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そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

NO75 ある子供

2008年09月27日 | 映画でハッピー♪

今日のシネマ

俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン

2005年 フランス/ベルギー

 

2005年のカンヌ映画祭で パルムドールを受賞した作品。

しかも 監督であるダルデンヌ兄弟は2度目の受賞。

賞を取ったからといって 必ずしも万人に受けるとは限らない。

私には これ、不愉快でしかない作品でした。

本当に腹立たしい内容でした。

ブリュノとソフィアという若いカップルがいて

二人には生まれて間もない赤ちゃんがいますが 生活は苦しい。

ブリュノは悪い仲間たちと ひったくりなどをやってなんとか金銭を手にしている。

ソフィアは 若いけれど赤ちゃんのために必死に生きようとしていますが

ブリュノは こともあろうに 自分の赤ちゃんを売りさばいてしまう・・・。

10代の若い夫婦なら 親の後ろ盾がなければお金がないのは当然。

でも 真面目に生きようとがんばってる姿がどこかしらに見えてくるはず。

ブリュノがやってることには どう大目に見ようとも 共感できるところが一個もなかった。

赤ちゃんを取り戻したのもブリュノだし、なんとなく希望の光を見せながらの

終わり方になってるけれど

それらは、私がブリュノに持ってしまった不快感を消す材料にはなりませんでした。

作品としてはかなり高い評価を得ているし

良かった、という感想をお持ちの方も多いようですが

ごめんなさい、何度も言うようだけど 最初から最後まで 「実に不愉快」 な映画でした。

ただ・・・・一つだけ加筆させてもらうと

ブリュノのこういう行動が 器質的なものから来てるとしたら

それは全く感想が違ってきます。

そうなってくると 私はブリュノに同情せずにはいられなくなる。

でも監督は そこまで考えていないだろうな。

だから最初の感想のまま終わらせます。

タイトルの 『ある子供』 の子供とは 売られた赤ちゃんじゃなくて

ブリュノのことを言ってるのは明白。

でもそんなことでは 私の感想は揺るがないのだ。

ソフィアは デボラ・フランソワ が、ブリュノは ジェレミー・レニエ が演じています。

 

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