やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

自律神経失調症

2021年06月17日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

12日は、息子のメンタルクリニックでした。

 

この日のカウンセリングは、息子1時間、私が10分ぐらい。

 

「調子が悪いみたいですね。

お母さんから見られて、どうでしょう?」

 

心理室に入るなり、カウンセラーの先生に言われました。

 

「そうですね。

朝、起きられない・・・、頭や体が動かないと言ってます。

11時ぐらいになると調子は良くなってくるのですが、それでも、不安が強くて学校には行けません。

夜になると、また明日のことが不安になって、調子が悪くなってしまいます。

知り合いに、『もしかしたら、起立性調節障害じゃないか?』って言われたのですが、どうなんでしょう?

知り合いの息子さんも、中学、高校と調子が悪くて、『起立性調節障害』と診断されたらしいです。」

 

「『起立性調節障害』とは診断されてないですね。

『自律神経失調症』となってます。

『自律神経失調症』の中の一つに『起立性調節障害』があるのですが、そうは診断はされてません。

元々不安が強い中、新しい環境に適応しようとして、自律神経がうまく働かない状態になっているようです。

 

「どうしてあげたらいいんでしょう?

登校する意思はあるみたいで、頑張りたいと思っていて、

『これからの2週間で18時間授業に出る!』

って、言ってました。」

 

「カウンセリングでも話されてましたね。」

 

18時間っていう自分で決めたことが出来るように、何とか学校に行かせてあげた方がいいのか、それとも、プレッシャーにならないように、あまりこちらから何も言わない方がいいのか月曜日の朝になったら、また調子が悪くなると思うのですが、どうしてあげるのがいいのでしょう?」

 

「今は、どうされてますか?」

 

「朝、通常通り登校出来る時間に声をかけてますが、起きられません。

7時頃にもう一度声をかけて、『ご飯食べて、薬飲もう。』と言って、いったん起こしてます。

ぐったりしたまま食べられるものだけ食べて、薬を飲んで、また寝るって感じです。」

 

「今のやり方でいいと思います。

声をかけてあげてください。

プレッシャーにならないように気を付けて、動けても動けなくてもその状態を受け入れてあげてください。

 

続く診察では、

「最近、すごく調子が悪くて、全然学校にも行けてません。

なんか、耳鳴りというか、小さな音が大きく聞こえたり、ずっと聞こえ続けているような感じがして、気持ちが悪いです。」

と、息子は話していました。

 

「過敏になってるんですね。

カウンセリングでは話せた?」

「はい。」

「ご飯食べれてる?」

「はい。」

「眠れてる?」

「はい。」

 

「お母さんから見て、どうでしょう?」

 

「調子が悪いです。

特に朝はぐったりしていて、頭も体も動かないようです。 

夜、10時半には寝て、朝早く起きようとしているのですが、体が言うことを聞かない感じです。」

 

「眠らせる薬はあっても、起こす薬ってなかなかないんですよ。

リスパダールが意欲減退や耳鳴り、幻聴に効果があるので、それを期待してはいるのですが・・・。

カーテンを開けて、太陽の光を浴びる。

朝食をとる。

体を動かす。

この三つがとても大事なので、心がけてください。

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてランドセン錠0.5mgを30回分」処方され、次の診察は2週間後となりました。