1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 人間はどうしても、自分には甘くなるもの。ある場所に自分を置く事で、自分に試練を与える事が出来る。四国霊場も、それが出来る場所。

2022-04-27 15:59:57 | 法話
2泊3日で家族と一緒に四国巡拝へ。コロナの影響で巡拝者が激減。某札所のご住職が「金剛寺さん(拙僧)、見てんない、この環境。海、山、川、こんな所にコロナはおらんよ」と。空海さんは嘗て、鬱病を患った事が。どうやって克服したか。高野山の山歩きで。同調音を聴き続ける事で副交感神経の乱れを緩和したと。

【追伸】
副交感神経の緩和に同調音が効果的とわかったは、昨今の事と専門家が。例えば、波の音、川のせせらぐ音、風が木々を渡る音、鳥の囀る声。変わったところでは、電車のガタンゴトンの音。同調音といえば他にも、クラッシック音楽や、お寺の法要もそう。お経も木魚も一定調子音にて、法要中に眠気が刺し、すやすや寝入るは、副交感神経が緩和されるから。わが寺でも、お寺にお参りに来る様になって、不眠症が解消されたという檀家さんもちらほら。家でじっとしていても気がめげるだけ、この際、空いた時間で四国巡拝などは、如何でしょうか。心が洗われますよ。因みに、大きく深呼吸する事でも、副交感神経が緩和され、鬱病の改善に繋がると。こうした情報は全て、その筋の専門家からの受け売りですが、受け売りとはいえ、結構、効きます。