10月1日の地域猫の避妊去勢手術の日に合わせて、まるちゃんを捕獲しようと、捕獲器をお借りして、29日からうちの庭に捕獲器を設置しました。
28日木曜日、ボランティアさんが捕獲器を2つ持ってきてくださり、設置の仕方を教えてくださいました。
29日はボランティアさんが朝からお仕事なので、まるちゃんが捕獲器に長時間入ったままになるとかわいそうだということで、捕獲器は昼から設置することになりました。
それまでにまるちゃんがやって来ても、ご飯は与えず、もし、ご飯をもらえるまで帰らないようだったら、チュール1本のみ与えてもいいと言われました。
捕獲の数日前から、なぜかまた太ったボス猫ちゃんがやってきて車の下で寝そべっています!
あんまり太った猫ちゃんなので、「ぶう」とか「ブッチャー」とか呼んでいるのですが、まるちゃん捕獲のために、ぶうには家に寄り付かないようご飯をあげていません。
まるちゃんがご飯を食べ始めたら、横取りしようとでも思っているのでしょうか?
最近は日に2~3回ご飯を食べに来るようになっていたまるちゃんは、ぶうが待ち伏せするようになってから、明け方にそそくさとご飯を食べて、すぐ帰るようになりました。
29日金曜日、早朝5時頃まるちゃんがやってきたので、チュールを1本だけ与えました。
午後2時、いつもご飯を食べているよしず前と玄関前の2ヶ所に捕獲器を設置。
まるちゃんが捕獲器のご飯スペースまで進むと、入り口がバタンと閉まるようになっています。
捕獲器の中に入れるご飯は、ボランティアさんの持ってきてくださった子猫用のドライフードとウエットフードで、数時間おきに取り換えます。
匂いのきつい方が捕獲しやすいとのことでした。
ところが、捕獲器の中にご飯を入れたとたん、ぶうがやってきて、捕獲器前にどしんと座ってしまいました。
ぶうは以前に捕獲され手術を受けたさくら猫なので、捕獲器の仕組みが分かっています。
さすがに中に入ろうとはしませんでしたが、なかなか立ち去ろうとはしません。
仕方なくぶうを追い払いました。
ぶうの匂いのせいなのか、捕獲器を警戒しているのか、まるちゃんは姿を見せません。
「捕獲器を布で覆うと安心して入ってくるかもしれない。」
と、ボランティアさんに言われ、前もって用意していただいていた白い布を掛けました。
けれど、まるちゃんは来ず。
最近よくやって来る明け方になっても姿は見えませんでした。
30日土曜日、この日は実家の弟のところへ行く日だったので、朝8時でいったん中止して、夕方5時頃帰って来てから再び捕獲器を設置。
タイムリミットは夜中の12時。
時々庭に出て見回るも、まるちゃんが来る気配はなし。
うちには、まるちゃんとぶう以外にも2匹の猫が立ち寄ることがありますが、まるちゃん以外の3匹は手術済みのさくら猫です。
今までまるちゃんだけ捕獲されていないのは、よほど警戒心が強いのか、賢いからなのか?
あんなに人慣れしているのになぁ・・・。
12時、とうとうまるちゃん来ずで、捕獲作戦終了。
雨も降りだし、捕獲器を家の中に引き上げました。
翌朝、1枚の白布に小さなおしっこ染みを見つけました。
「ぶうやで!
ボス猫やから、捕獲されへんように、誰も近寄るなって、匂いつけたんや!」
と、息子。
そうなの!?
次回の避妊去勢手術は一か月後。
それまで、捕獲器慣らし作戦ということで、雨の日以外、捕獲器の扉を開けたまま外に出しておいて、まるちゃんが来たら捕獲器の近くでご飯を与え、徐々に捕獲器の中でご飯を食べるように誘導していくということになりました。
お世話になったボランティアさん、夜中までLINEでアドバイスしてくださったりと、本当にありがとうございました!
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