やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「高校をやめたい。」

2021年06月25日 | 日記(息子・高校生)

息子、6月に入ってからは、ほぼ登校することが出来ません。

 

先日、制服を着て自転車に乗って登校しましたが、学校へ辿り着く前に気持ちが悪くなって帰ってきました。

その翌日、

「高校をやめたい。」

と、息子が言ってきました。

 

「もう、やっていけるとは思われへんのや。」

そう言ってました。

 

「今は、自律神経が乱れていて調子が悪いけど、その病気が良くなったら通えるんちゃう?

それとも、授業を受けてたときにもそう思った?」

 

「授業を受けてたときも、無理してる感があった。

このままやっていけるとは思われへん。」

 

「サポートルームで勉強したときは?

出席日数確保のため、調子が良くなるまではサポートルームで勉強してみたら?」

 

「出席にはなっても欠課になるから、結局は進級でけへん。」

 

担任の先生に聞いてみたところ、サポートルームでの勉強は、出席日数は確保できても、授業に出ない限り欠課になってしまい、教科ごとに3分の1休んでしまうと単位が取れないということでした。

数学だと4単位、英語だと3単位という形で、33単位中11単位を落としてしまえば、進級は出来ないそうです。

 

「一度、お母さんと〇〇君、保健室の先生にも入ってもらって、お話し出来ませんか?

何か出来ることがあれば、力になりたいと思っています。」

そう言ってくださいました。

 

息子にそう伝えると、ふうんという感じで聞いていたのですが、いざ、懇談の日が決まると、

「勝手に決めるな!

行きたくない!

今言っても、何も話出来へん!」

と、ごねる始末。

 

いや、勝手に決めてないし、保健室の先生と日程調整して懇談の日時を決めるという話は言ったはずだし・・・。

 

息子の苦しい胸の内は分かります。

「環境が変わったら、がらっと良くなるかもしれない。」

と、言われていましたが、その環境になじむ前に体調を崩してしまいました。

 

私自身、全日制であるこの高校が息子に合っているとは思えません。

それでも、通信制や単位制の高校、専修学校など色々説明会やオープンスクールに参加して、息子が「行きたい!」と選んだ高校です。

なんとか息子の不安を取り除けるよう、先生に力になっていただけることはお願いして、本当にこの高校をやめて後悔しないのか、考える時間を確保したいと思いました。

このままの状態では、出席日数が足りずに進級出来なくなる日がもう目に見えています。

 

この高校のオープンスクールで、不登校気味で学校が苦手だったという生徒さんが、この高校に進学して学校が好きになり、今では生徒会活動など充実した高校生活を送っているという話をされていました。

息子もそんな風になれたらいいなと思いながら聞いていました。

 

乗り越えられるのか?

違う道に進んでいくのか?