「ジュリアさんて強いよね。 私だったらどうなってるか・・・ほんと、すごいよ。」
ある友人からこう言われて茫然としました。
これはつまり、
我が子を失ったっていうのに 短期間でよくそんな立ち直れるよね。
ってことなんだと思います。
ハッキリそう言われたわけじゃありません。
でもそう感じました。
家にこもっているとどうしても色々考えてしまうから
外へ外へと気持ちを向けるようにしていたんだけど
そんな風に捉えられていたんだぁ、と
かなり落ち込みました。
こんな時、仕事を持ってれば違ったのかな。
だけど・・・
朝起きてから夜寝るまで、あの子の事を思わない日がないことをあなたは知らない。
仏壇に手を合わせる時、
あの子の写真を見て耐えてる私をあなたは知らない。
12月3日の朝、電話口から響いたMちゃんの泣き叫ぶ声が
今もずっと消えないことをあなたは知らない。
幸せそうな若いファミリーをつい嫉視してしまう私をあなたは知らない。
でも、知らなくていい。
人の悲しみや苦しみは他人にはどうすることもできないんだから。
あの子は私がお腹を痛めて産んだ子です。
悲しいよ。
淋しいよ。
だけどもう何をしても彼は戻ってこないもの。
自分で乗り越えるしかないんだもの。
だから私は今日を生きるよ。
明日も生きるよ。
あの子の分まで生きて生きて生き抜くよ。
人の何倍も楽しい事を見つけるよ。
お兄ちゃん・・・それでいいでしょう?
明日は7回目の月命日。
墓前でいっぱい話そうね。
(ひとりごとなのでコメント欄は閉じさせていただきます。)