1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】田中角栄さんが「戦争を知ってる者が政治の中枢にいる間は心配ない。戦争を知らない者が政治の中枢になった時が、危ないんだ」と。

2022-04-08 10:21:31 | 法話
わが寺の初代は、2代目の父に「世相を見て、法を説け」と常々。それを父が拙僧に「世相の大きな流れを止める事は出来ん。人間はその世相(人の行動)を目で見て、耳で聞いて、心が洗脳されていき、その時代の善悪が固まっていく。それが正解であろうと、なかろうと。その時代を生き抜く為に、人は如何なる工夫を。

【追伸】
ロシアがウクライナに理不尽な喧嘩を吹っかけ、世界秩序が大きく変動を。米国の銃社会を今更、止められるのか。世界の核兵器を今更、撤廃出来るのか。撤廃条例が法律化されても、1度手にした物を、人間が本当に手放せるのか。それも、命に直結している物を。恐らく、隠し持つ事に。檀家で戦地に赴いて、命のやり取りをされた90代爺様が「ロシアが『北海道は我々の領地』などと、とぼけた事を言いおった。ロシアが行動に移せば、今度は中国が『沖縄は我々の領地』と言ってくる可能性が高い。弱みを見せたら、つけ上がってくるだけ。この危険区域の日本を無防備のまま、大人は子供達に『ほれ、あとはお前達がやれ』と受け継がせるつもりなのかな。どう思うや、住職。坊主の立場抜きにして意見を言えや」と。「国会では、専守防衛(相手から武力攻撃を受けた時、初めて防衛力を行使出来る)や、憲法9条の話ばかり、なんだよね。人間は、1度死んだら、2度と生き返れないんだが。死んだ後で、後悔しても遅いんだが。政治家はそれをわかってんのかな」「ロシアを見てみろ。あれだけ民間人を殺しておいて『我々がやったんではない』と平気で嘘を吐きよる。衛生で一部始終見られてるというに。そんな事、お構いなしや。そんな国を相手にするんだ。この国の人達の命を真剣に守る気がない政治家は、とっとと辞めてもらいたい。百害あって一利なしや。こんな話をするとすぐ、軍国だの、何だの、と。そりゃ、世界各国、仲良く、喧嘩をせんが1番いいに決まっとる。が、理想と現実は違う」と、ロシアにというよりも、日本の政治家に、相当なお怒りを。