毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
「We are SMAP!」
SMAPが今年の夏、2年ぶりのライブツアーを行うことが決定した。題して「We are SMAP ! 」。メンバーの意気込みが伝わってくるうまいネーミングだ。私がその日程を知ったのは、昨日の朝、喫茶店でスポーツ新聞を読んでいた時だった。
「SMAP、ライブやるじゃん!」
妻に叫んだら、
「そう。今朝分かった」
「なんで?ファンクラブの会員にはメールでお知らせが来るんじゃないの?」
「前まではそうだったけど、この前のライブから新聞発表が先になったみたい」
「ふ~~ん・・。で、どこに行くの?」
と、新聞を見せながら妻にたずねたら、
「名古屋と東京かな・・」
「えっ?それだけ?おとなしいじゃん・・。大阪は?」
「大阪も行きたいなあ。日帰りできるしね
「別に日帰りしなくてもいいけど・・。札幌は?」
などと日程を見ながらあれこれ探りを入れてみると、妻の本音がちらちら見えてきて楽しかった。
ちなみに発表された日程は次の通り。
*札幌ドーム
7/31(土)18:00 8/1(日)16:00
*福岡ヤフージャパンドーム
8/19(木)18:30 8/20(金)18:30 8/21(土)18:00 8/22(日)16:00
*ナゴヤドーム
8/26(木)18:30 8/27(金)18:30 8/28(土)18:00 8/29(日)16:00
*京セラドーム大阪
9/2(木)18:30 9/3(金)18:30 9/4(土)18:00 9/5(日)16:00
*東京ドーム
9/15(水)18:00 9/16(木)18:00 9/17(金)18:00 9/18(土)18:00 9/19(日)17:30
5大ドームで19日間の公演。各ドームで毎回満員になったとしたなら、100万人近くを動員することになる。すごい!!
「名古屋は4日すべて行くんだろう?」
「もちろん。東京はオーラスの18・19日は絶対に行きたい。15日に記念イベントがあるらしいけど、それは行かなくてもいいから」
「でも、オーラスはチケットとるのが大変だろう?」
「大丈夫。あらゆるネットワークを駆使して手に入れるから」
なんだかかつての武勇伝のいくつかが蘇ってきて、少しばかりゾッとしたが、ことSMAPに関しては下手なことは言わない方がいい。
「がんばれよ!!」
と励ましておいたが、私が心配するまでもなく、チケットは必ず手に入れるだろう。そういう奴だ・・。
「上海万博にSMAPが出るのには行かないんだろう?」
「うん。ライブが終わった後に、アジアツアーに出るっていう話もあるらしいけど、それもパス」
「なんで?」
「日本で見るだけで十分」
ひょっしたら、その言葉は「日本でのライブは全部見たいな」ってことを意味するのか?
娘が京都を引き払って関西地区に拠点がなくなったのは、妻にとって大きな痛手だろうが、それくらいで怯むようなヘタレではない。全19公演のうち、いったいいくつをノミネートするつもりだろう?楽しみだけど、ちょっと怖い・・。
まあ、いくつになっても気持ちが若いっていうのはいいことだから、せいぜい楽しんで来てちょうだいな。
「SMAP、ライブやるじゃん!」
妻に叫んだら、
「そう。今朝分かった」
「なんで?ファンクラブの会員にはメールでお知らせが来るんじゃないの?」
「前まではそうだったけど、この前のライブから新聞発表が先になったみたい」
「ふ~~ん・・。で、どこに行くの?」
と、新聞を見せながら妻にたずねたら、
「名古屋と東京かな・・」
「えっ?それだけ?おとなしいじゃん・・。大阪は?」
「大阪も行きたいなあ。日帰りできるしね
「別に日帰りしなくてもいいけど・・。札幌は?」
などと日程を見ながらあれこれ探りを入れてみると、妻の本音がちらちら見えてきて楽しかった。
ちなみに発表された日程は次の通り。
*札幌ドーム
7/31(土)18:00 8/1(日)16:00
*福岡ヤフージャパンドーム
8/19(木)18:30 8/20(金)18:30 8/21(土)18:00 8/22(日)16:00
*ナゴヤドーム
8/26(木)18:30 8/27(金)18:30 8/28(土)18:00 8/29(日)16:00
*京セラドーム大阪
9/2(木)18:30 9/3(金)18:30 9/4(土)18:00 9/5(日)16:00
*東京ドーム
9/15(水)18:00 9/16(木)18:00 9/17(金)18:00 9/18(土)18:00 9/19(日)17:30
5大ドームで19日間の公演。各ドームで毎回満員になったとしたなら、100万人近くを動員することになる。すごい!!
「名古屋は4日すべて行くんだろう?」
「もちろん。東京はオーラスの18・19日は絶対に行きたい。15日に記念イベントがあるらしいけど、それは行かなくてもいいから」
「でも、オーラスはチケットとるのが大変だろう?」
「大丈夫。あらゆるネットワークを駆使して手に入れるから」
なんだかかつての武勇伝のいくつかが蘇ってきて、少しばかりゾッとしたが、ことSMAPに関しては下手なことは言わない方がいい。
「がんばれよ!!」
と励ましておいたが、私が心配するまでもなく、チケットは必ず手に入れるだろう。そういう奴だ・・。
「上海万博にSMAPが出るのには行かないんだろう?」
「うん。ライブが終わった後に、アジアツアーに出るっていう話もあるらしいけど、それもパス」
「なんで?」
「日本で見るだけで十分」
ひょっしたら、その言葉は「日本でのライブは全部見たいな」ってことを意味するのか?
娘が京都を引き払って関西地区に拠点がなくなったのは、妻にとって大きな痛手だろうが、それくらいで怯むようなヘタレではない。全19公演のうち、いったいいくつをノミネートするつもりだろう?楽しみだけど、ちょっと怖い・・。
まあ、いくつになっても気持ちが若いっていうのはいいことだから、せいぜい楽しんで来てちょうだいな。
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ジグソーパズル(3)
やった!!とうとう完成した!!その長く苦しかった道のりを・・。
ジグソーって不思議だ。1つのピースをどこに入れたらいいのか元の絵とにらめっこしながら探して、ここだ!と思って当てはめると、ピースがまるで自分の意思でその場所に行くように、するっとはまり込む。何度かそんな不思議な感覚を味わった。完成させるまでかなりの時間がかかってしまったが、頭をからっぽにしてひたすら絵の完成を目指してピースを当てはめていく、そんな単調ではあるがかなりの忍耐力と集中力が必要な作業は、私の淀んだ頭の中を幾ばくかしゃっきりさせてくれた。
だが、もうこれでジグソーはご馳走さま。後はフレームを買ってきて、完成品をどこかに飾るだけにする。
ジグソーって不思議だ。1つのピースをどこに入れたらいいのか元の絵とにらめっこしながら探して、ここだ!と思って当てはめると、ピースがまるで自分の意思でその場所に行くように、するっとはまり込む。何度かそんな不思議な感覚を味わった。完成させるまでかなりの時間がかかってしまったが、頭をからっぽにしてひたすら絵の完成を目指してピースを当てはめていく、そんな単調ではあるがかなりの忍耐力と集中力が必要な作業は、私の淀んだ頭の中を幾ばくかしゃっきりさせてくれた。
だが、もうこれでジグソーはご馳走さま。後はフレームを買ってきて、完成品をどこかに飾るだけにする。
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風前の灯?
松井が全く打てない。あまりに打てなくて呆れてしまうほどだ。メジャー通算1000本安打こそ何とかクリアしたが、その後日米通算1500打点が話題になり始めたころからパタッと打てなくなってしまった。記録を意識して調子を狂わせたなどという低次元な話ではなく、今の不調はもっと深刻な問題を抱えているような気がしてならない。と言うのは、今シーズン松井に三振が多いからだ。日本時間5月8日の時点での松井は127打席中、三振が25もある。打席に立って、およそ5回に1回の割合で三振していることになる(正確には、.197)。これはかなり多い。私はずっと松井のことを、長距離ヒッターの割には三振の少ない選手だと思ってきただけに、この三振率(勝手にそう名付ける)の高さにはかなり驚いた。ちなみに安打数は26だから、三振と安打がほぼ同数ということになる・・。
ならば昨年はどうだったろうか、と私のヤフーブログで昨年5月8日時点での打席数と三振数を調べてみた。昨年は先発出場を外れて、そのまま出場しなかった試合や代打で登場した試合もいくつかあって、打席数は102と2割くらい少ないが、三振数は11と今年と比べてはるかに少ない。これを三振率(三振÷打席数)で見てみると、.108となり、今年は昨年のほぼ2倍となっていることがわかる。三振が多いとは思っていたが、こうしてはっきりと数字に出ると改めて愕然としてしまう。
松井をずっと応援してきた私ではあるが、松井のバッティングのどこが今悪いのか指摘できるほどの野球理論はまったく持ち合わせていない。松井が調子を落とすのは、疲労が蓄積して体調を崩した時であると信じ込んでいる私であるから、今回松井が打てなくなり始めた時には、「疲れているんだろうな・・。ソーシア監督、休ませてやってよ」と叫んでいたものだが、そんな声はまったく届かなかったようで、今までのところ松井は全試合に先発出場し、そのうち3試合はレフトの守備についている。それから考えると、監督の目からは松井が疲れているようには見えないのだろうし、松井自身も期待に応えようと懸命になっているようにも思う。ならば、疲労だけが今回の不調の原因と考えるのは、少しばかり短絡過ぎるのではないだろうか、とこのところ思うようになってきた。では他に何が原因に考えられるだろうか、と頭をめぐらしてみたところ、松井の三振の多さにそれを解くカギがあるのではないかと気づいた。そこで上のような数字を並べてみたのだが、それから読みとった私の推論を以下に述べてみようと思う。
三振の多さから、まずは視力が落ちたのではないかと思った。きわどい球を見極められずに見逃し三振をすることが増えたのではないかと思ったのだが、四球の数は今年が13、昨年が12とほぼ同数であることを考慮すれば、選球眼が落ちたとは言えないようだ。それよりも打ちにいった球を空振りしてしまうことの方が多いとするならば、目で見て判断した球筋と実際に振りにいったバットの軌道とが微妙にずれ、空振りしているのではないのか。さらに言えば、感覚神経と運動神経の連携に微妙なズレが生じてしまっても、今までだったら一刹那で修正できてバットに当てることくらいはできたのに、今はそれができずに三振という結果に甘んじるしかできなくなっているのではないか。
ならば、何故その修正が利かなくなってきたのか。私はそこに年齢が忍び寄っているのではないかと危惧する。心と体のズレなど若くて生き生きしている者なら、無意識のうちに克服できるだろうが、齢を重ねるにつれてだんだんそれが難しくなる。松井ももうすぐ36歳、肉体のピークはもうとうに過ぎ、心でそれを補ってきたのだろうが、それもだんだんと通用しなくなってきたのではないだろうか。他の分野に生きる者なら心の面をさらに鍛えれば何とか乗り越えられるかもしれないが、体が資本の運動選手では、心で支えきれる範囲は限られているように思う。だからこそ、ある年齢に達したら引退を余儀なくされるのが現実であろう・・。
実際問題として私の推論が的を射ているとはあまり思っていないが、今回の大不振から松井が抜け出すのはそう簡単ことではないだろう。悲しいけれど、誰もがたどる道だから仕方のないことかもしれない。
だけど、決してこのままでは終わるなよ、松井!! 頑張れ!!
ならば昨年はどうだったろうか、と私のヤフーブログで昨年5月8日時点での打席数と三振数を調べてみた。昨年は先発出場を外れて、そのまま出場しなかった試合や代打で登場した試合もいくつかあって、打席数は102と2割くらい少ないが、三振数は11と今年と比べてはるかに少ない。これを三振率(三振÷打席数)で見てみると、.108となり、今年は昨年のほぼ2倍となっていることがわかる。三振が多いとは思っていたが、こうしてはっきりと数字に出ると改めて愕然としてしまう。
松井をずっと応援してきた私ではあるが、松井のバッティングのどこが今悪いのか指摘できるほどの野球理論はまったく持ち合わせていない。松井が調子を落とすのは、疲労が蓄積して体調を崩した時であると信じ込んでいる私であるから、今回松井が打てなくなり始めた時には、「疲れているんだろうな・・。ソーシア監督、休ませてやってよ」と叫んでいたものだが、そんな声はまったく届かなかったようで、今までのところ松井は全試合に先発出場し、そのうち3試合はレフトの守備についている。それから考えると、監督の目からは松井が疲れているようには見えないのだろうし、松井自身も期待に応えようと懸命になっているようにも思う。ならば、疲労だけが今回の不調の原因と考えるのは、少しばかり短絡過ぎるのではないだろうか、とこのところ思うようになってきた。では他に何が原因に考えられるだろうか、と頭をめぐらしてみたところ、松井の三振の多さにそれを解くカギがあるのではないかと気づいた。そこで上のような数字を並べてみたのだが、それから読みとった私の推論を以下に述べてみようと思う。
三振の多さから、まずは視力が落ちたのではないかと思った。きわどい球を見極められずに見逃し三振をすることが増えたのではないかと思ったのだが、四球の数は今年が13、昨年が12とほぼ同数であることを考慮すれば、選球眼が落ちたとは言えないようだ。それよりも打ちにいった球を空振りしてしまうことの方が多いとするならば、目で見て判断した球筋と実際に振りにいったバットの軌道とが微妙にずれ、空振りしているのではないのか。さらに言えば、感覚神経と運動神経の連携に微妙なズレが生じてしまっても、今までだったら一刹那で修正できてバットに当てることくらいはできたのに、今はそれができずに三振という結果に甘んじるしかできなくなっているのではないか。
ならば、何故その修正が利かなくなってきたのか。私はそこに年齢が忍び寄っているのではないかと危惧する。心と体のズレなど若くて生き生きしている者なら、無意識のうちに克服できるだろうが、齢を重ねるにつれてだんだんそれが難しくなる。松井ももうすぐ36歳、肉体のピークはもうとうに過ぎ、心でそれを補ってきたのだろうが、それもだんだんと通用しなくなってきたのではないだろうか。他の分野に生きる者なら心の面をさらに鍛えれば何とか乗り越えられるかもしれないが、体が資本の運動選手では、心で支えきれる範囲は限られているように思う。だからこそ、ある年齢に達したら引退を余儀なくされるのが現実であろう・・。
実際問題として私の推論が的を射ているとはあまり思っていないが、今回の大不振から松井が抜け出すのはそう簡単ことではないだろう。悲しいけれど、誰もがたどる道だから仕方のないことかもしれない。
だけど、決してこのままでは終わるなよ、松井!! 頑張れ!!
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せっかくのお土産が・・
妻が娘の赴任先で買った土産が家に届いた。日本海の海の幸。市場の近くを通りかかったら、売り子のお兄さんに声をかけられて、あれこれ買わされてしまったらしい。「おまけするから」という殺し文句にころっと負けてしまった結果の一部がこれ。
カニを4杯とたまごをたっぷり抱えた甘エビ、それにウニやイクラ、ホタテ・・なんでこんなに買うんだと言いたくなるほど大量の魚介類がクール便で送られてきた。それとノドグロも・・。このノドグロという魚がおいしいのは知っていた。しかし高い魚なので、一度も食べたことがなかった。「日本海のノドグロは太平洋のものとはうまさが違うよ」と言われてつい買ってしまったのだそうだ。背開きされたものを開いたら、本当に喉のあたりが黒かった。
これを焼いてみたら、脂がのって恐ろしいほど美味しかった!!「こんな魚初めてだ!」と言いたいほど柔らかくて、しかも脂が乗っている。まさに絶品だ。恐るべき日本海の幸。これから娘はいつでもこんなにおいしいものが食べられるのか、少しばかり羨ましくなってしまった。
しかし、昨日はこれだけで話が終わらなかった。とんでもないオチが待っていたのだ。別便で妻が送った宅配便、妻の衣類などを運んで行ったキャリアバックに父と自分のために買った地酒を二本と、土産用の和菓子を詰め込んだもの。宅配便の営業所から朝電話がかかってきて、その荷物から酒のようなものが漏れてきているので、どうしたらいいのか聞いてきたそうだ。
「お酒の瓶が割れるといけないから、プチプチで包んで、「割れ物注意」のシールまで貼ってもらったのに、割れるなんてことがあるんだろうか」
と不思議に思ったそうだが、とりあえず家まで運んでもらうように頼んだ。運ばれた時には私たちは外出していて、宅配便の運転手とは何も話せなかったが、ビニールに包まれているその荷物を開けてびっくり、箱に入った酒の瓶が二本とも粉々に砕けている!!
「どういう扱い方をしたらこんな風になるんだ」
と妻と二人怒れるやら呆れるやら、しばし憮然としていたら、そこにまた営業所から電話がかかってきた。妻が応対していたが、釈然としない顔つきで電話を切って、事情を説明してくれた。それによると、どこでどうして割れたのかは分からないが、割れた酒と酒に濡れたお菓子は同じ物を買って送るから、どうかそれで勘弁してほしいと言われたそうだ。
「ええっ?それだけ???」
と妻が叫ぶと、
「それじゃあ、私の気持ちで何かお付けしますから、是非それでお願いします」
との一点張りでそれ以上とりつく島がなかったそうだ。
もうこれ以上文句を言っても埒が明きそうもなかったから、それで我慢することにしたらしいが、何ともふざけた話だと思った。確かに担当者としては誠意を尽くしたつもりなのかもしれないが、迷惑をかけられたこちらとしては納得がいかない。だが、
「俺たちがクレーマーだったらこれだけじゃ済まないよなあ・・」
と物分かりのいいふりをついついしてしまうから、結局は泣き寝入りってことになってしまうんだろうなあ・・。こちらは何も悪くないのにね。
カニを4杯とたまごをたっぷり抱えた甘エビ、それにウニやイクラ、ホタテ・・なんでこんなに買うんだと言いたくなるほど大量の魚介類がクール便で送られてきた。それとノドグロも・・。このノドグロという魚がおいしいのは知っていた。しかし高い魚なので、一度も食べたことがなかった。「日本海のノドグロは太平洋のものとはうまさが違うよ」と言われてつい買ってしまったのだそうだ。背開きされたものを開いたら、本当に喉のあたりが黒かった。
これを焼いてみたら、脂がのって恐ろしいほど美味しかった!!「こんな魚初めてだ!」と言いたいほど柔らかくて、しかも脂が乗っている。まさに絶品だ。恐るべき日本海の幸。これから娘はいつでもこんなにおいしいものが食べられるのか、少しばかり羨ましくなってしまった。
しかし、昨日はこれだけで話が終わらなかった。とんでもないオチが待っていたのだ。別便で妻が送った宅配便、妻の衣類などを運んで行ったキャリアバックに父と自分のために買った地酒を二本と、土産用の和菓子を詰め込んだもの。宅配便の営業所から朝電話がかかってきて、その荷物から酒のようなものが漏れてきているので、どうしたらいいのか聞いてきたそうだ。
「お酒の瓶が割れるといけないから、プチプチで包んで、「割れ物注意」のシールまで貼ってもらったのに、割れるなんてことがあるんだろうか」
と不思議に思ったそうだが、とりあえず家まで運んでもらうように頼んだ。運ばれた時には私たちは外出していて、宅配便の運転手とは何も話せなかったが、ビニールに包まれているその荷物を開けてびっくり、箱に入った酒の瓶が二本とも粉々に砕けている!!
「どういう扱い方をしたらこんな風になるんだ」
と妻と二人怒れるやら呆れるやら、しばし憮然としていたら、そこにまた営業所から電話がかかってきた。妻が応対していたが、釈然としない顔つきで電話を切って、事情を説明してくれた。それによると、どこでどうして割れたのかは分からないが、割れた酒と酒に濡れたお菓子は同じ物を買って送るから、どうかそれで勘弁してほしいと言われたそうだ。
「ええっ?それだけ???」
と妻が叫ぶと、
「それじゃあ、私の気持ちで何かお付けしますから、是非それでお願いします」
との一点張りでそれ以上とりつく島がなかったそうだ。
もうこれ以上文句を言っても埒が明きそうもなかったから、それで我慢することにしたらしいが、何ともふざけた話だと思った。確かに担当者としては誠意を尽くしたつもりなのかもしれないが、迷惑をかけられたこちらとしては納得がいかない。だが、
「俺たちがクレーマーだったらこれだけじゃ済まないよなあ・・」
と物分かりのいいふりをついついしてしまうから、結局は泣き寝入りってことになってしまうんだろうなあ・・。こちらは何も悪くないのにね。
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パンのかんづめ(2)
3年ほど前に「パンのかんづめ」という記事を書いた。息子が東京に住むようになり、妻が時々訪ねて行ったお土産に買ってきてくれたものだが、それとは種類の違う新しいパンのかんづめを食べた。
このところの私の朝食はSOYJOYに変わったことは先日記事にしたが、買い置きしてあった8種類全部食べきってしまい、昨日の朝食べるものがなくなってしまった。「それならこれを食べてみて」と娘とともに赴任地へ出かけた妻が、出発間際に差し出してくれたのが、この2種類のパンのかんづめ、「レ―ズンブレッド」と「くるみパン」。前に食べたかんづめのパンはほんのりリンゴの香りがして美味しかったのは覚えている。昨日の朝、さあ、どちらを食べようかしばし悩んだが、「レーズンブレッド」の方がしっとりした感じがして、こちらの方がいいかなと思って、缶を開けた。
開けた瞬間、ふわっとレーズンの香りがしてきた。「おいしそう」、思わず生唾を飲み込んでしまった。
出してみた。たっぷりレーズンが入っていて、やわらかそうだ。早速食べてみた。「おいしい!!」ふんわり感としっとり感がたまらない。これならパン屋で買ってくるレーズンパンと比べてもなんら遜色がない。
どこまでもたっぷりレーズンが入っているのがうれしい・・・。
あっという間に食べ終えてしまった。本当は続けて「くるみパン」も食べたかったのだが、さすがにそれは自重した。何でも非常食のようだが、これだけおいしいといつでも食べたくなる。では、「くるみパン」はどうだろう?それはまた後で・・。
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いい日旅立ち
向こうに着くには、高速道路を走っても3時間半くらいはかかるということなので、話のしてある現地の不動産屋に行って物件をいくつか見せてもらうには、やはり朝の10時には出発しなければならないだろうと目算を立てていた。ただ、時間に余裕を持たないと高速の運転は危ないから、とにかく早めに出かけるよう何度も言っておいたのが功を奏したのか、いつもは準備に手間のかかる娘が意外なほど早く準備完了した。前日引越し屋に運んでもらった大きな荷物の他に細々したものがいくつかあったので、それを車まで私が運んだ。これでしばらく会えなくなるから、見送りくらいはしてやろうと思った。高速道路を走ったことがあまりない娘の運転は心配だが、横に妻が乗って行くから少しは安心だ。妙にガラスが汚れていたので気を利かせてタオルで拭いてやったのに、ろくに礼も言わずに出発してしまった。
「気をつけて行けよ」
大きな声で叫んだのだが、果たして聞こえただろうか。本当は、
「体に気をつけろよ。あんまり頑張りすぎるなよ。辛いことがあったら一人で我慢せずに電話してこいよ」
そんなことを言ってやりかたかったけど、その前に出発してしまったから仕方がない。
3月の終りに京都から引き揚げてきた荷物がそのまま塾舎の1階の教室の1つに置いあったのだが、それがなくなってがらんとしてしまった。それを見ていたら寂しさがこみ上げてきたが、私がそんな弱気でどうする、娘の門出を祝ってやらねば、と気を取り直した。
2時半ころに妻から電話があって、
「今インターを出たところ」
と教えてくれた。途中で昼食を食べたりしてゆっくりしたそうだから、そんな時間になったようだが、
「着いてみればさほど遠いと感じない」
とも言っていた。それならいざというときにも駆け付けることができる範囲なんだな、とかなり気持ちが楽になった。いくら6年間一人暮らしをしてきたとはいえ、今度は京都よりも倍ほどの距離があるところだ。しかも雪国・・、どうしたって心配だ。怖いもの知らずの娘でさえ、前日には「少しドキドキしてきた」と言っていたくらいだから、肝っ玉の小さい私が不安にかられるのも当然だ。それでも、妻の言葉を聞いて距離感が縮まったのには安堵した。
9時過ぎに妻に電話してみた。
「部屋は決まった?」
「うん、職場に近いところ。近いと高いし、遠いと安いけど不便だろうから悩んだんだけど・・。まあ、いいところだと思うよ」
「そりゃよかった。で、いつ荷物が入るの?」
「日曜日。引越し屋に電話して無理やり持ってきてもらうことになった」
「じゃあ、とりあえず引越しの手伝いはできないなあ」
「まあ、たぶん自分でやれるでしょう。どうしても、っていうならまた行きゃいいわけだし」
「そうだな。そうすりゃいいよな」
なんでも自分がもらえる給料と相談してぎりぎりのラインで決めたそうだ。駐車場代もかかるから楽な暮らしにはならないかもしれないが、自分の力でやっていこうと決心しているから、駐車場代くらいは出してやろうかという私の提案は妻に即却下されてしまった。私としてはそう堅苦しく考えずに助けてもらえるものはもらえばいいと思うのだが、そんなことはダメなのだそうだ・・。
私のように甘えた人間を見て育ってきた娘だから、私のような人間にはなりたくないという気持ちが強いのかもしれない。それはそれで正しい選択だと思うから、無理しない範囲でやり繰りしていけばいい。
頑張れよ!!心から応援しているから・・。
「気をつけて行けよ」
大きな声で叫んだのだが、果たして聞こえただろうか。本当は、
「体に気をつけろよ。あんまり頑張りすぎるなよ。辛いことがあったら一人で我慢せずに電話してこいよ」
そんなことを言ってやりかたかったけど、その前に出発してしまったから仕方がない。
3月の終りに京都から引き揚げてきた荷物がそのまま塾舎の1階の教室の1つに置いあったのだが、それがなくなってがらんとしてしまった。それを見ていたら寂しさがこみ上げてきたが、私がそんな弱気でどうする、娘の門出を祝ってやらねば、と気を取り直した。
2時半ころに妻から電話があって、
「今インターを出たところ」
と教えてくれた。途中で昼食を食べたりしてゆっくりしたそうだから、そんな時間になったようだが、
「着いてみればさほど遠いと感じない」
とも言っていた。それならいざというときにも駆け付けることができる範囲なんだな、とかなり気持ちが楽になった。いくら6年間一人暮らしをしてきたとはいえ、今度は京都よりも倍ほどの距離があるところだ。しかも雪国・・、どうしたって心配だ。怖いもの知らずの娘でさえ、前日には「少しドキドキしてきた」と言っていたくらいだから、肝っ玉の小さい私が不安にかられるのも当然だ。それでも、妻の言葉を聞いて距離感が縮まったのには安堵した。
9時過ぎに妻に電話してみた。
「部屋は決まった?」
「うん、職場に近いところ。近いと高いし、遠いと安いけど不便だろうから悩んだんだけど・・。まあ、いいところだと思うよ」
「そりゃよかった。で、いつ荷物が入るの?」
「日曜日。引越し屋に電話して無理やり持ってきてもらうことになった」
「じゃあ、とりあえず引越しの手伝いはできないなあ」
「まあ、たぶん自分でやれるでしょう。どうしても、っていうならまた行きゃいいわけだし」
「そうだな。そうすりゃいいよな」
なんでも自分がもらえる給料と相談してぎりぎりのラインで決めたそうだ。駐車場代もかかるから楽な暮らしにはならないかもしれないが、自分の力でやっていこうと決心しているから、駐車場代くらいは出してやろうかという私の提案は妻に即却下されてしまった。私としてはそう堅苦しく考えずに助けてもらえるものはもらえばいいと思うのだが、そんなことはダメなのだそうだ・・。
私のように甘えた人間を見て育ってきた娘だから、私のような人間にはなりたくないという気持ちが強いのかもしれない。それはそれで正しい選択だと思うから、無理しない範囲でやり繰りしていけばいい。
頑張れよ!!心から応援しているから・・。
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ジグソーパズル(2)
実はジグソーパズルなんて楽勝だと思っていた。かつて昔に500ピースのジグソーパズルを簡単にクリアできたことが慢心の原因となっていたのだろう。しかし、ピースが2倍になるとこれだけ違うものかと、一昨日からずっと狼狽している・・・。
とは言え、昨日の明るい間はジグソーパズルのことは忘れていた。塾のGWの休日は昨日が最後だったので、午後は塾舎の掃除を少しばかりした。どこかに出かけたりすることのなかったGWだったが、それでも娘が帰省していたのでそれなりに楽しく過ごせた。休みの締めくくりとして塾舎の掃除をするのも乙なものかな、と少々鈍った心と体に鞭打って頑張ってみた。
その後、夕食を家族で食べながら、これで休みも終わりか、娘も赴任先に行ってしまうのか、と思ったらなんだか寂しくなったが、そんなことを言ったところで何もなりはしない。ビールを飲みながら、バカな話をしていただけだが、やっぱり私にはこんな過ごし方が一番似合っている。改めて娘の新たな門出を祝う言葉をかけるなんて気恥ずかしくてとてもできない。私の思いはきっと分かってくれているだろうと、勝手に思いこんで特に何も言わないで済ましてしまった。そんなもんだよなあ、いつも・・。
お腹がふくれたら急にジグソーパズルのことを思い出した。休みの間に完成させようという野望は不可能だと前日で分かっていたが、それでも少しでも先に進めたいと思ったのだ。
TVも点けずひたすらジグソーパズルに集中したはずだが、なかなか思うようにはいかなかった。昨日並べることのできたパーツのいくつかをつなげることができて、何となく全体像が見えてきた。このパズルの大きさ 72cm×49cmが縦×横だと思っていたのが、横が72cmで縦が49cmだということが昨日の途中から分かってきて、「そうなのか・・」と勘違いが解消されてずいぶん見通しがはっきりした。
しかし、これで完成まであとどれくらいになったのだろう。3分の1くらいかな・・。完成までにはまだまだかなりの時間がかかりそうだが、休みが終わればそんなに時間をかけることができない。かなりの長期戦になりそうだが、どんなことがあっても必ず完成させようと思っている。がんばろう!!
とは言え、昨日の明るい間はジグソーパズルのことは忘れていた。塾のGWの休日は昨日が最後だったので、午後は塾舎の掃除を少しばかりした。どこかに出かけたりすることのなかったGWだったが、それでも娘が帰省していたのでそれなりに楽しく過ごせた。休みの締めくくりとして塾舎の掃除をするのも乙なものかな、と少々鈍った心と体に鞭打って頑張ってみた。
その後、夕食を家族で食べながら、これで休みも終わりか、娘も赴任先に行ってしまうのか、と思ったらなんだか寂しくなったが、そんなことを言ったところで何もなりはしない。ビールを飲みながら、バカな話をしていただけだが、やっぱり私にはこんな過ごし方が一番似合っている。改めて娘の新たな門出を祝う言葉をかけるなんて気恥ずかしくてとてもできない。私の思いはきっと分かってくれているだろうと、勝手に思いこんで特に何も言わないで済ましてしまった。そんなもんだよなあ、いつも・・。
お腹がふくれたら急にジグソーパズルのことを思い出した。休みの間に完成させようという野望は不可能だと前日で分かっていたが、それでも少しでも先に進めたいと思ったのだ。
TVも点けずひたすらジグソーパズルに集中したはずだが、なかなか思うようにはいかなかった。昨日並べることのできたパーツのいくつかをつなげることができて、何となく全体像が見えてきた。このパズルの大きさ 72cm×49cmが縦×横だと思っていたのが、横が72cmで縦が49cmだということが昨日の途中から分かってきて、「そうなのか・・」と勘違いが解消されてずいぶん見通しがはっきりした。
しかし、これで完成まであとどれくらいになったのだろう。3分の1くらいかな・・。完成までにはまだまだかなりの時間がかかりそうだが、休みが終わればそんなに時間をかけることができない。かなりの長期戦になりそうだが、どんなことがあっても必ず完成させようと思っている。がんばろう!!
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ジグソーパズル
今年のGWは、遠出する予定がなかった。何をして過ごそうかというあてもなかったので、とりあえず日曜日に書店をひやかしてみた。すると、その書店にジグゾーパスルが大量に売られていた。もう何十年も遊んだことはないが、GWの暇つぶしには一番いいかもしれない、と買ってみることにした。
選んだのは1000ピースの「福が福呼ぶ福の猫」という岡本肇のイラスト。我が町では陶製の招き猫が盛んに作られ、我が家にも何個か飾ってある。岡本肇のイラストはカレンダーが妻の部屋に飾ってあり馴染みがある。1000ピースというのはかなりの難しそうだが、完成したら72cm×49cmとかなり大きなものになる。どうせならこれくらいの方がやりがいがある。相当時間はかかるだろうが、そんなことは覚悟の上で買ってきた。
ところが、日曜はBBQでつぶれてしまったので、月曜日の午後から作り始めた。
う~~~~ん、さすがに難しい。いくら呑気な気持ちでいられる連休とはいえ、こうした遊びにはついつい熱が入ってしまう。その割には進捗具合が牛歩のごとくで情けなくなるが、途中喫茶店に行ったり、夕食を食べに行ったり、録画してあった昔の映画を横目で見たりしながら、ゆっくりゆっくりと、しかし確実に進めていった
たぶんできなくはない。時間さえかければ必ず完成できる。しかし、何とか休み中に仕上げてしまいたい私としては、屈辱的なほど進めなかった。予想以上に難しかった・・。これが今日の最終形。
これで1割から2割くらい完成したことになるのだろうが、かなりの難敵だ。完全攻略するまでは、しばらくの間このジグゾーパズルにかかりきりになりそうだ。ヤバい・・・。
選んだのは1000ピースの「福が福呼ぶ福の猫」という岡本肇のイラスト。我が町では陶製の招き猫が盛んに作られ、我が家にも何個か飾ってある。岡本肇のイラストはカレンダーが妻の部屋に飾ってあり馴染みがある。1000ピースというのはかなりの難しそうだが、完成したら72cm×49cmとかなり大きなものになる。どうせならこれくらいの方がやりがいがある。相当時間はかかるだろうが、そんなことは覚悟の上で買ってきた。
ところが、日曜はBBQでつぶれてしまったので、月曜日の午後から作り始めた。
う~~~~ん、さすがに難しい。いくら呑気な気持ちでいられる連休とはいえ、こうした遊びにはついつい熱が入ってしまう。その割には進捗具合が牛歩のごとくで情けなくなるが、途中喫茶店に行ったり、夕食を食べに行ったり、録画してあった昔の映画を横目で見たりしながら、ゆっくりゆっくりと、しかし確実に進めていった
たぶんできなくはない。時間さえかければ必ず完成できる。しかし、何とか休み中に仕上げてしまいたい私としては、屈辱的なほど進めなかった。予想以上に難しかった・・。これが今日の最終形。
これで1割から2割くらい完成したことになるのだろうが、かなりの難敵だ。完全攻略するまでは、しばらくの間このジグゾーパズルにかかりきりになりそうだ。ヤバい・・・。
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石川遼
石川遼選手が男子ゴルフツアーの中日クラウンズで爆発的なスコアで首位浮上。 アウト7バーディー、イン5バーディーの12バーディーノーボギーでツアー最少の58をマーク。 通算13アンダーで首位浮上。
このメールが届いたのは 14:05。弟と義妹の家族を呼んでBBQをする準備をしていた時だった。
「すごい!!」
私の家からさほど遠くないゴルフ場で開催されている大会だけに少なからず注目していたが、3日目を終え1アンダー、首位丸山茂樹と6打差となって石川遼の優勝はとても無理だと思っていた。さすがに地元だけあって午前中はTVでクラウンズの特集が放送されていたものの、石川が優勝に絡まない大会は寂しいなあ、と思っていただけにこのメールには驚いた。慌ててTVを点けてみたが大会は放送されていなかった。新聞を見たら、15:30から放送されるとのことだったので、仕方なく待っていたところ、15:08になって、
石川遼選手が男子ゴルフツアーの中日クラウンズで爆発的なスコアで優勝。 12バーディーノーボギーでツアー最少の58をマーク。 通算13アンダーで今季初勝利。
とのメールが届いた。
「すごい!!」
到着した弟たちにこのことを伝えると、誰もが口々に「すごい!!」を連発した。まったくそれしか言えないほどの快挙だった。
マスターズに予選落ちするなど今季精彩を欠いている印象があった石川だが、よく考えてみればこのクラウンズが国内ツアー3戦目。それで爆発的なスコアで逆転優勝を飾るのだから、まったく驚嘆するしかない。そのラウンドを少しばかり振り返ってみると・・、
『1番、2番を連続バーディでスタートした石川は、4番から3連続、さらに8番、9番もバーディを奪い、前半を7アンダーの「28」で折り返した。この時点で通算8アンダーまで伸ばし、スタートして4ホールパーを積み重ねた丸山を抜き去り単独首位に立った。
その勢いは止まることを知らず、8番から続いた連続バーディは11番までの4連続となった。そして終盤の14番からも3連続バーディと、この日12個のバーディを積み重ねて1ラウンド「58」というツアー新記録を打ち立てた。終わってみれば、2位に5打差という大差をつけて今シーズンの1勝目を果たした』
TV中継が始まって石川のラウンドの映像が流されたが、6番、14番でバンカーに入れながらもバーディーをとった場面には興奮した。これでアマ時代を含め、ツアー通算7勝目だというが、ゴルフのTV中継など滅多に見たことがない私でも、彼のショットだけは見たいと思う。石川の1歳年下でゴルフ部に所属していた塾生が言うには、石川のゴルフ感はすごいらしい。もちろん飛距離のすごさは言うまでもないが、グリーン上でパットをねじ込む能力の高さはものすごいと言う。実際に石川遼のショットを見たことがあるらしいが、とても真似できるものではないらしい。そんな話を聞いて以来私も石川のすごさに注目してきたが、このスーパーチャージは私の予想をはるかに超えたものであり、彼の底知れぬ能力の一端を垣間見た思いがする。
試合後、
「自分が優勝したのが信じられない気持ちでいっぱい。バーディーパットがすべて1、2メートルについてくれて、そのパットをどうにか沈めることができた。気づいたら、バーディーが積み上がっていた。これをゾーンというのかなとも思ったけれど、すごく平常心でワクワクしながらプレーできた。すごく不思議な気持ちでした」
と述べたらしいが、これからも「ゾーン」をしばしば体験できるよう、慢心することなく精進を重ねていってほしいと思う。
このメールが届いたのは 14:05。弟と義妹の家族を呼んでBBQをする準備をしていた時だった。
「すごい!!」
私の家からさほど遠くないゴルフ場で開催されている大会だけに少なからず注目していたが、3日目を終え1アンダー、首位丸山茂樹と6打差となって石川遼の優勝はとても無理だと思っていた。さすがに地元だけあって午前中はTVでクラウンズの特集が放送されていたものの、石川が優勝に絡まない大会は寂しいなあ、と思っていただけにこのメールには驚いた。慌ててTVを点けてみたが大会は放送されていなかった。新聞を見たら、15:30から放送されるとのことだったので、仕方なく待っていたところ、15:08になって、
石川遼選手が男子ゴルフツアーの中日クラウンズで爆発的なスコアで優勝。 12バーディーノーボギーでツアー最少の58をマーク。 通算13アンダーで今季初勝利。
とのメールが届いた。
「すごい!!」
到着した弟たちにこのことを伝えると、誰もが口々に「すごい!!」を連発した。まったくそれしか言えないほどの快挙だった。
マスターズに予選落ちするなど今季精彩を欠いている印象があった石川だが、よく考えてみればこのクラウンズが国内ツアー3戦目。それで爆発的なスコアで逆転優勝を飾るのだから、まったく驚嘆するしかない。そのラウンドを少しばかり振り返ってみると・・、
『1番、2番を連続バーディでスタートした石川は、4番から3連続、さらに8番、9番もバーディを奪い、前半を7アンダーの「28」で折り返した。この時点で通算8アンダーまで伸ばし、スタートして4ホールパーを積み重ねた丸山を抜き去り単独首位に立った。
その勢いは止まることを知らず、8番から続いた連続バーディは11番までの4連続となった。そして終盤の14番からも3連続バーディと、この日12個のバーディを積み重ねて1ラウンド「58」というツアー新記録を打ち立てた。終わってみれば、2位に5打差という大差をつけて今シーズンの1勝目を果たした』
TV中継が始まって石川のラウンドの映像が流されたが、6番、14番でバンカーに入れながらもバーディーをとった場面には興奮した。これでアマ時代を含め、ツアー通算7勝目だというが、ゴルフのTV中継など滅多に見たことがない私でも、彼のショットだけは見たいと思う。石川の1歳年下でゴルフ部に所属していた塾生が言うには、石川のゴルフ感はすごいらしい。もちろん飛距離のすごさは言うまでもないが、グリーン上でパットをねじ込む能力の高さはものすごいと言う。実際に石川遼のショットを見たことがあるらしいが、とても真似できるものではないらしい。そんな話を聞いて以来私も石川のすごさに注目してきたが、このスーパーチャージは私の予想をはるかに超えたものであり、彼の底知れぬ能力の一端を垣間見た思いがする。
試合後、
「自分が優勝したのが信じられない気持ちでいっぱい。バーディーパットがすべて1、2メートルについてくれて、そのパットをどうにか沈めることができた。気づいたら、バーディーが積み上がっていた。これをゾーンというのかなとも思ったけれど、すごく平常心でワクワクしながらプレーできた。すごく不思議な気持ちでした」
と述べたらしいが、これからも「ゾーン」をしばしば体験できるよう、慢心することなく精進を重ねていってほしいと思う。
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藤を見ながら・・
今年も藤が咲く頃になった。ここ2年ずっと塾から見える藤の花を記事にしているが、今年は例年と比べて一段と華やかな気がする。
誰も何も世話しないでも、こうやって花を咲かせるのだから大したものだ。しかし、寄生している藤があまりに栄えてしまっては本体の木が枯れてしまう。ほどほどにしておかないと共倒れに終わってしまう。そのあたりのバランスを藤が心得ているからこそ、毎年こうやって見事な花房を私たちに見せることができるのだろう。自然の摂理とは人知をはるかに超えた奥深いものである。
そんなことを思いながら藤を眺めていたら、現今の民主党政権もこの藤のようなものではないだろうか、と妙なことを思った。マニフェストに掲げた政策が、謂わば藤の花である。「高速道路の無料化」「子供手当て」「沖縄普天間基地の県外移設」「無駄なダム建設の中止」などなど、きらびやかな文言で有権者の耳目を集めたのは、今まさに房となって垂れさがっている藤の花のように、見る者を魅惑するだけの力があった。その美しさに酔いしれた人々が多かったからこそ、圧倒的な勝利とともに政権交代が実現したのであろう。しかし、藤の花のごとく、マニフェストが寄生していたのはわが日本国であり、寄生するものが強くなればなるほど、宿主たるものの勢いは弱まっていく。すなわち、様々な問題を内包しながらも、マニフェストで公約したものだからと金科玉条のごとく、硬直した姿勢でその実現を焦れば焦るほど、本体の国は弱体化していく・・。そんな国の現状を藤が象徴しているようで、しばらく見ているうちにげんなりしてしまい、言葉なくその場を離れた・・。
昨年の総選挙のとき、私は政権交代を望んだ。それは民主党に期待したわけではなく、様々な分野で疲弊しきった自民党政権に辟易していたからである。民主党など決してあてにはならないが、座して死を待つよりはダメもとで新しい息吹に期待してみようか、というほどの気持ちであった。故に政権交代後、遅々として改革が進まないどころか、自民党政権時代よりも悪くなった点がいくつか見え始めても、「どうせこんなものだろう」と、大して落胆もしていなかった。(メッキがはがれるのが早すぎた気はするが・・)。それよりも今私が悲噴慷慨しているのは民主党の対抗勢力たる自民党の内部分裂である。まさに溺れる船から逃げ出す動物たちのように、有象無象の国会議員たちが自民党を離れて新党結成を果たした。その時の様子をTVで垣間見て驚いたのは、誰もが嬉しそうな顔をしていたことだ。日本の現在の難局を乗り切るためには国を挙げての政策が求められているのに、皆でてんでバラバラなことを言いながら、ちっぽけな政争を繰り返しているだけなのに、憂国の士を気取った彼らは至って呑気に嬉々としてはしゃいでいるのだから呆れてしまった。その現状認識の甘さにむかっ腹が立ってきて、
「どうしてそんなにアホなんだ!」
と思わず叫んでしまった。これでは彼らにもまるで期待できない。これからの日本をどうするのか、明確なビジョンを何も示さないのだから、いったい何のために自民党を飛び出したのだろう・・、謎だ。
いつも思うことだが、いったい今の政治家たちは何を目標としているのだろう。高邁な理想など持ち合わせていないのかもしれないが、せめて持っているような素振りだけはしてもらいたい。今の政治家たちの発言を聞いていると、あまりに器が小さすぎる。このブログのサイドバーに貼ってある、坂本龍馬の金言を少しは勉強した方がいいだろう。
例えば、これなんてどうだろう。
何の志ざしもなき所にぐずぐずして日を送るのは、実に大馬鹿ものなり
誰も何も世話しないでも、こうやって花を咲かせるのだから大したものだ。しかし、寄生している藤があまりに栄えてしまっては本体の木が枯れてしまう。ほどほどにしておかないと共倒れに終わってしまう。そのあたりのバランスを藤が心得ているからこそ、毎年こうやって見事な花房を私たちに見せることができるのだろう。自然の摂理とは人知をはるかに超えた奥深いものである。
そんなことを思いながら藤を眺めていたら、現今の民主党政権もこの藤のようなものではないだろうか、と妙なことを思った。マニフェストに掲げた政策が、謂わば藤の花である。「高速道路の無料化」「子供手当て」「沖縄普天間基地の県外移設」「無駄なダム建設の中止」などなど、きらびやかな文言で有権者の耳目を集めたのは、今まさに房となって垂れさがっている藤の花のように、見る者を魅惑するだけの力があった。その美しさに酔いしれた人々が多かったからこそ、圧倒的な勝利とともに政権交代が実現したのであろう。しかし、藤の花のごとく、マニフェストが寄生していたのはわが日本国であり、寄生するものが強くなればなるほど、宿主たるものの勢いは弱まっていく。すなわち、様々な問題を内包しながらも、マニフェストで公約したものだからと金科玉条のごとく、硬直した姿勢でその実現を焦れば焦るほど、本体の国は弱体化していく・・。そんな国の現状を藤が象徴しているようで、しばらく見ているうちにげんなりしてしまい、言葉なくその場を離れた・・。
昨年の総選挙のとき、私は政権交代を望んだ。それは民主党に期待したわけではなく、様々な分野で疲弊しきった自民党政権に辟易していたからである。民主党など決してあてにはならないが、座して死を待つよりはダメもとで新しい息吹に期待してみようか、というほどの気持ちであった。故に政権交代後、遅々として改革が進まないどころか、自民党政権時代よりも悪くなった点がいくつか見え始めても、「どうせこんなものだろう」と、大して落胆もしていなかった。(メッキがはがれるのが早すぎた気はするが・・)。それよりも今私が悲噴慷慨しているのは民主党の対抗勢力たる自民党の内部分裂である。まさに溺れる船から逃げ出す動物たちのように、有象無象の国会議員たちが自民党を離れて新党結成を果たした。その時の様子をTVで垣間見て驚いたのは、誰もが嬉しそうな顔をしていたことだ。日本の現在の難局を乗り切るためには国を挙げての政策が求められているのに、皆でてんでバラバラなことを言いながら、ちっぽけな政争を繰り返しているだけなのに、憂国の士を気取った彼らは至って呑気に嬉々としてはしゃいでいるのだから呆れてしまった。その現状認識の甘さにむかっ腹が立ってきて、
「どうしてそんなにアホなんだ!」
と思わず叫んでしまった。これでは彼らにもまるで期待できない。これからの日本をどうするのか、明確なビジョンを何も示さないのだから、いったい何のために自民党を飛び出したのだろう・・、謎だ。
いつも思うことだが、いったい今の政治家たちは何を目標としているのだろう。高邁な理想など持ち合わせていないのかもしれないが、せめて持っているような素振りだけはしてもらいたい。今の政治家たちの発言を聞いていると、あまりに器が小さすぎる。このブログのサイドバーに貼ってある、坂本龍馬の金言を少しは勉強した方がいいだろう。
例えば、これなんてどうだろう。
何の志ざしもなき所にぐずぐずして日を送るのは、実に大馬鹿ものなり
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