やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

子育ては、戦い!?

2015年05月15日 | 小さな頃の息子

私にとっては、初めての子育て。正直、こんなに大変なものだとは思わなかったわ。

何しろ、息子は、人一倍こだわりが強い!

 

例えば、洋服。着るのを嫌がる服がなんと多いこと!

一時期、ウルトラマンの絵の描いたトレーナーしか着ずに、同じ服を何枚か買って、いつも同じ服を着ていると思われていた時がありました。

 

レストランでの席や、スーパーの駐車場での車を停める位置。

ものすごく機嫌が悪くなるので、極力その場所にしようとするのですが、当然、空いていない時があります。

そうなると、ぐだぐだぐだぐだ、1時間、2時間・・・

ありえないぐらい長い時間、泣いて、わめいて、拗ねています。

 

「絶対停めれるよなぁ!!」って言うけど、空いてないものしょうがないじゃない。

「1回帰ってもう1回来ようよ~!」って言われても、そんな時間はありません。 

なだめ、叱り・・・こっちは、へとへとです。

 

また、片時もじっとしてくれなかったので、私は、家の周りを息子を追いかけて、ぐるぐるぐるぐる走り回り、今でもご近所さんに、「よく追いかけてたよねぇ」と言われます。

 

自分の思い通りにならないと、癇癪を起こすし、お友達を押したり当たったりして泣かせてしまうので、ご近所のお友達とのトラブルが絶えませんでした。

 

    

      その頃の息子

 

でも、発達が遅れているとは、思いませんでした

ただ、幼稚園に通うようになったら困るだろうなぁと思って、2歳の時に、幼稚園に通うまでの7ヶ月間、市の子育て支援の一環である「親子教室」に通わせていただきました。

その時、発達検査を受けるように勧められ、受けた結果、半年ぐらい発達が遅れていると言われました。

「個人によって発達の時期に差があるので、心配せずに見守っていきましょう」とも言われたので、さほど気にしませんでした。

 

それでも、現時点で遅れているなら、幼稚園での生活で、みんなと同じように出来るようにしてあげたいと思いました。

 

お昼ご飯にお弁当を作り、自分でお弁当袋から出させ、ランチクロスの上にお弁当を広げて、いただきますをして・・・という感じです。

お茶も水筒に入れて、飲ませていました。

手先が不器用なので、うまく食べれず、こぼしまくっていましたが、子どもも親も、それなりにお弁当が上手になってきました。

 

楽しい思い出です。


恐るべき記憶力!

2015年05月15日 | 小さな頃の息子

きっと、広汎性発達障害の特性だと思うのですが、息子は、驚くほど記憶力がいいです

 

消防車や新幹線の種類を覚えつくし、幼稚園児の頃には、いわゆるヒーローもの・・・

仮面ライダーなら1号から最新ライダーの名前はもちろん、マシーンの名前や、変身動作、必殺技を覚えていました。

恐るべきは、身長・体重・放送期間まで、おそらく図鑑に載っているデータの全てを覚えつくしているようでした。

 

その頃の息子 

 

お気に入りの本は、「テレビマガジンデラックスの完全超百科シリーズ」で、戦隊ものはもちろん、ウルトラマンシリーズも覚えつくし、更には、全ウルトラ怪獣までも覚えつくしてしまいました。

 

その後、興味は、スーパーマリオのゲームに移り、ゲームをしながらゲームのステージを覚えてしまい、彼なりの表現方法で、自由帳に何冊にも渡って、まるで攻略本のようにゲームを再現して描いていました。

 

「この記憶力があればこの子は天才になれる!」と喜んだものですが、興味のないものは、一切頭に入らないようで、学校で習う漢字やローマ字などは、覚えようと努力しているにもかかわらず、なかなか覚えられないようです。

 

今、彼の興味はサッカーに移っています。去年のワールドカップ以後、急に興味を持つようになりました。チーム・選手・成績・フォーメーション・ゴールシーン・・・覚えることは山のようにあり、彼の頭は飽和状態のようです。

 

通級の先生からの連絡帳に、

「記憶力トレーニングの時、『もう、僕、頭の中にいっぱい入ってるから、今から入れへんわ。無理!』と教えてくれたので、『やってみないと分からないよ。やってみよう!』というと、素直に聞き入れてくれました。してみると意外とできたので、とても嬉しそうでした」

と、書かれていました。

 

この才能、彼の将来の仕事に結びついたらいいな~♪