6日金曜日は、息子のメンタルクリニックに行って来ました。
7日、8日がだんじり祭で道が混雑するため、診察を一日早めました。
「調子はどうでしょうか?」
と、先生に聞かれ、
「学校が始まることもあって、調子が悪いです。
強迫性障害の症状が出て、何回も確認してしまいます。」
と息子は答えました。
「不安が強くなると、強迫行為をして、不安をなくそうとしてしているんです。
不安が強いときは、デパス(エチゾラム)を飲んで不安を抑えましょう。
2錠飲んで、まだ不安だったら、2時間後にもう一回飲んでもだいじょうぶですよ。」
「慢性的に薬を飲んでたら、いざというとき効かない気がするんですけど・・・。」
と、息子が言うと、
「僕も不安がどれだけしんどいか知っています。
薬で不安は一時的に抑えることしかできないけど、薬を飲んで不安がましなときに、楽しいこと、夢中になれることを見つけて、こう言っちゃなんですけど、その間に不安を忘れられるようになってほしいんです。」
と、先生。
「先生、この子はサッカーが好きで、元気なときはテレビでも試合を夢中で観ているのですが、この頃はすぐ疲れて眠たくなって、寝てしまうことが多いです。
薬のせいで眠たいのかな?、と思うときもあります。
起きてるときは、ぐるぐる歩き回っていて、常に『誰かが見ている』みたいなことを言ってます。
強迫行為は、『虫を踏んでしまうかもしれない』と言って、見えない虫も気になるのか、普通に歩いたりできなくて、物を置いたりするときも、虫の上に置いていないかを何度も確認しています。」
と、私は言いました。
「虫を踏むことがあってもいいと思いますよ~。
優しいんですね。」
「はい、優しすぎるぐらい優しいと思います。」
「デパスは、不安を抑える代わりに眠たくなりますが、体質によってものすごく眠たくなる人もいるようです。
レクサプロを1.25錠に増やしてみましょうか?」
息子に確認すると頷きました。
「学校が始まるので、頓服のリスパダールの飲み薬も出していただきたいのですが、デパスを飲むのとどちらがいいのでしょう?」
「不安を抑えるのはデパスですね。
誰かが見ている、何かを言ってくるというような焦燥感やイライラを抑えるのはリスパダールです。
頓服として56回分出しときますので、様子を見て飲んでください。」
「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで、リスパダール(リスペリドン)内用液1mgを56回分」を処方され、次の診察は29日後となりました。
11日から後期スクーリングが始まることが、息子にとって相当なストレスになっているようです。
それでも、
「サッカー部で結果を出せるようになりたい!」
というのが息子の目標なので、最低限の登校が出来るよう、これまで通り、励まし、付き添っていくしかありません。
サッカーという、大好きで夢中になれるものをすでに息子は持っています。
ただ、今の息子は気力も体力も十分でなくて・・・。
どうすれば、息子の不安をなくすことが出来るのでしょうか?
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