じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

愛と哀しみのボレロ

2006-09-22 11:36:19 | 映画
愛と哀しみのボレロ

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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★ モスクワ、パリ、ベルリン、ニューヨークで暮らす4人の芸術家とその家族。この作品は、彼らが戦争に巻き込まれ、苦難の中で生き延びる姿が描かれている。

★ 戦争は、あまりにも多くのものを彼らから奪った。戦争に人生を狂わせされた彼らが、バラバラに生きる彼らが、映画の終盤に向かって、一つの舞台へと集結していく。その演出は見事だ。

★ 最後は、ジョルジュ・ドンがラヴェルのボレロを踊る。

★ 時代を越え、国境を越えた壮大な映画である。国家とは何なのか、戦争とは何なのかを考えさせられる映画である。
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ある愛の詩

2006-09-22 11:33:56 | 映画
ある愛の詩 スペシャル・エディション

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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★ 別れはせつない。愛し合う二人ならなおさらである。

★「愛と死を見つめて」「ビューティフルライフ」そして「セカチュー」まで、病に引き裂かれる愛のストーリーは後を絶たない。それは、愛する人の死による別れとその喪失感が人間にとって最も大きなインパクトを与えるからであろう。

★ 大学生のオリバーとジェニー。短気だがスポーツマンのオリバーと音楽を愛するジェニーは、家柄の違いをこえて愛し合う。オリバーは親の反対を振り切ってジェニーと結婚。しかし、ジェニーは不治に病に・・・。

★ 「新雪」の中で戯れる幸せ絶好調の二人。そして、最後、冬景色の中で途方にくれてたたずむオリバーの姿が印象的だった。

★ 「愛とは決して後悔しないこと」、ため息が出る映画だ。
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阿弥陀堂だより

2006-09-22 02:38:12 | 映画
阿弥陀堂だより 特別版

アスミック

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★ 都会の生活に疲れた夫婦が山里での生活を始める。そこで出会った人々。ゆっくりと流れる時間の中で、人と人のさまざまなふれあいが描かれている。

★ 出演者の演技がいい。特に、96歳の北村谷栄さんの自然な演技は最高だ。素朴なおばあちゃんの存在そのものに感動し、涙してしまう。

★ 田舎の風景に、かつての日本の姿を見てしまう。今ほど豊かではなくても、人々の心温まるふれあいがある。こんないい国だったんだなぁと思ってしまう。
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シンドラーのリスト

2006-09-22 02:34:51 | 映画
シンドラーのリスト スペシャル・エディション

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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★ 人間はどうしてここまで残酷になれるのだろうか。そして、この残酷な人間の悪魔ようなの魂の中に、どうして1%程の良心が宿っているのだろうか。

★ 時代は、ナチス・ドイツがヨーロッパを侵略し、ユダヤ人が虐殺されていたとき。1人のドイツ人実業家、シンドラーがユダヤ人の救済を始めた。もちろん最初は、安い労働力としてユダヤ人を利用していたのかもしれない。しかし、虐げられるユダヤ人の姿を見て、彼の中で何かが変わった。

★ 彼が救えたのはほんの一握りの人々だったかもしれない。だが、その一握りの人々から多くの子孫が生まれ、育っていく。

★ 人間の尊厳を問うた作品だ。

★ 僕が一番印象に残ったのは、パートカラーで映しだされた赤い服の少女だね。鮮烈だったなぁ。
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小さな恋のメロディ

2006-09-22 02:26:59 | 映画
小さな恋のメロディ

ポニーキャニオン

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★ ビージーズの曲にのせて綴られる小さな恋の物語。主役を演じるマークレスターとトレイシー・ハイドが、実にかわいい。誰もが経験する心のときめきを見事に演じている。
思春期の入り口。「若葉のころ」だからこそ熱中できるピュアな恋が新鮮だ。

★ 1970年前後。イギリス病と言われ、経済的には苦しかった時代。子ども達の家庭にも貧富の差はあるけれど、子どもたちはみんな元気だねぇ。

★ イギリスの風景に、後先の事を考えずに突っ走れる季節に、あこがれるなぁ。

★ 日本では、みつはしちかこさんの「小さな恋の物語」があって、のっぽのサリーとドジなチッチの物語、よかったなぁ。ドラマでは、岡崎友紀さんと沖雅也さんだった。僕は、単行本の10巻ぐらいで、サリーに心が通じず落ち込むチッチをそっと見守る岸本君の姿に、感動した。
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