読者が「ロッテの佐々木朗希投手。あと1イニングで2試合連続完全試合を途中降板。監督は『今後を考え、無理と判断』と。当人は『首脳陣の判断』と。2019年夏の高校野球決勝で投げさせず、甲子園に行けなかった事も。第三者にとっては『またか』の事例。住職の見解は」と。「野球に関心なかった人も興味を」と。
【追伸】
拙僧、この読者に「2019年の高校野球地方大会決勝、佐々木投手に投げさせず、無念の甲子園出場ならずの後は、相当な苦情が高校にきたと聞いている。が、この苦情が先日の完全試合達成で、当時の高校の監督の判断『将来の事があるから、無理はさせられない』が正しかったがある意味、証明されたよね。この度の2試合連続完全試合達成前の降板も将来、佐々木投手が大リーグで活躍し、日本人に希望と勇気を与え始めたら『あの時の判断は正しかった』に変わるんだろうね。それにしても、素晴らしいは、ロッテのファン。ブーイングが怒らなかったらしいやん。暖かいファンが多いんだろうね。何にしても、結果というは、後々に出てくるもの」と。対し、この読者が「そういえば、1992年、夏の甲子園大会で明徳義塾高校の監督は、星稜高校の松井秀喜選手に5打席連続敬遠を指示し、勝利を手に。当時、社会現象となり『勝利至上主義』について物議になりましたよね、住職」と。「松井選手の件も、この度の佐々木投手の件も、長い野球の歴史の中でも稀な事例にて。度々ある事ではない。それだけ『逸材だった、逸材だ』という事かな。敵も味方も、その場で対峙している人にしか、分からない境地だと思うよ。第三者は、とやかく言いたいだろうが、まあ、何せ、人の心を沸き立たせてくれる存在は、野球ファンに限らず、世の中に夢と希望を与えてくれるよね」と。
