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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

朝の儀式

2017-09-07 10:44:35 | 日記
 事務所の掃除をする、という儀式が社内で毎朝行われている。曜日ごとに異なるチームが担当する。木曜日が私のいるチームの担当になっている。
 ゴミ箱に溜まったゴミをまとめてビルのゴミ収集室へ運んだり、事務所の電気ポットのお湯を入れ替えたり、床を掃除したり、机を拭いたり、そんなことをやる。そんなに大変な仕事ではないが、社員が出勤してくる前に実施する、という朝の仕事である点が負担になっている人もいるようだ。
 
 今から20数年前までは「ゴミを分別する」という考え方が根付いていなかった。そのためにゴミ袋は真っ黒で、なるべくゴミの正体を人にさらさないようにして、何もかもミックスして出していた。大きな黒い袋がドーンとあればそれで済んでいた。それが最近ではリサイクル可能なものを分別してゴミ箱に捨てる。そのためにビルのゴミ収集室に運ぶゴミ袋の数は多い。
 
 まず飲料容器が分別されている。ペットボトル、缶、ビン。これらは別の袋だ。紙類の燃えるゴミ、ビニールなどのリサイクル可能なゴミ、これらもそれぞれ別々になる。さらにシュレッダーのゴミなどが別に加わる。一人の人が何袋もぶら下げて運ばなければならない。分別されるようになって袋は透明になった。真っ黒なゴミ袋より、ずっと良い。しかし、ビニール製、つまりプラスチック製品であることに変わりはない。うちの会社だけで見ても日々何枚か使っているのだから日本中、世界中で見ると大変な枚数になるだろう。それが埋立地に積み上げられている図は想像したくないほど恐ろしい。自然に分解されて土や水に変化するものが作られて来ているようだ。早く普及できるところまで進化して欲しい。
 
 朝の掃除は特に誰が何を担当する、という決め事をしていない。朝いつもより少し早く来たら適当にやれることをやっていく。それでスムーズに事が運ぶ。掃除などやろうと思えばいくら時間をかけても終わるところのない仕事だ。出来るところを出来るだけ速やかにやって速やかに終了する。それぞれが自分のやるべきことを瞬時に判断してさっさと行う。良いチームワークで仕事が出来ていると感じている。だから仕事は早い。
 
 ビルのゴミ収集室は地下1階にあり、荷物搬出用エレベータに乗って運ぶ。収集室に運ぶといつも同じおじさんが待っていて「そこに置いて下さい」と言ってくれる。ビルの管理会社のスタッフさんだ。このおじさんがいないと、運んだゴミを大型のゴミコンテナに移し替える仕事をしなければならず、ささっと終わるはずの仕事も大ごとになる。だからおじさんにはいつも心の中で最大限の感謝をしてその場を去る。おじさんも掃除チームの一員なのだ。
 
 大量に物を消費して大量にゴミを出すという社会の中で暮らしている。ゴミを処理したり「掃除」したりという行為が無いと気持ちの良い日々の生活が送れないというあたりまえのことを知る良い機会でもあり、チームワークがうまく機能すれば細かな計画や指示も必要ないことを身をもって理解できる良い機会になっている。(三)
 
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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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