横柄な口調での言質をとられ、各所から反発された東日本復興対策 大臣
松本 龍氏が辞任と言うことになりました。
岩手・宮城県の知事に対しての発言は権力者として丸出しで仮にも１県の
長である知事への礼を失する言葉でした。大臣ともなるとあれだけ尊大にな
るのでしょうか。命令口調の言い方には驚きました。
言葉はどうも人間性を表すようですから、松本大臣が普段はもっと鷹揚だ
と言う声も聞かれますが、どこかで地が表われるものでしょう。
今回大臣はわずか９日間と言う復興大臣の座でした。菅総理の大臣任命
にも批判はあるでしょう。（何もしない空白の９日間とも言えます。）
普段我々の生活でもぞんざいな言葉を発する人もいますが、
「親しき仲にも礼儀あり。」は心得なければならないと思います。その点、戦前
生まれの人は礼儀を保っています。
今の人たちが簡単に友だちを呼び捨てにしたり、年長者に対しても「俺」
を連発するのはわたしはどうも馴染みません。敬語の使い方さえ知らない
と恥をかくこともあり、品格を問われかねます。（タレントの中には随分と非礼
な言葉遣いもあり、あまり好きになれないです。）