やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

不安との戦い

2015年07月12日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

11日は、「さわだメンタルクリニック」の診察の日でした。

今回は、通級の先生も一緒に同行されることになりました。

 

息子は、「邪魔するな~」などと泣き叫んだりすることはなくなり、一時に比べて穏やかに過ごしてはいるものの、物事に不安を感じて確認を繰り返すことは続いています。

 

「テストの字がちょっと斜めになったんやけど、だいじょうぶやんな~?」

 

それ、今、聞いてどうなるの? もう、提出した後やん。そもそも、何でそんなことを気にするの?

・・・な~んて思いつつも、私は答えます。

「だいじょうぶ! 正解やったら丸してくれるよ」

 

それでも、息子は、何度も何度も同じことを聞いてくるのです。

 

強迫性障害のことを書いている本に、「本人の確認の儀式を手助けする行為は、逆に病状を悪化させることになる」と書かれていたので、

「私の対応で本当にだいじょうぶですか?」と先生に確認したところ、

「今の状況では、(確認行為に)巻き込まれるのは、仕方がないことです。薬で、もう少し状態が落ち着いてから、確認を減らしていけるようコントロールしていきましょう」と、言われました。

 

薬は、フルボキサミンマレイン酸塩錠を完全に止め、「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、、レクサプロ錠5mg(1/2錠)」に変更されました。

 

通級の先生が、学校での対応について、質問されていました。

聞いていると、「本人に確認を求めるような言動は、極力しないように。学校では、基本の対応で・・・場面場面で、危険の回避だったり、『どちらが優先か』を考えて対応してくださったらと思います」というようなことを答えられていました。

 

息子が診察室から出てから、息子の前では聞きにくかったことを聞いてみました。

 

息子は、トイレのあとで、お尻を何度も何度も拭いて、大量のトイレットペーパーを使い、その後さらにウェットティッシュを使って、何度も拭かずにはいられないようです。

これも「不潔恐怖」による「強迫行為」だということでした。
「不潔恐怖」は悪化しやすい「強迫障害」なので、出来るだけ早く治してあげましょうと言われました。

 

まずは、薬で不安を取り除く。
そして、私は、戸惑いながらも、不安と戦う息子を明るく支えていこう。

必ず回復するのだから!


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