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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

positivismとaltruism

2020-05-08 09:00:00 | 日記
ちょうど9年前になると思う。
普段あまり会うことがなかった、本社のマネージメントグループの方から「今日会って話できない?」と連絡をもらった。話の詳細な内容は忘れてしまったが「採用担当をやってみない?」ということだった。私は「やります!」と即答した。

それまで、私は客先常駐していて、短いスパンで繰り返される研究開発案件のメンバとして従事していた。決められた作業割で担当箇所を粛々と進める。少し周りを見る余裕もあったのか、プロジェクト全体的に、あれはこうしないとマズくないか、これはどうするのかと、よくリーダたちに物申していた。

本社に戻り、採用担当として活動を始めた途端、事態が一変する。
あれはどうなった?
これはどうするんだ?
それもやらなくちゃね。
どうするか決めた?
と何もかも自分に降ってくるのだ。
しまいには、あなたが採用したんだからあなたが教育するのが当然でしょと教育担当まで回ってきた。採用や教育のことを考えると必然的に会社のことも考えることになった。なぜなら会社を良くしていくという目的のために、採用や教育があるからだ。

どのタスクも大して上手にはさばけなかったが、対する相手が人であるため、気持ちを込めて対応することだけは常に心掛けてきた。自分が採用や教育を担当したメンバーが成長、活躍する姿を見るのは何よりもうれしい。

当時から今に至るまで会社がどんどん素敵に変化していく様子も目の当たりにしてきた。簡単ではないことを水上では簡単そうに、水面下では必死にこなしていく上の人たちの姿、そこには常にワクワク感があった。変化していく会社と共に、私自身も様々な変化があった。

さて、個人的な変化は何となく落ち着き始め、目下の課題としては、気持ちよりもデータという試練にぶち当たった2020年。昨年の終わりに来年はハッピーな1年になりますように!なんて暢気な締めを行った自分が恥ずかしくなるくらい、思ってもみなかった事態になっている。

政府や自治体の対応は、まるで様々な会社の経営を見せられているようだと感じる。中でも東京都の対応、伝える力には感心するものがある。都民ではないことが残念なくらいだ。様々な専門家、有識者もテレビで見解を述べている。時に真逆の意見もあり、どちらの意見も一理あり、どうしたものかと、無い頭を一丁前にひねってみる。

フランスの経済学者ジャック・アタリ氏が今後の世界では「positivism」と「利他主義(altruism)」が大事と言っていた。彼によると利他的な経済や社会、ポジティブな社会、共感のサービスに向かう方向がよいと。

あれ?なんだか私が大事にしてきたキーワードが詰まっているような気がする。
大丈夫。この試練も乗り越えて頑張れる。頑張ろう。
一緒に頑張ろう。

(ゆ)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
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