雨雲に避けられる

先月、遅めの夏休みを取って沖縄の石垣島に行ってきた。先月も台風が日本付近にやってきて日本各地が被害に遭いそれはそれは大変だったそんな時期。台風が来てる中に行ったものだから当然予報は雨、雨、雨。今回はそんな旅行の話。


初日、始発の電車に乗って空港に行く予定だったのだが、始発が4：30。駅まで30分。1時間前には起きていたい。つまり、3時起きの計算。
夜20時ごろに寝ても3時に起きられる自信がなかったので、寝ずに徹夜することに決めた。朝3時までゲームをし、強引に起き続けて無事始発に乗ることができた。空港についたころから雨が降り始めた。

雨の中のフライトは気流の乱れによって機体が揺れ、高所恐怖症の私は生きた心地がしなかった。どうにかこうにか無事石垣につき、飛行機の窓から空港の様子を見ると雨が降っていない。「快晴」とまではいかないが、日がさし「曇りちょっと晴れ」くらいの天気になっていた。
台風来てるけど雨降ってないラッキーと思いながらレンタカーを借りて最初の目的地、石垣島最北端「平久保崎」を目指す。道中ポツポツと雨が降り始め気づけば前がよく見えないほどの豪雨になっていた。「これはついても何も見えないだろう」と思いつつも、引き返せないところまで来ているのでとりあえず目的地へ向かう。

目的地に近付くにつれだんだんと雨が弱まり、目的地に到着したころには若干の晴れ間も見えていた。これはチャンスと車を降り、急いで写真を撮る。

まただんだんと雨が降り始めたので急いで車に戻る。
次の目的地に向かう間も道中は雨。しかし、目的地に着くと曇り。

２日目は雨が降っていたので鍾乳洞に逃げ込んでいた。雨とはいえジメジメしていた沖縄だったが、鍾乳洞の内部はとても涼しかった。

３日目は石垣島の隣、竹富島に行った。「これぞ沖縄！」という感じで教科書に載っているような石垣あり、水牛あり、シーサーありの家屋が並んでいる。
島に行く前は小雨だったが、島に着く頃には曇りとなり、再び石垣島に戻るころに雨が降り始めた。


この３日間海を見たり、夕日を見たり、ミドリムシ飲んだり、水牛車に乗ったり、道間違えたり…



…他にもいろいろと観光したはずなのだが、一番記憶に残っているのが「目的地に着くと雨が止む」ということで肝心の観光内容があまり記憶に残っていない。
また数年後、今度は快晴の沖縄へ行って観光した記憶を残したいものだ。

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