映画「おくりびと」は日本アカデミー賞の各部門を総なめにした作品ですが、
アメリカのアカデミー賞でも外国映画賞・・・オスカー賞・・・に輝きました。
アカデミー賞はアメリカでの最高の映画へ与えられる表彰です。日本の作品
としては初快挙でした。
わたしはまだ観ていませんが、死者を棺に納めるまでの納棺師を描いた
ドラマで、日本の風習として、人間の最後を扱う仕事です。
今は病院で亡くなれば清拭など病院側でしてくれますが、家庭で亡くなった
場合は親戚の者で行ないます。最近は葬儀社の方でと、そこで納棺師の
出番となるのです。
亡くなった人を棺に納めることは厳粛な儀式です。映画では主演の本木
雅弘さんが納棺師を演じてのすばらしい演技だったそうです。「茶道の所作
に通じるところがある」と本木さんは話していました。
昨年映画館にかかりましたが、・・・観る機会をなくし今に至っています。
再度上映されたら、観に出かけようと思います。
「おくりびと」はモントリオールでもグランプリを取っています。
短編アニメ賞の部門でも日本の「つみきのいえ」が受賞とWでの賞獲得
でした。
「つみき・・・」の加藤監督と「おくりびと」の滝田監督