夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

ライブラリーへ     大相撲名古屋場所千秋楽 

2009-07-26 19:09:26 | Weblog

   この2週間の読書は、山崎豊子さんの「運命の人」1,2、3部作を
   しっかり読みました。仕事の片手間と言うのではなかなか読めないで
  す。一夜にして、1冊の半分ぐらいは読まないと、話がつながりません。
          

    社会派と言われる山崎豊子さんです。「運命の人」も10年の歳月
   をかけての集大成です。実在の人物も少し名前を変えて登場です。

       昭和46年の沖縄返還に関わる新聞社政治記者と外務省の秘密
   漏洩をめぐる問題作です。国民の知る権利を主張する記者側極秘を
   守ろうとする外務省、そこには外務省審議官の女性秘書が介在しま
   す。あらすじは簡単には書けるものではないです。

   4部が届いているかとライブラリーへ行きましたがまだでした。
    本が傍にないと淋しいわたしです。4冊ほど借りてきました。

   「寒紅の色」     立松 和平 著   北国新聞社
            金沢を舞台に加賀友禅をめぐる男女の最新作
         

   「妖しい詩韻」    内田 康平 著   角川事務所
      今までの推理小説ではなく死者の独白
     ”穏やかな死などはなき こんなことで死ねるのか の声
      天を突く”   辺見じゅん歌集より

   「いかだ満月」    山本 一力 著   角川事務所
              江戸時代小説  何故かこの著者の小説には人情味があり
              悪者が居ない。
            

   「院長の恋」     佐藤 愛子 著    文芸春秋社
               エッセイではいつも憎まれ口が看板ですが、
              「わたしは人間が好きなのだから怒るの」・・・と
               「よく見ておきなさい、あれが恋という病気よ。」
               85歳の愛子先生、これが最後の作品集(5編)ユーモア
      たっぷり・・・・

     大相撲名古屋場所千秋楽   白鵬優勝 
           朝青龍を下してのV