今日のシネマ
2022年 日本
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直木賞作家・辻村深月がアニメ業界で奮闘する人々の姿を描いた小説「ハケンアニメ!」を映画化。
地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人監督・斎藤瞳は、
デビュー作で憧れの天才監督・王子千晴と業界の覇権をかけて争うことに。
王子は過去にメガヒット作品を生み出したものの、
その過剰なほどのこだわりとわがままぶりが災いして降板が続いていた。
プロデューサーの有科香屋子は、そんな王子を8年ぶりに監督復帰させるため大勝負に出る。
一方、瞳はクセ者プロデューサーの行城理や個性的な仲間たちとともに、
アニメ界の頂点を目指して奮闘するが……。(映画comより)
2023年の日本アカデミー賞で複数の部門にノミネートされています
(授賞式は3/11(土)21:00~ 地上波放映)
なので、是非観てみたかったのですが、リストの1位に入れていても
なかなか届かず、やっと観ることができました
私は、アニメに疎くて無知です
だから、「ハケンアニメ」も 派遣で仕事してる人がアニメで成功する話?
くらいに思ってたら 全然違いました
”ハケン” は ”派遣” ではなくて ”覇権” だそうで、
じゃあ、”覇権” て何? というと、
「そのクールで作られたたくさんのアニメの中で、一番成功したものに贈られる言葉」
そして、成功とは何を持って言うかというと、
「どのアニメが一番もうけたか」
つまり、パッケージ(DVD &Blu-ray)の販売数に関わってくるようです
簡単に内容を説明すると
アニメ界で天才と言われている王子監督(中村倫也)と
新人監督の斉藤瞳(吉岡里帆)が
覇権をかけて争う話
アニメを一本作るのに、どれだけ多くの人が関わっているか・・
アニメ制作の裏側を知ることができるのが この作品の一番の醍醐味
そして、それぞれの担当者は自分の仕事に誇りを持って向き合っているのが
バンバン伝わってきて、アニメ音痴の私でさえ熱い気持ちになりました
声の当て方なども、すごく興味深かったです
アニメ好きの人にはたまらない映画でしょうね
争うことになってしまった二人の監督には
それぞれチーフプロデューサーが付いていて
その仕事もまた大変!
それを、柄本佑、尾野真千子 が 安心の演技で見せてくれています
”覇権” の意味を前記しましたが、
この争った二本のアニメ・・・視聴率はすぐに数値が出るので
どちらの監督に軍配が上がったかわかるのですが・・
エンドクレジット後に、その後の驚く展開が隠されています
最後の最後まで目を離してはいけません
出演は他に、工藤阿須加、古舘寛治、六角精児、前野朋哉、小野花梨 など
映画を観終わった後、
コージーコーナーのエクレアが食べたくなって買いに行きました 笑
2023-10