規模のエネルギーを使用することが出来る技術を持っている。タイプ2は恒星規模のエネルギーを、タイプ3は銀河規模のエネルギーを。で、地球人類は今どこかというと、分類外のタイプ0。まだ地球規模のエネルギーを使いこなすまでに技術が進歩していない未開の文明、ということらしい。そこへ来て今回遭遇した「強い信号」はタイプ2に相当する強さだと当初騒がれた。先日見た映画インディペンデンスデイの宇宙人も高度な技術文明を持っていたが、それでも分類すればおそらくタイプ1に過ぎないだろう。
しかし、知的生命体が暮らす社会が、タイプ2や3のレベルにまで到達するほど長期に環境を維持し、平和でいられるかどうか。そしてその間ずっと技術を向上させる意志を持続できるのかどうか。もしかすると、文明はあるところまで進化すると戦争や環境破壊で滅びる運命にあるのかもしれないし、成熟して技術文明を否定する暮らしに戻ろうとするかもしれない。そんなことをカール・セーガン博士が「コスモス」の中で語っていた気もする。だがもちろん、紆余曲折があっても進歩する可能性もある。タイプ2や3の高度文明があるなら、そこで生きている人々は何を生きがいに生活しているのか是非聞いてみたい。(三)
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
だが95光年も離れたところにある恒星系もまた自分が生きている世界の延長だと考えるのはなかなか難しい。そこには太陽より17億歳ほど年上で、ほぼ同じ質量の恒星が輝いており、地球の4倍ほどの直径を持つ大きな惑星が周回しているという。地球は365日かけて太陽の周りを回っているが、この大きな惑星はわずか40日で回っているという。最近の天文学はそんなことまでわかるのだからすごいことだ。この95光年離れた恒星系から「強い信号」が届いた、というニュースを読んだ。
カール・セーガン博士のテレビ番組「コスモス」は同名の書籍も大人気だったから知っている人も多いと思うが、放送されたのは1980年だったというから、かなりシニアの方しか実物に触れてはいないかもしれない。地球外の知的生命体を探す試みはテレビ人気と相まって当時世界的に相当に盛り上がった。おそらくSETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)という言葉も当時を知っている人なら良くご存じだろう。
このSETIの試み、宇宙のどこかにいるかもしれない知的生命を電波を使って探す試みは今もなお継続されていて、昨年ロシアの電波望遠鏡が、これはひょっとして、と思えなくもない信号を発見していた、という。その後の解析で、どうやら電波は地球から発信されたものだったことがわかったらしいからちょっと残念な気もする。
今回そのニュースの中で「カルダシェフの定義」なるものがある、ということを初めて知った。技術文明がどこまで進んでいるかを、その文明が利用するエネルギー規模によって分類してみた、という定義らしい。それによると分類は4つだ。タイプ1は惑星規模のエネルギーを使用することが出来る技術を持っている。タイプ2は恒星規模のエネルギーを、タイプ3は銀河規模のエネルギーを。で、地球人類は今どこかというと、分類外のタイプ0。まだ地球規模のエネルギーを使いこなすまでに技術が進歩していない未開の文明、ということらしい。そこへ来て今回遭遇した「強い信号」はタイプ2に相当する強さだと当初騒がれた。先日見た映画インディペンデンスデイの宇宙人も高度な技術文明を持っていたが、それでも分類すればおそらくタイプ1に過ぎないだろう。
しかし、知的生命体が暮らす社会が、タイプ2や3のレベルにまで到達するほど長期に環境を維持し、平和でいられるかどうか。そしてその間ずっと技術を向上させる意志を持続できるのかどうか。もしかすると、文明はあるところまで進化すると戦争や環境破壊で滅びる運命にあるのかもしれないし、成熟して技術文明を否定する暮らしに戻ろうとするかもしれない。そんなことをカール・セーガン博士が「コスモス」の中で語っていた気もする。だがもちろん、紆余曲折があっても進歩する可能性もある。タイプ2や3の高度文明があるなら、そこで生きている人々は何を生きがいに生活しているのか是非聞いてみたい。(三)
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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