やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

最重要課題は・・・

2022年03月31日 | 日記(息子・高校生)

慌しく時が過ぎてしまって、いつの間にか桜が満開です。

 

 

その間に上の弟が退院、今は療養しながらお店の再開準備をしています。

これからは自分でインシュリンの注射をし、一か月後に通院することになりました。

 

オムライスのお店をしながら、今までのように店の料理で食事を済ませるのではなく、きちんと糖質制限された食事をとって体調管理をしなければなりません。

大変だとは思いますが、弟の生き甲斐であるお店を長く続けるためにも頑張ってほしいと思います。

 

弟が入院している間は、一日おきに弟のお店の熱帯魚に餌をやりに行ったり、病院に着替えを届けに行ったりしていましたが、その間の2~3時間、息子は一人で留守番をしたり、たまに一緒に付いて来るときもありました。

 

私がばたばたしていたので、息子も落ち着かない様子でしたが、それでも弟が入院している間は我慢してくれていたのだと思います。

弟が退院してから、ますます息子の不安が強くなって、私から離れなくなってしまいました。

 

私が死んでしまわないか、とか、私が帰って来なかったらどうしよう、と、不安で仕方がないのだそうです。

 

数日前に私よりわずか4歳年上の知人が亡くなられたことも、息子の不安を大きくする原因になってしまったようです。

 

放課後等デイサービスは3ヶ月以上欠席が続いていたので、他の方に枠をお譲りするために3月いっぱいで終了することになりました。

 

通信制高校には入学の書類を提出し、取得する単位の申請を済ませましたが、不安どころか、正直言うと通える気がしません。

 

息子は、一年目となる今年は26単位の科目登録を行いました。

 

私は、最初はもっと少ない単位で設定した方がいいと思っていましたが、取得する単位を決めるときに同席していた先生から、

「放送視聴によるスクーリングの代替申請を行えば、昼からでもなんとか週に一回通えれば出席単位はクリアできますよ。」

と、アドバイスされ、息子はそれならだいじょうぶだと思ったようです。

 

週に一回通学するだけじゃなくて、家で勉強して課題を提出しなければならないんだよ!と、念を押したくなりましたが、本人がやる気になっているのに水を差すのはやめることにしました。

 

入学式には出席しなくてもいいので、8日のオリエンテーションから学校生活が始まり、11日には健康診断があります。

この2日間は必ず出席で、13日からスクーリングが始まり、前半のレポート提出期限が5月17日だそうです。

 

押し寄せるスケジュールに胸がざわざわしますが、今の息子にとって最重要課題は安心して生活を送ること。

 

そのことを胸に、焦らず、あきらめずに息子を見守っていきたいと思います。

 


一年ぶりに友達と遊ぶ

2022年03月09日 | 日記(息子・高校生)

通信制高校に合格し、春からの所属先が決まって安心したせいなのか、それとも今週から部活が再開したせいなのか、息子の調子が少し良くなってきました。

 

月曜、火曜と、2時間ぐらいサッカー部の練習に参加し、部活のない今日は、3人の友達を家に誘って一緒に遊んでいます。

 

息子が友達と遊ぶのは、中学を卒業した春以来でしょうか?

 

これまでも、息子から何度かLINEで「遊べる?」とメッセージを送ったことがあったようですが、部活やバイトで都合が合わず、一年ぶりの再会となりました。

 

みんなお洒落な服を着ていてびっくり。

息子は、いつもの部屋着のまま、パーカーとジャージです。

 

ジュースを部屋まで持って行ったとき、3人掛けソファーに4人で座ってゲームをする姿は小学生の頃から変わっていません。

体が大きくなって窮屈なのに、誰か他の場所に座ればいいのに・・・。

と、心の中で笑ってしまいました。

 

2階から談笑する声が聞こえるたび、友達と過ごす時間が少しでも長く続くようにと思わずにはいられません。

 

また、近いうちにこんな日が来ますように!

 


それが今の息子

2022年03月03日 | 日記(息子・高校生)

息子は、ビニール製のボールを蹴りながら部屋の中をぐるぐるぐるぐる回っています。

 

何時間もそれは続いていて、私が何か言ったり、聞いたりすると、

「頭が動けへん。」

とか、

「ごめん、寝させて!」

などと言って、布団を敷いて寝転んでしまいます。

 

そうして、しばらくすると、

「ママ、来て!」

と、私を呼び、

「怖いから、横におって!」

と、腕にしがみついてきます。

 

「横におるから離して!」

と言って、私が息子の隣に寝転ぶと、私から体を離して手だけ繋いでいる状態になり、またしばらくすると手も放して一人で寝たり、寝ながらスマホを眺めたりするようになります。

 

そこで、私がそーっと起き上がって離れようとすると、

「どこ行くん?」

と、また私の腕にしがみついてくるので、 私が息子から離れられるのは、息子が寝てしまうか、息子の気持ちが落ち着いてからになってしまいます。

 

「向こうに行っても、家の中におるんやから、ここからでも見えてるやろ?」

と、私が言うと、

「向こうにおるママは、『概念』ちゃうかって、心配になってくるねん!」

と。

 

「概念?」

と、聞き返すと、

「本当のママじゃなくて、イメージみたいなもの。」

と。

 

だから、息子は、何度もぎゅーっとハグしにくるのかもしれません。

 

この2週間は部活がなかったので、前述のようなことの繰り返しの毎日です。

唯一、リフティングをしたり、走ったりは続けていますが、今日も息子の叫び声が家まで響いてきました。

 

「みんなに迷惑をかけてるのは分かってるし、正直申し訳ないとも思うけど、どうしようもないねん。

頭で体を動かせられへんから、声で動かすしかないねん!」

と、息子。

自分を鼓舞する声なのか?

 

私には理解出来ないけれど、そういうこともあるのかもしれません。

それが今の息子なのでしょう。

カウンセリングが休止中で、先生に聞くことが出来ないのが残念です。

 

部活がなかったお陰で、息子のエネルギー消費が少なくて、なんとか通信制高校に願書提出、また面接に行くことが出来ました。

作文があると思っていましたが、中学校からの進学する生徒のみだそうで、息子は面接のみで終わりました。

 

本人は、

「いらんことを言ってしまったかも・・・。」

と、心配していましたが、

「午後には合格通知を発送するから、心配せんでいいよ。」

と、先生に言われたので、通学の意思確認だけだったのでしょう。

 

部活に参加している週だったら、息子に外出する余力は無かったかもしれません。

放課後等デイサービスも長期休みにしておいて、結果的には良かったのでしょう。

 

まずは、週一回の登校を目指す!

 

私も一緒に電車通学することになりそうです。

 


通信制高校に願書提出

2022年02月25日 | 日記(息子・高校生)

6日のサッカーの試合でエネルギーを使い果たしてしまった息子は、その後一週間調子が悪くて、部活にも参加することが出来ませんでした。

 

今週に入ると息子の調子は良くなってきましたが、今度は高校が卒業式や学年末テストのために部活が中止になってしまいました。

次に部活が始まるのは3月4日だそうです。

 

担任の先生から息子に、

「部活の後に、通信制高校に提出する書類を一緒に書こう。」

という旨のLINEがあったようですが、結局、実現しませんでした。

 

息子の選んだ通信制高校は、2月中に願書を出して3月3日が試験となっています。

そのことは息子に伝えていたので、息子の方から、

「書類、どうしよう?」

と、聞いてきました。

 

「一緒に書こか?」

と、息子が書類を書き上げるのを手伝いました。

 

問題の志望動機は、

「ママならこんな風に書くけど、自分の言葉で書いたらいいで。」

と、見本を見せると、

「そのまんまこの通りやから。」

と、書き写していました。

 

中学一年生で適応障害になり学校へ行けなくなったことや、中学三年生になって、サッカーの部活をやり遂げようと頑張り、クラスにも時々出られるようになったこと。

全日制高校に進学して、勉強もサッカーも頑張ろうと思ったのに、頑張れば頑張る程苦しくなり、もう限界だと思ったこと。

 

通信制のこの学校なら、勉強もサッカーも自分のペースで少しずつ出来るのではないかと思って志望しました。と。

 

願書は本人が持参して学校に提出しなければならないので、昨日、一緒に出しに行ってきました。

 

電車に乗って都会のど真ん中にある学校へ行くと、私もどっと疲れてしまいました。

人も車も街並みも・・・、きっと情報量が多過ぎるからでしょうね。

 

「まずは週に一回を目指して、ちょっとずつ慣れていったらいいねん。」

息子には、そう話しています。

 

息子も相当疲れたようですが、驚いたことに、その日も息子は走りに行きました。

今週は毎日走っているようで、5日間のトータルが12kmというから、一日平均2.4kmぐらいでしょうか。

 

息子は走ることにトラウマがあります。

泣きながら走ったり、怖さを振り払うように大声が出てしまうこともあります。

 

タイム走のときは家の周りを走っているので、時々息子の叫び声が聞こえてくることがあります。

びっくりされているご近所さんもいるかもしれません。

 

幸い、苦情は届いていないし、

「頑張って、走ってるね。」

と、おおらかに応援してくださる方もいます。

 

息子なりに考え、頑張っている毎日です。

 


連絡アプリが使えない

2022年02月15日 | 日記(息子・高校生)

2月に入って、高校の連絡アプリが使えなくなってしまいました。

 

「コロナで休校になります」とか、「何日から定期考査が始まります」というようなお知らせが入ったり、こちらからも「欠席します」などの連絡が出来るようになっているアプリなのですが、私や息子のID自体が使えなくなってしまいました。

 

息子は、もう教室に行くことはないので、欠席等の連絡はしていないのですが、サッカー部の練習には参加させていただいています。

 

3月31日に転学する予定で書類を作ってもらっているので、まだ籍はあるはずです。

 

なので、ちょっと心がざわざわしました。

 

息子が部活に参加するときは、前もって顧問の先生に連絡することになっていますが、コロナで急に休校になったときなど、いち早く知ることが出来て便利だったのに・・・。

 

高校入試も終わり、新入生受け入れ準備のついでに、私達親子のIDは消されてしまったのでしょうか。

 

さて、息子は、日曜日のサッカーの試合の前々日ぐらいから、またとても調子が悪くなってしまいました。

恐らく緊張のせいでしょう。

 

泣いたり叫んだり、お風呂にも入れない、顔も洗えない、そんな息子に、

「そんなにしんどくなってまで、無理して行かんでいいんやん!」

と、言うと、

「今まで、どんな思いで頑張ってきたか・・・。

そんなことしたら、みんな無駄になるやん!」

と、言われました。

 

試合当日はあいにくの雨で、しかも寒~い一日。

 

メンバーが10人しか揃わず、息子はフル出場したそうです。

 

「前半は、頭が動かんくて、何も出来へんかった。」

「後半は、サッカーになってたと思う。

といっても、6回しかボール触ってへんけど・・・。」

 

11人対11人、10人対11人、9人対11人、それぞれ試合は全く違ってきます。

もし、息子がいなくて9人だったら試合になっていなかったかもしれないので、重要な戦力だったと思います。

 

しかも、息子は、試合が終わった後、傘をさしながら他の試合の第4の審判をしていたそうです。

 

試合と審判でエネルギーを使い果たした息子は、帰りは父親の運転する車で眠り、帰宅後、お風呂に入った後、昏々と眠り続けました。

 

夜8時過ぎに起きて、ご飯を食べてテレビを観ながら1時間半ぐらい起きていましたが、またすぐに寝てしまいました。

 

翌朝も11時頃まで眠り続け、その後もほぼ寝ている感じでエネルギーを回復させているようでした。

 

今朝は10時頃起きてきましたが、まだ回復しきれてはいないようです。

 

こんなに疲れるのに、なぜ審判までしたのか息子に聞くと、

「先輩にさせるわけにいかへんやん。」

と。

 

副審や第4の審判は下級生の役目なのか?

でも、なぜ息子が?

用事があるからと、試合後すぐに帰った同級生もいるようです。

 

当たり前のことですが、息子がどれ程調子が悪いか、多分誰も分かっていないでしょう。

 

私も分かっていないのかもしれません。

 

だから、通信制高校のことで息子と話し合いたいと思うのかもしれません。

 

息子は、

頭が動けへん。

何も考えられへん。」

と、言います。

 

話をしようとした後は、ますます息子の調子が悪くなってしまいます。

 

カウンセリングがなくなった今、息子と話をしながら一緒に考えたいと思うのですが、話にならないのだから、話をすべきではないのでしょうか?

 

メンタルクリニックの先生にも、タイムスケジュールに当てはめてもうまくいかない、と言われています。

 

今はまだ通信制高校へ転学するときではなく、いったん全日制高校を退学すべき?

 

通信制高校のサッカー部に所属せず、サッカーをする場所がなくなっても本当にだいじょうぶ?

 

色んな思いが心に渦巻いています。

 


しんどい一週間だったけれど・・・

2022年02月03日 | 日記(息子・高校生)

先週は、しんどい一週間でした。

 

コロナで先週の木曜日まで高校が休校になり、部活が出来ないせいなのか、いつにも増して息子の調子が悪かったです。

 

「怖い、怖い・・・。」

と、目が泳いでいるというのか、焦点が定まらない感じで、私にしがみついたり、赤ちゃんがかんしゃくを起こすように手足をバタバタさせて泣き叫んだり、そうかと思うと部屋の隅に立って何かをぶつぶつ呟いていました。

 

「何が怖いの?」

と聞くと、息子は、

「走れるか不安なんと、ママがおらんくなってしまうんちゃうかって怖くなる。」

と・・・。

 

この日曜日にサッカー部の試合があったので、練習もしないまま試合で動けるのか、走りきれるのかと、不安でたまらなかったようです。

 

私はずっと家にいて、出来るだけ息子の視界に入るようにしていたのですが、

「ママ、おるよな?」

と、手を握ったり、ぎゅっとハグしにきたりと、実際に私に触れていないと不安な様子でした。

 

放課後等デイサービスも、息子の調子が悪いので先月下旬から一ヶ月間休むことになり、サッカー部の練習も中止なので、息子と二人きり、本当にしんどい一週間でした。

 

ただ、息子は、調子が悪くても15分ぐらい走って、15分ぐらいリフティングやボールタッチの練習をすることだけは続けていました。

 

休校が明け、日曜日にjグリーン堺にて予定通りサッカーの試合が行われました。

この日は、私に代わって父親が息子に同行しました。

 

息子がお世話になっているサッカー部は部員が少ないため、高体連の試合ではなく、同じように部員が少ない高校と、OBや顧問の先生までもが参加して試合を行っているようです。

 

息子は、サイドハーフとして試合に出場しましたが、やはり思うようには動けず、後半早々にに交代することになりました。

 

人がいっぱいいることが息子の不安をより大きくしたようで、

「そこにいるだけで精一杯やった!」

と、言っていました。

 

またもやイヤホンと水筒が行方不明になってしまいました。

 

「練習したのに、動かれへんかった。

力、付いてるのかな・・・?」

と、息子。

 

「一年何ヶ月ぶりの試合やろ? 

試合に出ただけで、上出来、上出来!」

 

「何も出来ひんかった・・・。」

 

「ママは、試合に出ただけで100%頑張ったと思ったけど、〇〇はそうじゃないんやったら、それが60%ってことなんちゃう?

先生が言ってた『60%を心の片隅に』って、もしかしたら100%頑張っても、今はまだ60%しか力が出されへんってことかもしれへんで。」

 

「頑張っても無理なん?」

 

頑張ってるから、試合に出たやん!

調子が良くなっていけば、70%になって、80%になって、ちょっとずつエネルギーが増えていって、いつかは100%になると思う。

今の〇〇のエネルギーは余裕がないけど使い方を考えて有効活用して、大事に大事に増やしていけばいい。

 

「サッカーは無理なんかな・・・。」

 

無理やと思ったら、いつでも止めたらいいんやで。

お父ちゃんみたいに、サッカーは観て楽しむっていう人の方が多いし、サッカー以外にも楽しいことはいっぱいある。

サッカーするにしても、うまくプレーすることが全てじゃないで。

サッカーするのを楽しむのもありやと思う。

60%だろうが、〇〇が今出来ることをやればいいやん!」

 

「もっとうまくなって、もっと走れるようになりたいねん!」

 

「じゃあ、頑張って!

2週間ごとに試合があるんやろ?

目標があっていいやん!」

 

良くも悪くも、今の息子にはサッカーしかありません。

息子が友達と会話が続くのはサッカーの話題だけ。

他のことに興味を持てないせいか、クラスメイトとの会話についていけず、休み時間が苦痛だったそうです。

体を動かすことが苦手な上、臨機応変に動くことも出来ず、日常生活の中でも失敗の多い息子ですが、サッカーなら上手い下手はともかく、どう動けばいいのか分かっているので活動が成り立ちます。

 

「サッカーやめたら、(自分に出来ることは)何もない。」

「ママがおらんと、(自分は)消えてしまう。」

 

そんな風に言う息子に、

「そんなことない!」

と、言い続けてきました。

 

走ることにトラウマがあり、走ることが困難だった息子が、今も不安に苦しみながらも毎日走っているのです。

 

この闘いの先に希望しかない!

と、ただただ願うばかりです。

 


感情のコントロールが出来ない

2022年01月18日 | 日記(息子・高校生)

息子、先週も週に2回、サッカー部の練習に参加させていただきました。

 

すると、やはり週一回の放課後ディサービスに行くエネルギーは不足してしまうようです。

先週は頑張ってディサービスに行くには行ったのですが、30分でリタイアすることになりました。

 

さて、そんな息子ですが、先日、プレイステーションのコントローラーを投げつけて壊してしまいました。

 

FIFA21というサッカーゲームをしていたのですが、思うようにいかなかったのでしょう、ガコン!と、大きな音がしました。

思いっきりコントローラーを投げつけたので、接着部分が一部めり込んで変形してしまい、十字ボタンが操作できなくなったようです。

 

それで、ますます怒りが増してしまったのか、FIFA21のゲームディスク自体をはさみで切り刻んでしまいました。

 

またか・・・。

 

年に一回ぐらい、息子はこういうことをしてしまいます。

プレイステーションのコントローラーを壊したのは2回目だし、去年は、充電するコードをはさみでちょん切ってしまいました。

 

そのたび、

「二度とこんなゲームするもんか~っ!」

と、息子は叫んでいますが、何日か経って落ち着いてくると、またゲームがしたくなるのです。

 

ほぼ一日中家にいる息子にとってゲームはマストアイテムだし、息子がゲームに夢中になってるいるときぐらいしか買い物に出ることも出来ない私にとっても無ければ困ります。

 

恐らく、今回も、我慢が出来なくなってお年玉で買うことになると思います。

 

物に当たっても何も変わらないことや、自分が損をすること、社会に出たら取り返しのつかない失敗になりかねないこと等、何度も言い聞かせているし、息子自身もこれまでの経験から分かってはいるのです。

 

「分かってる!

分かってるけど、そのときになると感情に呑み込まれてしまうねん!」

 

アンガーマネージメントの方法も色々教わってはいるのですが、いざそのときに使う余裕がありません。

 

それでも、何度も何度も息子に言い聞かせていくしかないのでしょう。

 


大事な3ヶ月

2022年01月06日 | 日記(息子・高校生)

新しい年が始まりました。

みな様、本年もどうぞよろしくお願いします

 



さて、お正月はお節やお雑煮、それに普段は滅多に食べられない高価なお菓子やアイスを食べながらのんびり過ごしていたので、やばいです!

お腹周りが大きくなってしまいました!!

 

私は怖くて久しく体重を量っていませんが、毎日量っている主人はこの1週間で2kg増えたそうです。

 

息子は、相変わらず不安が強くて調子が悪くなる時もありますが、年末年始のお笑い番組を観て声を上げて笑っていました。

 

笑う門には福来る!

 

きっと良い年になるはず。

 

今朝の大阪は時々雪が降っていましたが、息子はサッカー部の初練習に参加しました。

 

息子は、先月からサッカー部の練習に参加させていただけるようになりました。

高校を辞めると決めなかったら、多分、今でも息子は部活に参加することは出来なかったと思います。

授業に出席しようとすればするほど心が疲弊してしまい、サッカーどころではなかったからです。

 

3月までの期間限定で息子のペースで練習に参加することを許していただき、それを応援してくれる先生や部員のみなさんだったので、この高校に入学して良かったと思いました。

 

まだまだ部活に参加することさえ大変なときもありますが、一週間にたとえ数時間でもいいから、大好きなサッカーをして、仲間と共に汗を流す貴重な時間を積み重ねていってほしいです。

 

通信制高校に転学するまでの3ヶ月、息子が悔いなく過ごせるよう応援しようと思っています。

 


16歳、おめでとう!

2021年12月07日 | 日記(息子・高校生)

息子は、3日、高校のサッカー部の練習に参加させていただきました。

 

顧問の先生との約束事は、

・部活に参加するときは、前もって連絡する。

・直前に調子が悪くなって参加出来なくなったときも必ず連絡する。

その2点だけでした。

 

一時間半ぐらいの練習に参加しただけですが、

「もっとサッカーしたい!」

と、息子は少し元気になりました。

 

10分ぐらい走りに行って、家の前でリフティングをして、週1回の放課後デイサービスにも通うようになりました。

 

それでも、息子は、突然どうしようもなく不安に襲われるときがあるようです。

夜に不安に襲われると、そもそもお風呂に入ることが出来ませんが、入浴中に不安に襲われることもあります。

 

ピピピ~と呼び出しが鳴って、私がドアの前に行くと、

「怖いよ~!」

と、小さな子どものように息子が泣きます。

 

「あがっといで!」

と、言うときもあれば、

「頑張って、洗ってしまおう!」

と、励ますときもあります。

お風呂に入れない日もあるので、入れた日は、なるべく洗髪までして清潔にしてほしいです。

運動するようになってからは、なおさらです。

 

「どこも行かんといて!」

「傍におってや!」

と言うので、息子がお風呂から出る直前まで、私は扉の前で待機です。

 

分離不安というものでしょうか?

息子は、私から離れるのを極度に怖がります。

 

買い物や私の通院などで1~2時間、息子に一人で留守番させるときがありますが、そうした日の夜に息子の調子が悪くなることが多い気がします。

 

一日中息子と一緒にいる上、私の表情や仕草に過剰に反応されることもあって、時々しんどくなります。

傍を離れることが出来ない手のかかる子どもと二人っきり、だんだん社会から取り残されていくような感じがします。

 

それでも、息子はまた前進しようとしています。

 

放課後デイサービスやサッカー部で、私から離れて一人で頑張る時間。

他の人には何でもない1~2時間が、息子にとってはどれほど大変なことでしょう。

 

頑張れ~! 頑張れ~!!

声には出せず、心で応援します。

 

今日、息子は16歳になりました。

 

生きていくって大変なので、よくぞここまでって、気がします。

これからも負けずに、自分を大切にして生きてほしいと思います。

 

16歳、おめでとう!


息子の目標

2021年11月19日 | 日記(息子・高校生)

息子、調子の悪い日が続いています。

 

高校から、息子が転校するまでの期間、サッカー部の練習に参加させていただけることになった旨、担任の先生から連絡がありました。

「色々と約束事があるので、サッカー部の顧問の先生と話をした上で参加してください。」

とのことでしたが、顧問の先生の都合の良い日に息子の調子が良くなくて、未だ登校することが出来ず、練習にも参加出来ていません。

 

学校へ行かなければ・・・。

学校に行きたい!

なのに、行けない!!

 

これまで単位を落とさないように頑張ろうとして、どれほど心をすり減らしてきたのでしょう。

 

そういうことから解放されて、ここしばらく息子はゲームをしようともせず、ひたすら眠り続け、エネルギーを充電しようとしているように見えます。

 

そんな中ですが、サッカー部のある通信制高校の見学に行ってきました。

月水金と週に3日、スクーリングを開講していて、どの科目もスクーリング必須時間があり(体育に至っては年に10時間を3年)、結構通わなければ単位が取れない学校のようです。

 

年に最短4日通えばよくて、課題もモバイルで提出が出来るという学校もある中、やはり、息子はサッカーの出来る高校にこだわっています。

 

サッカー部のある通信制高校は公立にも私立にもありますが、公立の通信制高校は規模が大き過ぎて、8階建ての大きな校舎や、広い教室にたくさんの人が受講している様子をホームページで見て、これは無理だとあきらめました。

サッカーをするには、校内にグランドがあって便利なのですが・・・。

 

一方、私立の通信制高校はグラウンドがないので、いくつかの系列校の生徒が鶴見緑地(昔、花博が行われた所)の球技場に集まって、月に2~3回練習をしているそうです。

練習の様子も見学させていただきましたが、息子は、生き生きとした表情で1時間半ぐらい練習を眺めていました。

 

夏に話を聞きに行ったフットサル部のある高校より断然こっちの方がいいみたいで、ここ以外は考えられないそうです。

 

けれど、見学に行った翌日からまた息子の調子が悪くなってしまいました。

 

本当にこの高校に通えるの?と、私は不安でいっぱいです

サッカーをしたいという思いが息子を苦しめているようにも思うのです。

 

サッカーがうまくなりたい!

サッカーでリベンジしたい!

 

将来のことなんて何も考えられず、今の息子はその日その日を生きるのが精一杯で、油断をすれば、お風呂に入ったり服を着替えたりする気力すらなくなって、動けなくなってしまいます。

 

それでも、そんなことを全て乗り越えて、サッカーをすることが息子の目標のようです。