今日のシネマ
2014年 日本
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2010年に映画化された「海炭市叙景」のヒットによって
にわかに脚光を浴びている不遇の作家、佐藤泰志の同名小説を
「夏の終り」の綾野剛主演で映画化。
閉塞感漂う北の町で無為で無気力な日々を送っていた主人公の運命が、
社会の底辺で行き場を失った一組の姉弟との邂逅によって
少しずつ動き出していく姿を、切なくも優しい筆致で描き出す。
ある出来事をきっかけに仕事を辞めてしまい、無為な毎日を過ごす男、佐藤達夫。
ある日、パチンコ屋でチンピラ風情ながら無垢で憎めない青年、大城拓児と知り合う。
彼は海辺に建つ粗末なバラックに家族と暮らしていた。
そこで拓児の姉、千夏と運命的な出会いを果たす達夫だったが…。(TSUTAYAより)
採石場で起きた事故に責任を感じ、その後自堕落な生活を送る達夫(綾野剛)が
傷害事件を起こして仮釈放中の拓児(菅田将暉)と
拓児の姉(池脇千鶴)に出会ったことで
自分が守るべきものを見つけていく
それぞれがもがいている姿をみながら
苦しくなって鬱屈した気分を
終始、菅田くん(拓児)のストレートで開けっ広げな雰囲気が救ってくれてた感じ
やっぱり菅田くん、すごいわぁ
もう一人、主要キャストである高橋和也
今や、この人がジャニーズの男闘呼組のメンバーだったなんて
忘れちゃうほど、うまい俳優になりましたよね~
この映画のラスト・・・
”そこのみにて光輝く”
まさにタイトル通りでした
”そこ” って・・・底?