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毎日が修行~♪

自分を好きになって、自分を大事にして
自分の機嫌は自分で取ろう!
それが自分も周りも幸せになる秘訣です!

マリと子犬とミッドタウン

2008年01月10日 | 日常
一昨日(火曜日)義理の父とカラオケへ行って
昨日(水曜日)はレディースデーということで映画に行きました。

今あまり観たい映画がなかったのですが
(洋画派だからね、私


「マリと子犬の物語」

が良いらしいよ…と友達に聞いていたのでそれに決定~
って、お義父さんの好みは良いのかいという突っ込みはなしでお願いします。

マリと子犬…とっても良かったです。

もう、始まってすぐくらいからずっと泣いてた。
こんなに泣いた映画は久しぶりかもしれない。

子役の二人がもう、それはそれは見事な演技で…。
本当にこの二人は天才だね~~。
おじいちゃん役の宇津井健もすばらしかった。
なんといってもマリの演技は、演技と思えないくらいで
泣かせてくれたよ~~~

飼い主を一生懸命励まして、
一生懸命に助けようとして…。
仕方なく置き去りにされても、それを受け入れて自分の子を守る
もうね、マリには母として負けたね。
ほんと、すごいです。母の愛。

この映画では二人の(人間の)子供たちの母親が亡くなっている設定で
それがまた、涙を誘うのよ~~~。

「お母さんがいないから(犬が)飼えないの?」なんて言われちゃ~~
飼わざるを得ないでしょ~~~

「もう、死ぬのは嫌なんだもん」だなんて
こんな小さな子どもの口から聞く言葉じゃないだけに
涙がちょちょぎれる訳です。



義父は大正15年=昭和元年生まれ=1926年生まれなので
今年82歳になられるのです。
そのお義父さんもメガネをはずして涙をぬぐっていらっしゃいました。

アルツハイマーにかかられているので、
映画を観たことさえも忘れてしまうかもしれないのだけど
きっとパンフレットを見たら
涙したことを思い出してくれると思って購入しました。

いつまでもこの感動を思い出してくれると良いなぁ~




そして今日(木曜日)は、朝起きた時には
「今日はどうしよう~~~~」と思っていました。

そしたら朝刊を見ていたお義父さんが
「これを持って帰っても良いだろうか」と私に聞くので見たら
東京のマンションの宣伝だったのです。
東京のどこかのビルが立ち並ぶ写真と地図が載っていて
「東京はこんなとこなんだ…と(友人に)見せてあげたいから…」と
おっしゃるの。

それなら、そういうところに写真を撮りに行こう~~と思い、
「お義父さん、ミッドタウンというところへ行きましょう~」と決定。
(またまた勝手に
そのときすでに10時半を過ぎていたので
3時に帰ってくるみりこをどうしよう…

そして、考えた。
今日9時半に家を出ないと大学の講義に遅刻するはずの番人
なんと、10時半のその時間に、まだ家にいたのです。

番人!今日、学校に行く気あるの?
ないでしょ?もう休んじゃいなさい!
その代り、みりこが帰って来たら公文に送り出して!」と指示。

番人は「大学に行きなさい!」と言われると思っていたらしく、
「休みなさい」と言われて、嬉しそうでした。。。(本当は困るんだけど


それからお昼から講義予定だったまりぶ
「今日、絶対学校行かなきゃいけないの休んじゃいなさいよ
と言って、
「数学の単位、やばいから…
と言っているまりぶにさらに
「へぇ~、そんなに数学が好きなんだ。おじいちゃんとの時間より大事なんだ~~」
などと言って、結局まりぶ
「もう、行く気なくなった」とついてくることに…。
(友達に代筆頼んだそうです

さすがに一人で義理の父を人ごみに連れて行くのは不安だったのよね。
私がトイレに行っている間、どうしよう…とかね。


そんなわけで別に義理の父が行きたいとも言わないのに
「写真撮るぞ」と行ってきました。
私はしいていえばサントリー美術館に行きたかったのよね。

いっぱい写真、撮ってきましたよ
普通はあんなところで写真を撮るのはちょっと恥ずかしいものですけど
義理の父がいたから全く恥ずかしくもなく
あっちこっちでバシャバシャ。↓

美術館にも行ってきました。
美味しいケーキも食べてきました。
まりぶもそれだけで満足だったと思います。

家に帰ってご飯を食べてから
撮ってきた写真をプリントアウトしたら
もう、お義父さんはそれはそれは喜ばれて
「良い思い出が出来た」と嬉しそうでした。
たくさん歩いて大変だったけど、思い切って行って来て良かったです


義父は初めは14日まで我が家に滞在する予定だったのですが
明日の夜、義理の弟(パパっちの妹の旦那さん)が
お義父さんと一緒に帰られることになりました。

明日は滞在最後の日なので、のんびりお茶でも飲んでお話しようと思います。
今回、いろいろ話を聞いた中で
新しく知ったことがありました。

義理の父は、終戦後、近所に住むハワイアンが弾ける友人に頼まれて
ギターの伴奏をしていたそうなの。
当時ハワイアンはめずらしかったらしく、
ダンスホールで演奏したり、映画館を借りて演奏したりされたそうです。
「おじいちゃんは人気者やったんやで~~
と、話してくれました。

80数年生きてこられた義理の父の人生が
少しでも分かって、良かったと思います。

ただ一つ心に引っ掛かっているのが「ハワイに行きたい」という義父の言葉。
数年前に義理の妹夫婦と一緒に
義父はハワイへ行ったことがあるのです。
(それも「行ったことがあると思うけど誰と行ったんかいな」と、
はっきり覚えていらっしゃらないのですが)

新聞の広告にハワイ旅行の写真が載っていると
「もう一回、行ける時に行きたいなぁ」
「ここは楽園だ」
「大蔵省は引き受けるから連れて行ってくれんかの~」
「一人じゃ行けんからの~」
と私に毎日のように言うのです。

「そうですね、良いところだから、行けると良いですね~」と言いながら
本当に連れて行ってあげたいと思うのですが
今日の足取りを見ていると、かなり厳しそうです。
本当に行くなら、すぐに行かないと…という状態です。

でも、こんなに行きたがっているのに…。
辛いなぁ。
連れて行ってあげたいなぁ。
(自分も行きたいし~
それが私の気がかり。
これはパパっちだけじゃなく、義妹夫婦などと相談しなくては…ですね。

義妹家族ともみんなでハワイに行けたら最高~~です。