今日のシネマ
2020年 アメリカ
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これが長編デビューとなるエメラルド・フェネル監督が自ら脚本も手掛け、
アカデミー脚本賞をはじめ数々の映画賞に輝いた衝撃の復讐サスペンス。
夜ごとバーで酔ったフリをしては近づいてきた男たちに
正義の裁きを下す元医大生のヒロインによる謎めいた復讐劇の行方を描く。
元医大生のキャシー。かつては輝かしい未来が約束されていたはずの彼女だったが、
ある事件をきっかけに医大を中退し、
今ではカフェの店員として平凡な日々を送っていた。
その一方で、夜ごとバーに繰り出し、泥酔したフリをしては、
良からぬ企みで寄って来た男たちに容赦なく鉄槌を下すという過激な行動を繰り返していた。
そんなある日、カフェで大学時代の同級生で小児科医となったライアンと偶然の再会を果たすキャシーだったが…。
(TSUTAYAより)
たくさんの映画通の方々が、2021年のベスト10に入れていたので
何も考えずに私もリストに入れました
全く予備知識なく観たのですが、
最初の方は、キャシーの行動が掴めなくて、もう止めようか、と思ったくらい・・
それが、話が進むにつれ、いろんなことがわかってきて
後半はものすごい展開に・・・
回想シーンがないので、どうしてそうなったか、観客の想像力に委ねられています
それが一つずつクリアになる度に、私の中のキャシーの位置付が上がっていきました
ネタバレになるので、あまり書けませんが、
これは、ある事件で亡くなった親友のために復讐する話
私には命がけでそれをしてあげようと思える友はいません
家族のためならできるけど、友人のため・・って・・
そこがまず驚きと共に、嫉妬というか寂しいというか
なんとも言葉に言い尽くせない感情が湧きました
男性と女性とではきっと感想が分かれるでしょうね
昔の悪事を ”若気の至り” で済ませようたってそうはいかない!
衝撃的だけどやりきれない・・でも痛快!
いろんな感情がめまぐるしく溢れ出す映画でした
皆さんがベスト10に入れていたの、納得
キャリーは『17歳の肖像』のキャリー・マリガン
他に ボー・バーナム、アリソン・ブリー など
2022-13