息子、宿泊訓練が無事に終わりました。
心配されていた雨は降らず、カッター研修や砂の造形、アスレチックなど、楽しんで帰ってきました。
前日、荷物を準備するときに「しおり」が見つからず、息子はパニックになってしまいました。
しおりは生徒が持ってくるのを忘れないように学校で預かっていて、当日渡されることになっていましたが、息子は先生の話を聞いていなかったようです。
私は、宿泊訓練の説明会でそういうことを聞いていて、持ち物などもその時の資料に書かれているので、息子に説明しましたが、不安でいっぱいの息子の耳には入りません。
「だいじょうぶかなぁ。。。」
と、当日、教室にしおりを取りに行くことが出来るか、不安がっていました。
あまりに落ち着かないので、3人いる近所の同学年の友達に確認に行かせましたが、運悪く3人ともお留守でした。
もし、本当にしおりを学校に忘れてきていたとしても、持ち物の準備に支障はありません。
私が説明会の時にもらった資料の他にも、息子は、通級の先生から分かりやすくイラスト入りで準備の仕方を書いたプリントをいただいていました。
なので、当日、しおりを教室まで取りに行かせてもらえばすむことなのに、
「そんな時間あるかなぁ・・・?」
「教室開いてるかなぁ・・・?」
と、不安をぬぐうことが出来ません。
この日、息子は、中学生になって初めて即効性のリスパダール内服液を飲むことになりました。
準備もそこそこにしばらく寝込むことになって、ばあばの家に行く約束をしていたのですが、急きょ断ることになりました。
夕方になって、息子が訪ねてきたことを知った友達が家まで来てくれました。
「(しおりは)学校で先生が預かってるで~。」
と聞いて、ようやく息子も安心したようです。
自分が思っていることと違う状況になったとき、息子はそれに対応することが出来ません。
不安でいっぱいになって、何も考えられなくなってしまうのです。
だから、宿泊訓練に送り出すのは、本当はとても心配です。
「2日もママおらんで、だいじょうぶかな~?」
と、不安がる息子に、
「だいじょうぶにきまってるやん!
修学旅行も楽しかったやろ!
ママおらんでも、友達や先生がおる!
きっと楽しんで帰ってくるって!!」
その通り、息子は宿泊訓練から元気に帰って来て、代休の今日は、朝から友達と「てんとう虫パーク」という遊戯施設に遊びに行きました。