「ジュリアさん、これお願いしてもいいですか?」
「はい、いいですよ~」
「ジュリアさん、これもお願いできますか?」
「わかりました。」
「ジュリアさん、これもよろしくお願いします。」
「あ・・・・はい、やっときます・・・」
バス会社の手配。
昼食場所の確保、予約、メニュー決め。
名簿作り。
お金の管理。
当日の流れ。
ドタキャンの対応。
気がつけば 今回の研修行事のほとんどを仕切っていた。
こうやって私は何でも引き受けてしまう女である。
パパに 「どうしてそうやって何でもホイホイ引き受けちゃうの? 結局、いつも自分で自分の首締めてるよね」
そう・・・・
私は 「NO!」 と言えない女なのです。
でもきっと・・・これからも こうやって生きていくんだろうな。
だって、 何ていうか
「終わった~~~~っ!」 って時の
〝疲労″ と 〝安堵″ の入り混じった達成感が ちょっぴりスキだったりするから。
それと 二男の最後の高校生活の中で やっぱり私も一緒に思い出作りしてるのかも。
とにかく・・・
大きなイベントの一つが終わって 肩の荷をちょっと軽くしたジュリアさんでありました。
「ジュリアさ~~~ん!」
逃げろっ!!