夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

「個の尊重」は身勝手と同義語か 小学生に英語教育?

2007-01-11 21:27:51 | Weblog

  成人の日の各地の新成人たちの様子(1部かも分かりませんが)を見ていると
  これでも成人かと言いたくもなります。

  先日借りた藤原正彦氏「この国のけじめ」の文をお借りします
    
    個の尊重」について
     個性の尊重とか個性豊とかやたら目に付き、美しい響きを持つが
    「自由」
 とない交ぜになり、結果これらと紙一重の身勝手、わがまま
   したい 放題が横行している。「他人に迷惑をかけない限り何をしても良い」
     が大手を 振って いる。

      その通りなら、援助交際も誰の迷惑にもならないとなる。責任をとる必要が
     なくて も、してはいけないこと、をわきまえることこそが道徳の中核である。
     戦後の自由は、武士道精神など古くからあった「かたち」や道徳を徹底的に
    破壊した。誠実、忍耐、正義、勇気、惻隠、公の精神、 誠実孝心、
    名誉と恥、卑怯を憎む心などわが国の至宝といえるものであった。

    「個人の尊厳」の派生として子ども中心主義があり「ゆとり教育」として
    世界で最も勉強しない子どもたちを作り上げた。

    小学生に「英語」「パソコン教育」が必要か
     人間には主軸が必要である。母国語の完全習得とそれに支えられた豊富な
     読書を通して、文化、教養を吸収することであり、全時間の半分くらいを要して
     もよい。日本人として育てるなら、小学校で外国語導入は無意味愚か
     ある。他教科の時間を圧迫し有害ともいえる。
         パソコン教育についても財界や産業界の干渉であり、小学校で起業家
     精神を、中高生に株や債券の知識をなど愚民化政策としか思えない。

   教育とは政治や経済の諸事情から超越すべきものであり、子どもたち
    にはすばらしい教育を与える、と言うのが誇り高い国家の覚悟である。

    数学者の藤原氏の著書(ベストセラーになった)「国家の品格」の
    柱石となった本です。かなり厳しい論説ですが、日本のこれからを思うとき
    子どもたちの教育が今のままでよいのかと憂慮するこのごろです。       
    


グランドゴルフの日

2007-01-10 19:18:05 | Weblog

 毎月第二水曜日グランドゴルフの定例会です。26名が集まりまし。 
長寿大の8期奥志摩の方からも10名余りグランドゴルフをしている会
 の人 たちが来られます。もう5年ほどになりますか。
                              

  わたし達の仲間は毎週火曜日に練習会をしていますが火曜日は、わたしは
  ゴルフが入っていて、例会だけ出席です。今日は昨日より風は強いでしたが、
  晴れ上がりお昼ごろには暖かくなり、午前9時から11時半頃まで4ラウンド
  出来ました。(1ラウンドは8ホール・・・24) パープレーだと4回で96です。

    今日のわたしは、ホールインワン1個あり、92で4位でした。
     (22,23,26,21)まずまず上等でした。上手下手よりその時の調子が
     左右するようです。

   1回の会費200円ですから、賞品は全て100円ショップの物です。賞は
 1位だけ が 少し高くて、飛び賞は200円ぐらいの物、参加賞は100円程度、
    わたしの今日は参加賞がインスタントカレー、ホールインワンがビニール手袋
  でした。

  あまりお金もかけず大勢で楽しく遊べる高齢者のスポーツでしょう。
  似たものにゲートボールがありますが、ゲート・・・は、やや意地悪な所もあり、
  チーム競技ですから、争うこともありで、個人競技のグランド・・・ は自分だけ
  の勝負で気楽と言えます。仲間とのコミュニケーションもあり続けています。

  


本年初ゴルフ 寿会 浜島カントリー 

2007-01-09 20:02:17 | Weblog

   1昨日は風も強く、今日はどうかと心配しましたが、午前中少し風はあったも
   ののお天気が良く今年のスタートとしては上々でした。寿会の1月例会でした。
          

      わたしのゴルフは、毎月例会の行なわれるなが4つあります

   寿会
は昔、志摩 カントリーが立ち上げた60歳以上の会で、わたしも12年前
    から入っています。(浜島カントリー)
 
    賢交会と球遊会元先生の(志摩市)の会ですが、今は他の方もたくさん
    入っています。17,8年になります。ロイヤルと浜島カントリーに分かれて
    います

    三寿会長寿社会大OBで、伊勢、度会、 志摩と 60歳以上で5,6年前
    からです。

   これらのほか1年に2回の犬遊会(戌年生まれの同年会)、1年1回の
    退教互の会(鳥羽、志摩)があります。

   後はプライベートに行なうのが月1回で、これらをあわせると1年に60回
    廻っています。良い仲間に恵まれ、わが身の健康のありがたさをしみじみ感じ
    ます。

       本日のスコア  105 (アウト53、 イン52) ハンデ20(ハンデ調整は
                               4月)
              7位賞を頂きました。(浜島産の干物)
       
 
     今日はわたしの72歳の誕生日でした。家に帰ったら玄関前に大きな花籠
   がメッセージつきで置かれてありました。ゴルフの仲間のYさんからでした。
   いくつになってもうれしいものでした。また、ふくちゃんから誕生祝いの電子
   メール を、おけいはんブログには、お祝いの言葉が入れられていました。

    良い1日でした。皆さんに感謝します。
  


成人の日 あれこれ

2007-01-08 19:25:41 | Weblog

  今日は成人の日以前は1月15日と決まっていたのが、昨年から変わって
  しまい、未だにピンとこないのです。テレビのニュースで「ああ、成人の日か」と
  知らされる程です。

   また、わたしの地方は、町合併が行なわれるまでは、成人式が町の体育館
 などで行なわれ、町の中心部へ買い物などで出かけると、振袖姿を見かけること
 もありました。合併で市になってからは、隣の阿児町で行なわれるため、とんと
 見られなくなり、成人式が見えなく?なりました。

    新成人の数も減少していますから、自分の地区にでもいればですが・・・若い人
 が本当に少ないのです。せいぜいテレビで成人式の様子を見るぐらいです。

  各地で行なわれている成人式でしたが、北海道の夕張市市が予算化されない
 中、自分たちで立ち上げ盛り上げた手作り成人式はどこの成人式より立派で
 さわやかでした。わずかの金額、寄付金を頂いての式で、全額使うのでなく、残り
 の金額
来年、再来年へと継いでいくとのことでした。
  馬鹿騒ぎの成人式の多い中、一服の清涼剤の思いがしました。
 
  谷川俊太郎さんの詩の中に

       「どんな美しい晴れ着も どんな華やかなお祝いの花束も それだけでは
      きみをおとなにしてくれない」・・・・・
              (今朝の新聞紙上に掲載)

      ちなみにわたしの成人式は、まだ学生でした。昭和29年でした。
      神社でお払いを受け、記念撮影で終わりと簡単なものでした。


志摩地方の特産品 「きんこ」

2007-01-07 18:44:29 | Weblog

  わたし達の子どものころのおやつと言えば、お餅で作るあられと お芋で作る
 切干芋でした。戦中戦後でしたから、甘いお菓子などなかったのです。

   今、このお芋で作る「きんこ」志摩の加工特産品として市場に出ています。
  農家でさつまいもを生産する家庭ならば、自分の家の分ぐらいは作りますが、
  大量に作るのは、10年あまり前からでしょうか。特に奥志摩 安乗地区
  では多く作られています。
    「きんこ」と名付けられたのも商品化してからでしょう。

  きんこ用のお芋は、蒸かして食べるお芋でなく(ほかほかでは作れない)
 生産過程 から品種の異なる物を作るのです。中味の赤いのもあります。

  皮をむき大きな釜で煮て、適当な大きさに切り、すのこに並べて太陽の下で干す
 のです。気温が高すぎてもカビが生え、失敗しますから、天候の固まった時を
 選び天日干しをします1週間から10日程もかかります。手間ひまかけるだけに
 美味しさは、抜群です。

  わたしの友達も少し作っているので、友達の分と共に分けていただきました。
 出来上がった「きんこ」は、甘さも自然のもので軟らかく、1個食べるとついまた
  手が伸びると言ったぐあいで食べ過ぎに注意しなければなりません。
           

   最近はスーパーにも他の地区のものが出ていますが、志摩のものをお勧めし
  ます。宣伝になってしまいました。


「日本のあるべき人材育成とは」 1月1日 の新聞より

2007-01-06 19:48:37 | Weblog

   正月早々から痛ましくも由々しいニュースが流れています。兄が妹を 母が
   幼児 をと、昨年も多くありましたが、何故にこのような殺人が簡単に行なわれ
   るのか、理解に苦しみます「心」のない人間があまりにも多いのでしょうか。
   動物にさえ劣るようです。

   1日の新聞に教育再生会議の座長であるノーベル化学賞受賞者
   野依良治氏 が「日本のあるべき人材育成」について、述べられていました。
   内容はかなり難しいので、忘れぬように端折っておもな事を列記します。

  日本人が先ず身につけること  正しい規範と実世界に生きるすべだ
                       立場の違う人々と理解しあい、協力すること

  日本を支える人材とは      「尊敬されるか、感謝される人に」尊敬は
                       たいへんだが、感謝は努力さえすれば得ら
                         れる。
 
   人材を作り出す社会をどう描くか   どんな社会も強者と弱者がいるが
                                                    そのまま 勝者と敗者にならぬように

                       トップ人材を育てる意味では平等主義は良く
                         ない。科学技術はトップが水準を引き上げる

  仲間の大切さ            人は自然、社会環境に対峙し、順応しながら
                        生きていて、ひとりでは無理、仲間がいる。
                       アジアの友だち作ろう。

  教育に対する考え         教育「社会総掛かり」で取り組まないとい
                      け ない。学校が教えられることは限られてい
                       る。
                       人は学校だけでは育つのではない。家族
                       地域、産業経済界、マスメディアも関わる
                          テーマだ。


泳ぎ初め 「メッツ」へ 交通渋滞に巻き込まれる

2007-01-05 22:05:05 | Weblog

   伊勢市も昨日は安倍総理小沢民主党代表神宮参拝交通規制
   され、「メッツ」へ行くのも今日にしました。泳ぎ初めです。
    いつも通り1キロは泳ぎました。仲間も多く来ており、お互い新年のご挨拶を
   交わし、息災をよろこびました。

      少し早くに終わり、車で途中まで来たところ、車の渋滞に巻き込まれました。
   ある程度予測はしていましたが、今日は格別で明日から3連休だったためか、
   わずか5,~6キロの道路(伊勢神宮への道)を1時間以上要しました。

      家まで30分もあれば帰れますが、1時間40分ほどかかりました。
       後、ライブラリーへ行き4冊借りてきました。

   「この国のけじめ」     藤原 正彦(国家の品格の著者)
     主な項目   「個の尊重]は身勝手と同義語か
               流暢と教養、並び立たず
                 蘇れ、読み、書き、そろばん
      「命を終わりを決めるとき」 朔 立木 ( 法曹界に身を置く)

      「名をこそ惜しめ」  津本 陽
        硫黄島 魂の記録  なぜ戦えたか 激戦地で戦力はるかに劣る
                    日本兵が米軍に大打撃をあたええたのは なぜか

   「異国の迷路」     坂東 真砂子
        ニューヨーク、パリ、東南アジアを舞台にのショートホラー
   


NHK生活ほっと 96歳日野原重明氏 超元気生活

2007-01-04 19:37:46 | Weblog

   今朝の番組で聖路加病院名誉院長日野原先生へのインタビューを聞かせ
    ていただきました。96歳にして現役の医師です。その生活ぶりと医師としての
    考えには感銘させられます。
                   

      生活のあり方  食事は朝は殆ど流動食 (牛乳、とまとジュース 野菜ジュー
              ス) 昼食もクッキーと飲み物程度 夕食のみご飯 魚肉類 
              野菜など、1日のカロリー1500あまりとのことです。

             夜も遅くまで講演などの執筆をし、 車の中でも新幹線の中
              でも校正などされるそうで、そのために膝の上に乗せて書く
               ことの出来るとっておきの道具も披露していました。

              また体を鍛えるために、スクワットやストレッチもされるそうで
              す。
      全て集中してされ、それが習慣化されていて、ご自分では使える時間が
          寿命だと話されました。
   
   医師としての姿勢 
              50歳台の時にハイジャックされた「よど号」に乗っておられ、
                  助かった命 の重みを感じ、医師としてあり方を考えたこと、
              医療システムは医師が頂点のピラミッド型でなく、医師、
              看護士、介護士ボランティア、患者一体となって作り上
              げて いくものとして、現場聖路加病院で取り組んでおられる
                  こと。

  患者への接し方  患者を診ない医療への批判、(レントゲン CT など
                のデーターをコンピューターのみをみての診断)
                 患者用の回転椅子があるのは日本だけで、先生は
                 立っていって患者の後ろに廻って診察されるそうです。
                入院患者への対応も30分はかけるとのこと、3分間
                 診療と言われる今の医師に聞いてもらいたい話です。

                       要は「心のタッチ」であること 癌の告知もサイエンス
                でなくアートで接する、一人ひとり異なった対応がある。
              そして、最後に患者が生きてきて良かったと言える診療を
                と。
               

    今日の日野原先生真っ白なスーツ水色のネクタイと言うモダンな
     服装でした。何でもイギリスのサッカーの監督が白いスーツに水色のネクタイ
     だった ので、自分もしてみたかったとか、ユーモアもあります。

        またオーケストラの 指揮も小沢征二氏のもとでしたり、ミュージカル
    「はっぱのフレディー」では 脚本、出演と多彩にうごいてお られます。
   
      日野原氏は75歳までは老人でないと言われます。わたしもあまり老人ぶらず
   に少しでも気持ちも若くもっていきたいものです。
                


箱根駅伝 復路もそして 総合優勝順大でした

2007-01-03 20:13:25 | Weblog

  昨年は難波君のアクシデントで、優勝を逸した順大でしたが6年ぶり11回目
  の総合優勝でした。大会新記録が3人もいましたから、今年は選り抜きぞろい
  だったのでしょう。キャプテン今井君など「山登りの神」と言われているほどで
  した. 

  最後で日体大が東海大を抜いての2位も見事でした。箱根駅伝は、10位まで
  のシード権争いが熾烈です。4年間取れなかった早稲田がやっと6位に入り
  雪辱を果たしたけれど城西大は2年連続11位と悔しい結果でした。

   もう一つ10区へのたすきリレーは1位が出た後、20分以内に入らなければ、
 たすき無しのスタートでした。今年も目の前まで達しながら20秒の差で無念
 神大でした。悔しい思い出として残ることでしょう。

    箱根駅伝は各大学が様々な思いをこめた集約です。卒業していく者の中に
 は、念願達成の喜びもあれば渡せなかったたすき抜かれてしまった悔しさ、
 シードを取れなかったことなど
、思いがあるでしょう。

  2日間走りぬいた選手に拍手を送ります 。  


       夕方訃報が入りました。先日チャリティー陶芸展を開いた(12月16日
           のブログにも入れました)玉城町の田中さんが亡くなられたとのことでした。
           6年ほどゴルフも一緒にされた方で、わたしより1歳上でした。悲しい報せ
           でした。  ご冥福を祈ります。     遺品となった陶器
               


箱根駅伝 往路順天堂大 優勝

2007-01-02 14:52:49 | Weblog

   昨日も実業団駅伝を見ましたが、今日は、午前8時からの箱根駅伝スタート
  から、見てました。正月2日3日楽しみです。今年で83回ですから大正時代
  から 続いているのですね。時どき以前に箱根を走った方の思い出が流されます。
  悲喜こもごもの映像ありで、何年経っても忘れられないのが伝わってきます。

      スタート時は東海大佐藤君が区間賞でトップでしたが、5区で順大の今井君
 
に抜かれ2位となりました。出雲駅伝では東海大が優勝でした。往路は順大
  東海大、日体大、早稲田、日大
の順位でした。
       

  明日の復路はどうなるか見ものです。駒大なども追いかけています。総合優勝
  をかけて、順大か?東海大か?後続の中から抜け出すのは、いづれか?目が
  離せないようです。3区中大の9人抜きはすごいでした。長い区間、いろんな
  ハプニングもおきることがあります。途中でアクシデントがあれば順位からは
  はずれ、気の毒に思うこともあります。

     体調をこの日に合わせての出場でしょうが、・・・・これらの選手の中から未来の
 オリンピック選手が出るのですから、楽しみに明日も見ます。