10月になり、過ごしやすくなりました。
すっかり秋の空です。
緊急事態宣言が解除され、運動会を開催している幼稚園や学校も多いようです。
息子の高校では、来週の月曜日、火曜日と文化祭が行われるようです。
そのため、先週まではずっと45分授業になっていて、放課後に文化祭の準備が行われていたそうです。
どんな風に行われるか、息子は準備に参加していないので分かりません。
先週は一日も登校出来なかった息子。
登校する意思はあって、自ら制服に着替えて家を出ようとするのですが、直前に怖くなって足が動かなくなってしまいます。
毎日その繰り返しでは、息子の心が疲弊してしまうのではないかと心配になります。
「そんなに怖くなるのは、〇〇の居場所じゃないってことと違う?」
と、思わず声をかけてしまいました。
「そんなん分かってる!
でも、せっかく(先輩と)一緒にサッカーするチャンスやのに・・・。」
中学校のサッカー部の先輩で、息子の相談にのってくれたり、自主練習に付き合ってくれたりした人が同じ高校に通っています。
(同じ高校を息子が目指したのだと思います。)
その先輩のことを、
「自分のことをちょうどいい感じにいじってくれて、一緒に話すのが初めて楽しいと思えた人。」
と言っていて、人とのコミュニケーションに不安を抱えている息子が安心して会話が出来る人のようです。
先輩と一緒にサッカーがしたい!
その思いはあっても、息子の心と体は思うようになりません。
コロナでまたもや部活が中止になるかもしれないし、一年後には先輩も引退するでしょう。
そんなこと、息子自身が一番よく分かっていると思いますが・・・。
とにかく、文化祭が終わるまでは登校するのは難しそうです。
行事のたびに、一人取り残された気持ちでいるのかもしれません。
それでも・・・。
息子の葛藤は続くようです。