じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

食糧安全保障

2007-06-12 23:48:56 | Weblog
★ ウナギの稚魚の輸出が規制されると言う。クジラ、マグロなど日本人に馴染みの深い食材が次々と姿を消したり、高価になったりしている。ウナギもトロもそのうち庶民の口には程遠いものになるかも知れない。

★ ウナギやトロならまだしも、地球の温暖化による環境変化や人口の爆発的な増加によって、食糧をめぐるパイの取り合いが熾烈になってきたようだ。

★ 特に地球の人口の5分の1を抱える中国の経済発展は、食糧、エネルギーともにこれからの世界の大きな台風の目となりそうだ。

★ 日本も集団的自衛権云々を考える前に食糧をめぐる安全保障を考えたほうがよいのではないか。食糧自給率を高めなければならないのではないか。

★ 今の日本で自給できると言えば米ぐらいだろう。あとはせいぜい野菜ぐらいか。そして米にしても10数年前の凶作は記憶に新しい。タイ米とのブレンド米によってなんとかその場をしのいだんだったなぁ。

★ 今の日本なら米が不作でも他に食べるものがあるからよい。しかし世界的な混乱により輸入が途絶えたら、それこそ日本人が干上がるのは時間の問題だ。

★ 飽食の時代とか、グルメブームとか言ってはいられなくなる。狭い国土ではあるが農業立国も考えたほうが良いのではないか。

★ ウナギの問題からふとそんなことを思った。
コメント

いちゃもん社会

2007-06-12 13:37:31 | 教育
★ 東京の公立学校は親からの不当な要求に対応するため弁護士との連携を強めると言う。「モンスターペアレント」と呼ばれる自分勝手な親の存在はもはや放置できない状況らしい。

★ 今日の「天声人語」は面白かった。学校に限らず「いちゃもん社会」の実態について取り上げていた。

★ 何かあれば訴訟を起こすといったアメリカ社会の前兆か、あるいはより弱い立場のものに、いちゃもんをつけてウサを晴らすと言ったストレス社会のツケか。

★ ホンネはともかくタテマエでは「お客様は神様」といった性善説に立つサービス業。いちゃもんと呼ばれるゲリラ戦には少々手を焼いてしまう。

★ いちゃもんと言っても正当なものもあれば不当なものもある。不当なものでもプロの(?)クレーマーによるものもあれば、そもそも聞く耳をもたず理屈の通じない人もいよう。逆切れする人もいよう。大手ではクレーム処理のマニュアルがあるのだろうが、一概に対応できないのが難しいところだ。

★ 以前勤務していた英会話学校では、自分が英検に合格しなかったのが納得できないといって何度も電話をかけてくる人がいた。役所でアルバイトをしていたときは、何かの申請が通らなかったことが気に入らないと言って大声で「上の者を呼べ」と怒鳴り散らすその筋の人がいた。

★ ラーメン屋で「唐揚げが一つ少ない」と店員を怒鳴る人、「虫が入っていた」といって何とかしてくれという人。レンタルビデオ店で返却日を過ぎていたため延滞料を請求され逆切れする人。法務局で会社関係の閲覧をしていてその費用をされると「オレが見たんと違う。あんたが見たんやからなんではらわなあかんねん」と職員を睨みつける人。

★ 消費者中心社会はまことに結構なことだが、いちゃもんに対するルール作りも必要かもしれないね。

 
コメント

一人っ子、末っ子

2007-06-12 13:11:44 | 教育
★ 大学時代に教育評論家。吉岡たすく氏の講演を聞いたことがある。中でも印象に残ったのが兄弟の順番による性格の特徴についてだ。吉岡氏は3人兄弟を例に上げられていたが、長男、次男、そして末っ子とそれぞれの特徴をおもしろおかしく説明されていた。

★ それから20余年。受け持たせていただいている子どもの様子を見ると、確かに兄弟の順番によって性格に特徴があるようだ。

★ もちろん少子化の時代で、最近では一人っ子の割合が多くなっている。一人っ子は自我が強い割りに気が弱い。わがままな傾向があり自分が常にかまってもらいたいようだ。自分の思い通りに進んでいると気分が絶好調だが、ちょっとしたつまづきがあるとすぐにしょげてしまう。「一人っ子症候群」とでも言おうか。経験からして父親の優しい男の子にこの傾向が強いようだ。

★ 第一子はだいたいボーッとしているがさすがにお兄ちゃん、お姉ちゃんだけあって安定感がある。第二子は上と対抗して成長していくせいか、だいたい「やんちゃ」である。

★ 末っ子が甘えたなのはいつの時代も一緒か。ある面一人っ子と似たような傾向もあるようだ。

★ 親の養育態度や家族関係で子どもの性格が変わるというのは面白い傾向だね。
コメント