やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

レキサルティをリスパダールに変更

2019年04月25日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

先週の木曜日(18日)に、息子のメンタルクリニックに行ってきました。

 

この日のカウンセリングは、息子が50分、私が10分。

この日、聞きたかったのは、これまでにも何度も何度も確認していることですが、「無理をしていると思っても、本人が望むなら部活をさせてもいいのか?」ということです。

 

21日に隣の市の中学校で公式試合が行われることになっていて、息子はそれに参加することを望んでいました。

朝7時頃に駅前に集合して、帰ってくるのはお昼の2時過ぎになります。

朝は調子が悪い時が多いし、長時間に及ぶため、息子の調子が悪くなったり、みなさんにご迷惑をおかけすることになったりしないかと心配です。

 

先々週の土曜日と日曜日に、息子は、途中からサッカー部の練習に参加しました。

約2時間。

それでも、疲れのせいか、帰宅してからとても不安が強くなってしまいました。

 

月曜日になってもまだ回復せず、午前中はほとんど寝ていました。

先生方との懇談があり、「4月中はいつでも通級に来ていい」と言われたので、息子は、火曜日から午後は通級に通うつもりでいました。

ところが、登校する30分ぐらい前から急激に調子が悪くなり、「怖い!助けて!」と、パニック状態になってしまいました。

私にしがみついて、「助けて!」と泣き叫ぶのです

 

デパスを飲ませ、30分ぐらいすると落ち着くのですが、

「怖いということは、まだ、登校するのは早いということや。

無理して行かんでもええよ。」

と、息子に言い聞かせ、結局、通級に通うことは見送りました。

 

その翌日も同じようにパニックになりましたが、息子は、落ち着いてから、

「クラブにだけ行きたい。」

と言い出し、放課後の2時間だけサッカー部の練習に参加しました。

 

その翌日が、このメンタルクリニックの日となるわけですが、疲れのせいなのか息子の調子はとても悪いのです。

 

「私からするとまだ無理じゃないかと思うのですが、本人が行きたいと望むなら、他校での試合に参加させてもいいんでしょうか?

今週は、パニックになったり、部活をして疲れているせいか調子が悪い時が多かったので、そこまで良くなっているとは思えないんです。

それでも、今週は3回も部活に参加することが出来ているので、これは良くなっていると考えていいのでしょうか?」

 

「早くクラブで元の通りに頑張りたいという意欲が出て来て、その分焦る気持ちもあって、落ち着かなくなっているようです。

当たり前のことなんですけど、なかなか思うように体が動かなくて、少しずつ戻していけばいいのですが、もどかしくて余計に焦ってしまうのでしょう。

試合には、出来るだけ行かせてあげてください。

親御さんが待機することが出来ればいいかと思います。」

 

続く、診察では、

「調子はどうですか?」

という医師の質問に、息子はなかなか答えられずにいました。

 

長い沈黙の後、絞り出すように、

「学校へ行こうとして、何回かパニックになった。」

と言うと、息子は頭を抱えて俯いてしまいました

 

「お母さんから見て、どうですか?」

 

「調子が悪いです。

『みんなに会うのが怖い』と言うので、通級の先生が『4月中は、いつでも通級に来ていい』と言ってくださって、本人も午後から通級に通うつもりでいたのですが、登校の直前にパニックになってしまいました。」

 

「ストレスが大きいみたいですね。

『怖い』と言うのは、見られている感じがするのかな?」

と聞かれ、息子は頷いていました。

 

「レキサルティをリスパダールに変えようと思うのですが、どうでしょう?」

 

「前にリスパダールをレキサルティに変えましたよね。

また元に戻すということですか?」

 

『見られている』という不安感には、リスパダールの方が効果があります。

前は半錠でしたが、1錠にして、次のカウンセリングまで1週間様子を見てみましょう。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方され、次の診察は一週間後となりました。