今日のシネマ
2020年 台湾
何ごともワンテンポ早すぎるヒロインとワンテンポ遅い青年を主人公に、
バレンタインの1日が消えた謎を巡って、
それぞれの視点から描かれる予測不能の物語がユーモラスかつハートウォーミングに綴られていく。
郵便局で働くアラサー女子のシャオチーは、
何をするにもワンテンポ早いせいで冴えない人生を送っていた。
そんなある日、イケメン男子にバレンタインのデートに誘われるシャオチー。
ところが、なぜかバレンタインの翌日に目を覚まし、
大切な1日が消えてしまったことに気づき大混乱。
どうやら、毎日郵便局にやってくるバス運転手の青年グアタイが何かカギを握っているらしいのだが…
(TSUTAYAより)
台湾の映画って今まで観たことあったかしら・・?
台湾てバレンタインデーが2回あるんですね
その一つは「七夕情人節」
男性から女性に贈り物をするんだそうです
前半は、ヒロイン、シャオチー目線で進むのだけど
そこで生まれた謎が、後半にグアタイ目線に変わり、一つずつ回収されていく・・
恋愛ものなのに、ミステリー要素もあって面白かった
ワンテンポ早いシャオチーと、ワンテンポ遅いグアタイが織りなすマジックファンタジー
最初のうちは何とも思わなかったのに
最後になったらシャオチーがとっても可愛く見えたりして・・
ただ・・ちょっと意地悪な見方をすると、
グアタイのチャオチーに対する行動は 間違いなくストーカーだよね
それをギリギリのところで可愛いラブストーリーに仕立てているのがすごい
シャオチー = リー・ペイユー
グアタイ =リウ・グァンティン
監督は チェン・ユーシュン
以下は 監督からのメッセージ
私の周りにはシングルの人が多かったんです。恋人もいないし、結婚もしていない。
しかし、彼らは絶えず、愛や温かさを求めていました。
そういう方々を、映画で励ましてあげたいと思ったんです。
少なくとも、自分だけは自分のことを愛せます。
人生は短いのだから、誰にも愛されなくても、自分をきちんと愛してほしい。
そういうメッセージを込めています。
英題は My Missing Valentine
邦題の「1秒先の彼女」とっても好き
2022-23