ＮＯ６０ 愛を読むひと

今日のシネマ

２００９年　アメリカ　/ ドイツ

◆俳優の名前をクリックすると詳細が観れますヨン◆

 

早く観たかった一本。

うーむ・・・深い。

 

何から書けばいいんだろ。

まず、二人の出会い。

マイケル１５歳。　ハンナ３６歳。

介抱したことがきっかけで　そういう仲になる二人ですが

最初から刺激的なシーンが多く　落ち着かなかった。（汗）

私にはありえないことだし、このあたりはあまり共感できず。

あ、ただ、マイケルに本を読んでもらってる時のハンナの表情、良かったです。

そして、ここでハンナの持つ秘密がわかる。

 

突然のハンナの失踪。

そして　８年後、二人は突然再会。

・・・あ、正確に言うと、マイケルだけが彼女に気付く。

ハンナはそこにマイケルが居ることを知らない。

二人の立場は以前とは全く違う形になっていた。

 

ここで　ナチ　とか　ユダヤ人虐殺　とか

哀しい歴史が出てきて

なんとハンナはそれに関わっており終身刑になります。

それも　彼女が持っている　〝秘密″のせいで・・・。

そのシーンはとても緊張感がありました。

マイケルが一言そのことを証言すれば

彼女の罪は軽くなった。

だけどそれができなかった。

・・・わかるよ。

 

ハンナは　信じられるのは自分だけ、って環境で長い間生きてきた。

だから　その秘密は、彼女が自分のプライドを守るのに

絶対に明かしてはいけないものだった・・・

 

大人になったマイケルは　ずーっと過去の事を引きずりながら生きている。

そして　塀の中のハンナに　読み聞かせのテープを送り

その後、二人は今度こそ本当に再会します。

でもハンナは・・・・

 

 

ハンナ役の　ケイト・ウィンスレット　はご存知、この年の主演女優賞でオスカーゲット。　

納得の演技でした。

若き頃のマイケルは　デヴィッド・クロス　大人のマイケルは　レイフ・ファインズ

 

重くて切ないけど

いい作品だったなぁ。