ゴールデンウィークが明け、息子のクラスの担任となった先生が我が家に挨拶に来られました。
6日までの予定だった緊急事態宣言が延長となり、大阪府下の学校は引き続き休校となったため、クラス発表のお知らせや、これからの学習課題、それと大阪府より子ども達に配布された2000円分の図書カードを持って来て下さいました。
三年生も引き続き同じ先生が担任になるのではないかと思っていたのですが、変わりました。
息子のことでお話しなければならないことはたくさんあるのですが、こういう状況下なので、お互いにマスク着用、先生はビニールの手袋も付けておられ、玄関の外でお会いしたのは一瞬、本当に挨拶だけの家庭訪問となりました。
国語を担当されている先生で、昨年度の2年生も教えられていたそうですが、息子は授業を受けていません。
それでも、息子は先生のお顔は知っているようでした。
優しそうな女性の先生なので、まずはほっとしました。
過敏な息子は、喋り方ひとつで「責められている」ように感じてしまうため、声が大きかったり、早口だったりしても、威圧的に感じてしまいます。
これは、「拒絶過敏症」という症状の一つらしいのですが、周囲の目を気にしすぎて、バカにされたり、批判されることに極度に過敏になっていて、激しく反応してしまうのだそうです。
周りの人間に全くそんなつもりはなくても、本人がそう思ってしまうので、色々支障をきたしてしまいます。
例えば、私がぼ~っと考え事をしながら息子の方を見ていると、
「何?」
「何なん?」
と、息子は不安になって、それから落ち着かなくなってしまうことがあります。
非難の目で見られていると思ったのでしょうか?
これを克服するには、息子の自己肯定感を育てるしかないのでしょうが、なかなか簡単にはいきません。
親である私自身がど~んと構えられていないせいもあるのでしょうか
中学生で学ぶべき課題は、手渡されても、どんどん山積みになっていくだけで、
「本当は、本人のために、少しずつでも勉強させるべきなんじゃないのだろうか?」
と思ったり、焦ったりすることがあります。
私がそう思ってしまうことが息子に伝わって、「責められている」と感じるのかもしれません。
今は、先輩と始めた自主練習を続けている息子を最大限にほめようと思っています。
しんどくて練習に行けない日もありますが、先輩が公園に来なかったときも、一人で1時間ぐらいトレーニングしてから帰ってきます。
息子なりにこれ以上ないくらい頑張っていると思うので、それを言葉にして伝えるようにしています。
今、息子にとって一番大切なのは、自分自身を認めること、ありのままの自分を肯定することです。
そのためには、親である私はもちろん、息子と関わる誰かから認められ、受け入れられていると、息子自身が実感することが必要なのだという気がします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます