今年も、我が家のアロエが咲きました。
6月の始めにはまだ茎も見当たらなかったのに、中頃からぐんぐんぐんぐん茎を伸ばしていって、あっという間に私の肩ぐらいまでの高さになりました。
ちょうどいい感じに花も色付いてきて、あじさいに代わって私を楽しませてくれています。
このアロエ、私が嫁いで来る前からあったもので、実は息子よりずっと年上なのです。
花を付けるようになったのはここ最近ですが、嘘か本当か、
「アロエは、年をとると花を付けるようになる」と、聞いたことがあります。
玄関の脇に置いているので、必然的に毎日顔を合わすことになり、・・・植物に顔を合わすという表現はおかしいかもしれませんが、茎が伸びて花が咲き出したアロエは、その出で立ちから、なんとなく声をかけたくなるようなユニークさというか親しみやすさがあります。
逞しい葉が足で、ひょろっと細い胴体に、横に分かれた茎が手、真ん中のたくさんの花が咲いている部分が顔に見えてきて、玄関を開けるなり、にっと笑顔になって、たまに声までかけてしまう今日この頃です。
花が落ちて実になるまで、あとどれぐらいでしょうか。
いつまでもそのままで、というわけにはいかないですものね。。。
今からちょっと寂しい気もするけれど、この期限付きのハッピーを大切にしたいと思います。