じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「アルマゲドン」

2006-09-24 23:36:47 | 映画
アルマゲドン

ジェネオン エンタテインメント

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★ 巨大隕石が地球と衝突する。こうしたSF小説や映画は昔からあった。この「アルマゲドン」も同様のパニック映画である。

★ 巨大隕石の地球接近。地球を守るためには隕石を核爆弾で破壊しなければならない。そしてその仕事のために選ばれたのは、サルベージのプロだが、ちょっといかつい男達であった。

★ 地球の救済など思いもかけず、ましてや宇宙船の知識など全くないズブの素人。そんな彼らが宇宙飛行士として速成され、地球の命運を背負って旅立つのだった。

★ テーマとしては新しいものではないが、実に見せ方がうまい。思わず作品にのめり込んでしまうし、SFXもよくできている。

★ ヒーロー物には違いないが、グイグイと感情移入させら、最後はグッと胸に迫ってくる。外国ではあまり売れなかったというが、日本人好みの作品なのかもしれない。

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管理職の希望降任

2006-09-24 18:47:30 | 教育
★ 校長・教頭から一般教員に、自ら希望して降格する人が増えているという。その背景には何があるのだろう。

★ まずは、多忙さか。校長は個人差が大きいと思う。自ら新しい企画をたて、それを実践するような校長は多忙を極めるだろうが、教職の最後をつつがなく過ごそうと考えている校長は、そう忙しくもあるまい。

★ また学校間の格差もある。多くの問題をかかえる困難校では肉体的にも精神的にも大変だと思う。

★ 教頭はどの学校でも最も多忙だろう。一番早く登校(出勤)し、一番遅くまで残る。そうしたことは日常茶飯事ではないだろうか。またPTAなど親や学校外の組織との調整も教頭の仕事のようだ。こうした日常に疲弊する教頭も多いと聞く。

★ 以前からよく言われるのは、行政と教職員との板ばさみだ。組合が盛んだった頃にはよく見られた光景だ。校長といっても教育行政全体では末端の管理職、いわば中間管理職だ。民間で言えば営業所長か、せいぜい支店長レベルだろう。学校経営といわれるけれど、自らの裁量で動かせるカネもヒトも限られている。

★ 公務員独特の給与体系もあるだろう。公務員は基本的には年功序列。よく働いても適当にサボっていても給料に大差はない。無理をして肉体的、精神的にダメージを受けてまで管理職にとどまるよりも、給料に大差がないなら一般教員として責任を軽減したほうがよいと考えるのも当然の成り行きだ。

★ 戦前なら「校長」の待遇はイマイチでも、天皇に代わって教育を司るといった「名誉」が与えられていた。でも今は労働者だし、過労死すれば死に損にもなりかねない。

★ これは学校という社会の特徴でもあるが、ベテランの教員が管理職となる。しかし、教員を長くやっていることと、言い換えれば子どもの指導がうまいことと、経営者としての資質・力量は必ずしも一致しないということだ。そう考えると自ら管理者として不適であると自覚し、一般教員に降格する教員が増えることは当然のことであろう。

★ ただ、一つ気をつけなければならないのは、先の「指導力不足」教員の件でも言えるが、学校が大きく姿を変えてきているということだ。創造のためのリストラはよいだろうが、学校という組織が崩壊しつつあるとするならば、これは日本の教育にとって憂慮すべき事態だ。その点、よく見ておく必要がありそうだ。
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日本人の顔

2006-09-24 02:36:35 | Weblog
★ とあるサイトで幕末の若き志士達の集合写真を見た。西郷、大久保、桂、坂本、勝さらには明治天皇まで登場するといった豪華版。合成写真には違いないが、それはともかくとして、当時の日本人の顔を見て感じることがあった。

★ 始めは髪形のせいかなとも思ったが、それを差し引いても今の日本人の顔とはどこか異質なものを感じる。まずはアゴだ。アゴがはっている、エラ顔が多い。頬がこけているから、そのエラが更に強調さえている感じだ。

★ 笑顔がない。写真というのは当時としては最先端技術だから、笑って記念写真を撮るなんていう習慣がなかったのかもしれない。あるいは武士は笑わないものだったのだろうか。皆一様に口を真一文字に結んでいる。いや突き出しているといったほうが良いかも知れない。精悍と言えば精悍だ。

★ なんか薄汚さはあるが、これが野趣というものだろうか。同じ民族でも時代や食べ物が変わるとこんなにも人相が変わるものなんだなぁと感心した。
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ニューシネマパラダイス

2006-09-24 02:20:00 | 映画
ニュー・シネマ・パラダイス

角川エンタテインメント

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★ イタリア・シチリアの小さな町。娯楽といったら映画館「パラダイス」で上映される映画ぐらいのものだった。映画好きの少年トトは映写技師であるアルフレードと仲良くなる。二人は時には師匠と弟子であり、時には友人同士であった。

★ しかしある日、その「パラダイス」が焼失し、アルフレードは失明してしまう。

★ 時はめぐり、トト少年は成長し、この小さな村を離れ、映画監督となる。そして1枚の訃報が届く。それはアルフレードの死を告げるものだった。トトは30数年ぶりに故郷への途についた。

★ 月日の残酷さ、そして月日をこえて輝き続ける思い出。そうしたものがしみじみと味わえる映画だ。
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