昨日は、中学2年生の始業式。
なんと、息子は普通に友達と登校しました。
前日に、不登校になる前に一緒に登校していた友達に連絡をしたようです。
7時40分に4か月ぶりの「ピンポン」という呼び出しが鳴りました。
「しんどくなったら、いつでも迎えに行くよ。」
そう言って送り出しましたが、12時半頃、自分で歩いて帰ってきました。
さすがに疲れたようで、ぐったりして、その日はゲームをする気力もありませんでした。
そして、今日もまだ疲れは回復せず、学校を休むことになりました。
担任は、1年生と同じ先生です。
同じクラスになりたいと希望していた四人の生徒のうち、二人と同じクラスになりました。
もちろんクラスが分かれることを希望していた生徒とは離れました。
担任の先生は女子の体育の先生だったので、息子が授業を習うことはなく、その分接点も少ないことから、今度は男の先生になるのかなと思っていたので少し驚きました。
担任の先生の強い希望があったそうで、息子のことを思ってくださり、ありがたいことです。
始業式後のホームルームで班長を決めたそうですが、息子の班は、なんと息子が班長となったそうです。
昨夜、先生から電話があり、生徒同士で決めたことだけれども、息子のプレッシャーにならないかと尋ねられました。
班長のことはそのときが初耳だったので、息子の気持ちは分からず、
「休むことが多く、その分他の子に仕事をお願いしなければならなくなるので、〇〇には無理じゃないかと思います。
学校に行けると思って、〇〇があえて引き受けたなら、逆にプラスになるのかもしれませんが。」
と、答えました。
「〇〇君が負担に思わなければ、そんなに大きな仕事はなくて、サブリーダーを付けたり、サポートはいくらでも出来ると思います。
班長がすでに決められていて、どういう経緯で〇〇君になったかは分からないのですが、変更するように言うのも彼の自尊心を傷つけることになるかもしれないと思って、こうしてお伝えさせていただきました。」
後から、息子に話を聞くと、
「誰もやるやつがおらんかって、みんな俺に『やれ!やれ!』って感じで、やらされた感じ。」
と。
「で、〇〇はやれるの?」
と、聞くと、
「出来んちゃう? って、何するん?」
と!?
「えっ? 班長やから班で何かするときに中心になるんちゃうん?」
「・・・それやったら、無理や。」
「ほんなら何で引き受けたん?」
「何も考えられへんうちに、なんか俺に決まってて、『もうええわ!』って思ってん。」
「先生が、〇〇の負担になってないか心配して聞いてくれたよ。
ママも、〇〇が休むことになったら、結局他の子に仕事頼まんなあかんと思うし。」
「学校に行けたとしても無理。
どうしたらいいか分からんもん。。。」
そういう話になったので、今日の欠席の連絡をするときに、班の人達に班長を代わっていただけないか相談していただくようお願いしました。
班長なんて、面倒くさいけれど誰にでも出来るようなものだと、昔は思っていました。
息子の班の人達も同じ気持ちなのかもしれません。
でも、それは私の驕りだった気がします。
息子は、班活動ですら何をしたらいいのか分からず負担になっています。
班長を押し付けられて、「断る」ことも出来ない。
いや、その前に考えるスピードがついていってないというか、多分、席に座っていることが精一杯だったのだと思います。
学校に行けないのも問題ですが、学校に行ったら行ったで何かしら問題(らしきもの?)が起こります。
そうやって問題が起こるから、課題が見えてくるのかもしれませんが・・・。
さてさて、中学2年生は、いったいどんな一年になるのでしょうか。