1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 家内と出会う前の年数を、家内と出会ってからの年数が10年程、超えてきましたね。これからが夫婦の楽しい時間かな。1日でも長く継続を。

2022-04-09 16:19:05 | 法話
4月12日は、拙僧誕生日。同じ日に、広瀬香美さん、田中康夫さん、中田ボタンさんなど。高田延彦さんは全くの同じ歳。今年還暦(数え年61歳)。人間は60年で再び、赤子として生まれ変わると考え、赤ちゃんの産着に魔除けの意味がある事から、暦が還る祝いに赤い物を贈るという習慣が。拙僧は赤い作務衣かな。
【追伸】
日本では、奈良時代から始まった長寿の祝い。還暦の次が『数え年70歳、古希』、『数え年80歳、傘寿』、『数え年88歳、米寿』、『数え年90歳、卒寿』、『数え年99歳、白寿』、『数え年100歳、百寿』と。因みに拙僧、900人以上の葬式、その何倍もの人の『生き死に』に携わってきた経験から、70歳の古希で体をやられる人が、どうも多い様な気がする。拙僧の父もこの歳に癌で倒れました。古希の歳になって気を付けても遅いですよ。その数年前から様々控えておいた方が。
【余談】
日本人の平均寿命ですが、縄文15歳前後、弥生20歳前後、平安35歳前後、鎌倉25歳前後、室町15歳前後、安土桃山35歳前後、江戸31歳前後、明治大正45歳前後、昭和20年戦時中31歳、50歳を超えたは戦後になってから。平均寿命が80歳を超えたは、平成になってから。平均寿命の時代別推移の原因は、調べてみて下さい。様々、興味を惹かれます。









【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 感染パンデミックの後には何故か、大きな戦争が。第一次世界大戦後にスペイン風邪が。その18年後に、第二次世界大戦が。この度も。

2022-04-09 10:00:46 | 法話
読者が「住職の昨日法話ですが、戦争をすればどういう結果を齎すか、過去の戦争でわかってるはずなのに。人間は愚かですね」と。「ウイルス感染にしても、100年前のスペイン風邪と殆ど同じ防止法。なのに人間は同じ轍を踏み、感染拡大を。自分に降り掛かって来なければ、所詮他人事。戦争もまた、同じかな」と。

【追伸】
阪神淡路大震災にも、北海道奥尻島津波にも、東北大震災にも、米国9、11にも、日航123便墜落事故にも、わが寺の檀家さんがその場に。生き死にの危険を味わった人と、そうでない人との間には、かなりの温度差があるな、とその時々に実感しましたね。それが人間というもの、と考えると、感染病パンデミックも100年前の話。第二次世界大戦も70年前の話。もう殆ど、経験者は残っていない。病気も、事故も、災害も、経験せずば、本当の苦しみはわからん。現代人が戦争に対し、能天気となるも、仕方のない事かな。